■スコット・コフィ監督『ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー』
NAOMI WATTS Plays ELLIE PARKER 予告篇
ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー 予告篇
(イメージフォーラム11/11公開)
ナオミ・ワッツが、デイヴィッド・リンチ監督の『マルホランド・ドライブ』で出会った俳優仲間のスコット・コフィと意気投合。製作費の全くないまま勢いにまかせて製作した16分の短編コメディーが4年の歳月をかけて長編に仕立てあげられた『ナオミ・ワッツプレイズエリー・パーカー』。コツコツと手作り感覚で撮影されたハリウッド女優主演の究極のインディーズ・ムービーである。
ナオミ・ワッツ扮する無名の女優エリー・パーカーが明日のスターを夢見て朝から晩までオーディションを受けまくり、貧乏と挫折の荒波にもまれながらもタフに生きる様をハイ・テンションな演出で描いた映画。
製作途中で主演のナオミが無名の女優から現実にハリウッド・スターになってしまい、フィクションがセミ・ドキュメンタリーへと変貌を遂げてしまった作品。ナオミ・ワッツの裏ベストとも呼びたい新鮮さにあふれていて必見。
リンチの『マルホランド・ドライブ』マニアにはたまらない映画です。特に女優のオーディションシーンの素晴らしさでナオミ・ワッツファンになった私としては(^^;)。なんせ、この映画、オーディションがテーマなのですから。
スコット・コフィ 『ナオミ・ワッツ プレイズ エリー・パーカー』について語る
ここを読むと、監督と女優とほとんど二人でデジタルビデオを駆使して撮影されたようです。まあなんと幸せな監督なのでしょう。
・Scott Coffey(IMDb)は、Inland Empire (2006)でJack Rabbit役。ナオミ・ワッツはRabbitの声役のようです。
・Tank Girl (1995)でもこの二人は共演。今の今まで怪作『・タンク・ガール』にナオミ・ワッツが出てたこと、知らなかった。タンク・ガールなナオミ・ワッツ。
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