■新刊メモ R.A.ラファティ 『子供たちの午後』
あさのまさひこ 『海洋堂マニアックス』
菊地一郎 『偽景―1998-2006』
R.A. ラファティ著, 井上 央編訳『子供たちの午後』
子供たちの午後 -Among The Hairly Earthmen-(1982年版について)
アダムには三人の兄弟がいた 氷河来たる
究極の被造物 パニの星
子供たちの午後 トライ・トゥ・リメンバー
プディブンディアの礼儀正しい人々 マクグルダーの奇蹟
この世で一番忌わしい世界 奪われし者にこの地を返さん
彼岸の影
1982年に刊行されていたものの復刊。以前買いそびれていたので、今回入手しました。
イーガン『ひとりっ子』も未読ですが、もう一冊、子供もの(??)海外SFが積読になってしまいました。でも楽しみ。
あさの まさひこ『海洋堂マニアックス』
仕掛け人たちが初めて語る「食玩ブームの倒壊の真実」(公式HP)
『海洋堂クロニクル―「世界最狂造形集団」の過剰で過激な戦闘哲学』と同じ編著者の新刊。『クロニクル』がなかなか傑作だったので、これも面白そう。ところで食玩ブームって倒壊したんですか??コンビニ行くといっぱいあるけど、、、。
菊地 一郎『偽景―1998-2006』
菊地 一郎展 新宿ニコンサロン(公式HP) TAB イベント - 菊地一郎 「偽景」
2007年01月16日 〜 2007年01月22日
作者は日本各地をまわり、風景の中にある人間の痕跡を撮り続けている。そしてその痕跡がまわりの風景に調和しておらず、違和感があることに気づいた。それらはへんてこなオブジェ、意味不明な看板、風景の幾何学模様などで、これらを集めた「にせものの風景」が本展のテーマ“偽景”である。モノクロ44点。
たまたま本屋で見かけた写真集。さびしげな風景の写真集。なかなかいいです。
◆関連リンク
・ファンサイト 秘密のラファティについて
・海洋堂(公式HP)
・リボルテック(amazon)
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コメント
あんまりようさん、こんばんは。コメント、ありがとうございます。
>>海洋堂マニアックス、先日購入しました。中々の読み応えですが写真、図版ばかり眺めていて
>>肝心のテキストに移行出来ません(笑)。
たしかに見ごたえ充分なボリュウムですね。
>>これ読むと村上隆も何だかんだ言って評価すべき事も多々ある…のかなあ(弱気)と思います。
あ、ころびそう(^^;)。そうですか、そういう観点も書かれているのですね。
先日もテレビで村上某のフィギュアがアメリカのオークションで数千万円だかで売れたと言ってました。やはり僕にはまだ信じられません。あんなものによくもそんな金を、、、アメリカはアートが完全に投機対象になっていて珍しければ何でもいいのかな、とか思ってしまってました。
ちゃんとこういう本でしっかりした情報を読んでおくべきですかね。
投稿: BP | 2007.01.26 00:55
海洋堂マニアックス、先日購入しました。中々の読み応えですが写真、図版ばかり眺めていて肝心のテキストに移行出来ません(笑)。これ読むと村上隆も何だかんだ言って
評価すべき事も多々ある…のかなあ(弱気)と思います。
著者は村上と長い交流ありますが批判もしっかりしててその辺りも納得いきました。
…食玩ブームの倒壊ってのはちょっと悲観的な物言いですが、収録のインタビュー(とゆうか対談)を読むと関係者(仕掛人)が「倒壊」と感じてしまうのも判らなくはないです。決して終焉では無いと思いますが…
今日も近所のコンビニには鬼神伝承とジョジョが沢山…なんかエヴァのもあったし。
投稿: あんまりよう | 2007.01.26 00:01