■株式会社ココロのシリコン生物
「アクトロイド:ACTROID-DER2」
リアル人体型ロボット「アクトロイド」がスラリ足自慢&小顔に~ココロ、「アクトロイド-DER2」を発表 (RobotWatch)
シリコーンゴムが活躍する進化するロボットをご紹介します
(信越化学工業HP)
株式会社 ココロ 動刻部 動刻営業課 主任 松崎 辰夫さん
現在、大阪大学の石黒研究室と共同で、ロボットと人間が共存するためにロボットに求められることは何かを研究中です。この「アクトロイド」は、その研究材料として活用されています。
今以上に人間に似せたロボットを作るには、より人間の肌に近い材料が必要不可欠。確かに、シリコーンゴムは有力な候補の1つですが、今以上の質感を求めたい。そのためにも、信越化学さんなどの素材メーカーさんと、今以上の協力体制を確立していければと思っています。
右が今回発表されたもの。左の万博のと比べても、だんだんと表情とか触感がリアルになっているようです。不気味の谷の問題はこのロボットを実際に目の当たりにするとどんな感情が沸いてくるか、ということで、はかれるのかもしれません。RobotWatchのリンク先にある動画もかなりリアルな動き。でも不気味さはそれほどでもない。実物をみるとどんなものなのか、、、。
今回、メカニズムとか知りたかったのだけれど、エアサーボシステムというのが通常の空気圧アクチュエータと何が違うのか、調べても良くわからなかった。ディズニーが開発したものとそんなに変わらないのじゃないか、という雰囲気。
触感については、信越化学とかがこうした分野でも先端技術を発揮するというわけですね。シリコンがここでも活躍。頭脳(ハート)もケイ素で体もケイ素。アンドロイドは実はシリコン生物だったんだ(^^;)。昔のSFにシリコン生物が出てきた。あれは石のような外観だったが、この珪素生物はシリコンのゴムの外観をまとう。21世紀は柔らかいシリコン生命体の時代なのかも。
あと、記事で初めて知ったのは、株式会社ココロがサンリオの関連子会社である、ということ。きっとピューロランドとかの出し物の制作とかからスタートした会社じゃないのかと思った。うーん、21世紀にサンリオがアンドロイドを世に問うているとは? サンリオSFでお世話になったP・K・ディックも想像していなかった未来がここにある。
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コメント
品質がおかしいから洗ってみたらやっぱり石黒教授絡んでたか…;w ほんでサンリオと、タカトミやバンダイとの決定的な差を今感じた気がする。というかバンダイが田舎者なのは分かってたが、(タカトミは単純にゼニ無いだろ多分)サンリオがここまでだったとはな…;。
投稿: | 2011.08.17 12:24