■紅葉の森林に佇む彫刻群
札幌芸術の森 野外美術館・2
彩霞燈 一色 邦彦 作 1982年
この作品、デフォルメの感じがなかなか味わい深い。このようにゆがめて造形できるセンスが素晴らしいと思います。
この作家の他の作品。
うつろひ 宮脇 愛子 作 1986年
ステンレススチールの4本の支柱と、風にふかれてしなやかに揺れる8本のワイヤー。
これはSFマインドをくすぐります。芝生の緑と薄茶にかすれた背景の森林、そして金属の輝き。作品と自然の融合or侵入のイメージがなかなか鮮烈。
右はこの作品近傍の森。静止画では表現できませんが、風に対する揺れ方が絶妙で、はるか古代に森で暮らしていた祖先の記憶がDNAレベルでわさわさと騒ぎます(^^;)。この森への感覚、わかりますよね??
走向世界 田 金鐸(ティアン ジンズオ)作 1986年
これはなんだかほほえましいフォルムが気に入りました。
髪型はウランちゃん(^^)。全体的に抽象化した造形が手塚治虫のキャラクタになんか似ています。
背景の白樺とのどこかミスマッチも楽しい。
というわけで、第二弾でした。まだ続けようかと思います。(野外美術が、たまらなく何故か解放の感覚をさそって、ひさしぶりにのびのびした気持ちを取り戻せた感じ。森林のおかげかな。いや、最近、ちょっと本業で疲れ気味なので、、、、。)
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