■チェ・ウラム:CHOE U-RAM
機械生命体ムービー
MAMプロジェクト第4弾 チェ・ウラム(ムービー有) (森美術館)
MAMプロジェクト004は1970年韓国・ソウル生まれの、チェ・ウラムです。
チェは、花や昆虫をモチーフとして、サイバネティックスな素材と想像力を土台に不思議な“生命体”を作り出すアーティスト。生み出される作品は、これまで誰も見たことのないような、私たちの想像を超越する“生物たち”です。会場は未知の世界における自然史博物館を彷彿させる仮想上の空間となります。万能な機械至上世代の未来的な美学を代弁するともいえるチェの作品は、観る人にこれまで体験したことのない、神秘に満ちた、新たな芸術的感動を与えることでしょう。
すでに終了した展覧会ですが、森美術館のページで動画が観られます。この動画が素晴らしいので、ご紹介。
展示全体が、「機械生命連合研究所(U.R.A.M)」成果報告の形態をとっていて、生命体の生息状況分布、成長過程、餌の摂取方法等、生物図鑑のように詳細に記述してあったらしい。
金属とプラスティックと半導体から作られた人工生命体。その体の繊細なデザインと材質の透明感、そしてスローな動きの優雅さが幻想的。動画で観ると、「ウルバニュス: Urbanus メス」と「ウルバニュス オス」の動きは、優雅というよりもむしろなまめかしいと言ってもいいくらいで、異次元的な感覚が漂ってくる。
◆関連リンク
・チェ・ウラム:CHOE U-RAM公式HP
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コメント
Metroさん、コメントありがとうございます。
Video: U-Ram Choe's Mesmerizing Animatronic Sculpture, 'Guardian of the Hole' | Asia Society
メカニカルな動きに磨きがかかっていますね!
これは素晴らしい。
投稿: BP(Metroさんへ) | 2011.12.11 17:11
U-Ram Choeの2011年の新作、凄いですよね。
投稿: Metro | 2011.12.07 18:54