■新刊メモ エリック・ラーソン『悪魔と博覧会』
サミュエル・R. ディレイニー他『ベータ2のバラッド』
超大国アメリカの出発点を画した壮麗な博覧会。その陰に、女性を解剖し殺す、美男の医師が潜んでいた。1人の刑事が足跡を追い、ついにその仮面を剥ぐ-。世界博覧会の栄光と異様な犯罪の対照を描く、重量級ノンフィクション。
"The Devil in the White City"の邦訳。
19世紀末の万博が開催されたシカゴを舞台にしたシリアルキラーのノンフィクション。表紙の写真とこの紹介の文章にノワールが充満しています。
ディレイニー他『ベータ2のバラッド』 (国書刊行会公式ページ)
SFに革命をもたらした<ニュー・ウェーヴSF>の知られざる中篇作を若島正選で集成。サミュエル・R・ディレイニーの幻の中篇「ベータ2のバラッド」、ハーラン・エリスンの代表作「プリティ・マギー・マネーアイズ」他、キース・ロバーツ「降誕祭前夜」、バリントン・J・ベイリー「四色問題」、リチャード・カウパー「ハートフォード手稿」の全5篇、プラス、ボーナストラックとしてH・G・ウェルズの中篇も収録!
「翻訳SFアンソロジーの愉しみ」若島正さんץ大森望さんトークショー
■2006年6月11日(日)17:00~18:30(16:30開場)
「もしこんなテーマのアンソロジーがあったら・・・?」お二人がテーマに合わせて選ぶ、絶対出版不可能(?)な架空アンソロジー・リストも当日発表!お楽しみに!
あ、これ出てたんだ。さっきAmazonで知りました。
ディレイニー、エリスン、ロバーツ、ベイリーという名前が並んでいるだけで買ってしまいます。山形浩生氏のレビュウによれば、表題作が愚作らしいですが、、、。幻の作品だったのに。あ、殊能将之氏は「傑作でもなんでもないし、ディレイニーの諸作のなかでもとりたててとりあげるべき作品ではないが、楽しく読めました」と書いてますね。
青山ブックセンターのイベントは、面白そうですね。あさっての開催。
| 固定リンク
« ■カリ城パロディ と ポール・グリモー監督 『王と鳥』
と「スーパーマン」vs照樹務「泥棒は平和を愛す」 |
トップページ
| ■もうひとつのドイツワールドカップ
ロボカップサッカー RoboCup Humanoid League 2006 »
コメント