■『攻殻機動隊SAC SSS』 3D-CG監督 遠藤誠インタビュー
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「量産と作品の底上げを図る為に」
攻殻SSS 3D監督 遠藤 誠
遠藤:たぶん3Dも簡易なものは海外に行きますけれども、攻殻クラスのものは無理だと思いますね。
(略)センスの問題もありますけれども、よほど理解しない限りはあのモデリングは出来ないって云うのがあるんですよ。他作品の3Dと比べてもらえれば一目瞭然だと思うんですけれども、攻殻のタチコマはそれらといっしょかって言われたら、たぶん違う次元にいるんですよ。カメラマップに関しても違う次元にいるんですよね。それはやっぱり育ててきている部分で、基本となるキーワードをまず知っているか知らないかなんですよ。それはたぶん一緒にやらなければ通じない部分。堀川:原画は短期スケジュールになれば人海戦術になるんですが、3Dのチームは大体1チームどれくらいの人数なんですか?
遠藤:10人くらいかな。
堀川:10人くらいの優秀な3Dチームができれば、90分の長尺で、攻殻クラスの3Dを使用する作品で、どれくらいの生産力を目指されていますか?
遠藤:期間ですか?
堀川:年間生産分数を。90分の劇場何本って言ってもいいのかな。
遠藤:3本かな。
面白かったところを一部引用しましたが、全体はこの20倍くらいのボリュウムのある読み応えのあるインタビューです。SSSについては、秘密のようで、残念ながらあまり語られていません。
『攻殻機動隊SAC』のタチコマや兵器、それから自動車のCGは画面を引き締める素晴らしい映像になっていたと思うので、これ、読みたかったインタビューです。オススメ。
SSSのTV放映ですが、shamonさんに教えてもらったのですが、「STUDIO VOICE」 2006.07号 -アニメを見る方法-によると、「オリジナルのテレビスペシャル」とのこと。
うーん、どんな番組枠になるんだろう。『ルパン3世』のように日テレの9時台とかかな?それともANIMAXとか? 僕は日テレゴールデンでメジャーな人気を得てほしいと思います。
◆関連リンク
・タチコマ スクリーンセーバー 上の写真は私のPCに生息するタチコマくんのCG。マウスでグリグリ廻せていいですよ。
当Blog記事
・攻殻機動隊STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
・攻殻機動隊 SAC - Solid State Society 映像
◆06.7/2追記
・Perfect TVパーフェクトチョイス160(公式HP)
(野良犬の塒さん: 『攻殻SSS』9月1日よりPPVで放映経由)
公開形態がはっきりしました。凄く観たいのだけどこのためにパーフェクトTVに入るわけにもいかないし、、、。あとストーリー情報も追加がありました。
あらすじ(略)一連の事件を背後で操っている存在が「傀儡廻」と呼ばれる超ウィザード級ハッカーであることが判明する。 そんな中、他のメンバーとは別ルートで事件の追跡をしていたバトーは、偶然にも草薙に再会する。「“Solid State Society“に近づくな」という謎の言葉を口にして去る素子。そして残されたバトーの脳裏にはある疑念が生じる。「傀儡廻」とは素子のことではないのか……。
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コメント
shamonさん、こんばんは。
追記しましたが、公開9/1に決まったのですね。
激しく観たい。スカパー入るしかないかなーー。
投稿: BP | 2006.07.02 21:46
おはようございます、BPさん。
>テレゴールデンでメジャーな人気を得てほしいと
しかしいきなり「攻殻SSS」だけをやるにはかなり無理のような^^;。
本命はANIMAXですかねー。
でもあの予算で作るんだから是非劇場公開して欲しい。やっぱ大画面で見たいじゃないですか(^^ヾ。
で、DVDは特典をいっぱいつけてもらう、と。
投稿: shamon | 2006.07.01 09:32