■『日本沈没』スクラップNo.2
岡本愛彦演出ラジオドラマ『日本沈没』
日本沈没 - Wikipedia (下記は私が記述(^^;))
ラジオドラマ 毎日放送版
映画版、テレビ版より早い1973年10月8日から1974年4月5日の半年間全130回毎日放送制作で、9:00~15分の帯番組として月曜から金曜の毎日、ニッポン放送系列で放送された。
スタッフ
演出:岡本愛彦 脚色:蓬莱泰三 音楽:田中正史
効果:高田暢也 演出助手:竹内東弥
キャスト
小野寺浩介:江守徹 阿部玲子:太地喜和子 田所雄介博士:加藤武
幸長信彦助教授:金内喜久夫 中田一成:高橋悦史 邦枝:角野卓造
山本総理:北村和夫 渡老人:龍岡晋 吉村秀夫:下川辰平
語り手:川辺久三 その他出演:文学座
ラジオドラマ『日本沈没』引用 (クリックで 最終回.mp3 の一部を聴けます)
AMラジオで放送されたものをラジカセで録ったテープ(3本)が我が家から発掘されました。テープのうち一本は切れて再生ができませんが、あとの2本はなんとかディジタル化し、永久保存できる状態にしました。
たぶん音源としては現存するものは数少ないのではないかと思います。以下、ラジオドラマについて記すに当たって、まずはこの不完全な音源ですが(ちょっとテープが伸びているような音)、どのようなものか引用します。初めて聴く方も全体をイメージいただけるのではないかと思います。昔聴かれた方は、その時のことを思い起こしてみてください。(掲載するファイルは全130話約30時間のうちの2分ほどですので、研究の引用範囲と考えますが、著作権者の方、もし問題があればご指摘ください。他で音源が残っている話は聴いたことがないので、33年前の文化的遺産(^^;)として掲載する側面もあります、ご容赦いただければ幸いです。)
先日の記事「『日本沈没』スクラップNo.1」でも書きましたが、僕はメディア展開された『日本沈没』の中で、このラジオドラマ版が最も傑作だったと思っています。もちろん全130回のドラマは、現在全てを聞きなおすことはできないので、記憶に頼った感想ですが、、、。
約30時間という長丁場でテレビドラマ版のようにご当地沈没シーンでお茶を濁すようなこともなく、原作を膨らませたり設定を変えて、重厚なドラマが作られていました。
僕が持っている唯一のラジオドラマのシナリオ(第13-15回)にもその片鱗はみてとれます(上の写真。裏表紙の店屋物の数のメモがリアル)。原作との違いを書くと、、、。
・主人公の潜水艇乗り小野寺が初めて阿部玲子に会うのは、上司の吉村部長に紹介されるより前。
小野寺 阿部剛造の一人娘 そして、あの暗い異様な海底の画の作者
「津村玲子」 一体どういうことなのだ?
(略)
玲 子 どんな所かしら? 海の底って。
小野寺 (戸惑いながら)どんなところって ただ 光がなくて まっくらで
冷たくて 何もない
玲 子 何もない
小野寺 一平方センチに一トンもの水圧がかかっている地獄のようなとこ
ろですよ
玲 子 (低いが鋭く)地獄?! どうして?!
小野寺 (たじろいで) どうしてって
玲 子 じゃ 何も棲んでないの?
小野寺 いや 生物はいます。 魚も 脊椎動物も そんなところでも、や
っぱり生きてる
玲 子 だったら、地獄じゃないわ 海の底は
(略)
小野寺 しかし なぜ あんな画をかくんですか? あんなに暗い海底の画
ばかりを
(略)
玲 子 (ポツンと) 海の底にいるんです。私の母は----
小野寺 え----?
玲 子 ----焼津の浜から 海に入って 死んだの
( 第13回シナリオより )
この玲子の設定に加えて、第13回では小野寺が潜水艇の操縦ミスで先輩を死なせた過去が描かれている。これらが「わだつみ」の乱泥流との遭遇シーンの不気味な音像が作り出した雰囲気と通底して、列島沈没のドラマ冒頭のイメージを構成していた。
一例で示したが、このように重層的に作り出された物語と海底や地震の音の世界が、当時中学生だった僕の空想映像世界を喚起させたのだと思う。
そしてドラマは、日本の沈没を描いて、上で引用した最終回の小野寺と玲子のシーンへ繋がっていく。最終回は原作(注1.)と違い、沈没からまぬがれている新潟の直江津にいる二人を描いている。そして玲子のセリフ 「お母さんのところへ行くのね。海の底で呼んでいる」。
出会いからつながる最終シーンのこのセリフが、海底の暗いイメージを想起させて、日本沈没のドラマを幕引きする。全体のトーンを形作っていたのが、オリジナルで追加された部分であったことがわかる。脚色の蓬莱泰三氏と演出の岡本愛彦氏の構築したラジオドラマ独自の成果だと思う。
注1.) 原作のラスト、小野寺は少女摩耶子とシベリア鉄道に乗っているシーンで幕を閉じる。そこで語られる八丈島に伝わる丹那婆の話の物悲しさも素晴らしい。
◆岡本愛彦氏について
・私は貝になりたい(Wikipedia)
・岡本愛彦氏著作
・岡本愛彦氏の訃報 ( neomarxisme: The Legacy of Shibuya-Kei Part One )
「私は貝になりたい」岡本愛彦氏が死去
名作テレビドラマ「私は貝になりたい」の演出などで知られる映像作家でジャーナリストの岡本愛彦(おかもと・よしひこ)さんが、10月24日に前立腺がんのため、神戸市内の病院で死去していたことが11日、分かった。79歳。鳥取県出身。
遺志により、葬儀は親族だけで済ませた。自宅は公表していない。喪主は妻立子(りゅうこ)さん。
50年、慶大卒業後、NHK入り。57年にラジオ東京テレビ(現TBS)に移り、C級戦犯に問われた庶民の悲劇を描いた「私は貝になりたい」(58年)で芸術祭賞を受賞。テレビドラマを社会的、文化的に認知させた。63年にフリーに。著書に「テレビよ、驕(おご)るなかれ」など。
女優森光子(84)の才能を見いだし、59年には結婚したが、4年後に離婚した。大ファンだった長嶋茂雄氏が倒れた際は「必ず再起すると思う」などとコメントしていた。[2004/11/11/07:45 紙面から]
当時、ラジオを聴いた感想を岡本氏にお送りして、その後、数通の手紙をやり取りさせていただきました。今もその手紙は僕の宝物になっています。忙しい中、子供の僕に丁寧な手紙をいただき、いろいろなことを書いていただきました。
残念ながら2004年に亡くなったということで、最後になりましたが、この場を借りてご冥福をお祈りします。
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コメント
鮎川想さん、はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
テープでの修復、一度、試してみたいと思います。愛着のあるラジオドラマなので復元できたら嬉しいです。
投稿: BP(鮎川想さんへ) | 2017.01.02 08:31
はじめまして。
ラジオドラマ「日本沈没」のテープが現存することに驚きました。もう1本の切れたカセットテープのことですが、修復して再生できないのでしょうか。切れただけなら、なんとかなりそうですが。
投稿: 鮎川想 | 2016.12.29 23:26
KAZUさん、はじめまして。
>>当時中学生の私には衝撃のラジオドラマでした。田舎に住んでる関係で、地元の放送局にも関わらず電波の受信状態が極めて悪く聞き取れない日も多々ありましたが、楽しみに聞いていました。
同じくですw。
時々、別の中国語とかのラジオが混在する、あのAMの雰囲気、今、思うと懐かしいです。
>>演出は大人のドラマって感じで耳からだけでしたが、かなりの恐怖感と緊迫感があり、作品としては最高傑作だと思います。
映画やテレビよりも、迫力があった記憶です。
ラジオの前にかじりついてましたw。
>>出来るならば、いい大人になった現在、再度聞き直したいです。
>>ラジオドラマの原版が在るなら、是非、CD等で出して欲しいです。
原版が毎日放送に残っていると良いのですが、、、。小松左京さんの追悼で、CDもしくはPODCAST化してもらえると嬉しいですよね。
投稿: BP(KAZUさんへ) | 2012.02.07 00:00
当時中学生の私には衝撃のラジオドラマでした。田舎に住んでる関係で、地元の放送局にも関わらず電波の受信状態が極めて悪く聞き取れない日も多々ありましたが、楽しみに聞いていました。演出は大人のドラマって感じで耳からだけでしたが、かなりの恐怖感と緊迫感があり、作品としては最高傑作だと思います。出来るならば、いい大人になった現在、再度聞き直したいです。映画は5回見に行きました。田舎のボロイ映画館に長蛇の列でした。テレビシリーズも見てましたが、人間ドラマ中心で、特撮はそこそこでしたが、翌日学校で沈んだ箇所を日本地図に星印してました。十数年後に映画版の日本沈没がビデオで発売された時、即買しました。3万3000円でした。ラジオドラマの原版が在るなら、是非、CD等で出して欲しいです。
投稿: KAZU | 2012.02.04 20:35
追憶の人さん、はじめまして。
>>ラジオ版「日本沈没」は、もう二度と聴くことはできないのだろうと思っていたので感激です。
喜んでいただけて、嬉しいです!
記憶の中だけにある幻のドラマを白日の下にさらすのが良いのか、ちょっとためらいもあったりしますが、これは美化された記憶と比較しても遜色のない感じに聴けて、やはりレベルが高いのでしょうね。
>>夜9時30分から10時までは「日本沈没」「欽ドン」「怪人二十面相」というラインナップだったと記憶しています。
僕は東海ラジオでしたが、「日本沈没」「欽ドン」の順番は覚えています。「怪人二十面相」はこちらでは別だったかも。
>>小野寺と玲子の政略結婚を画策する吉村部長が運転する自動車が、崖崩れに飲み込まれるシーンが印象に残っています。
あ、そう言われれば僕もそんな記憶です。
>>ミスといえば、ケルマディック号のことを「ケマルデック」と言っているセリフやナレーションがあり、ケルマディックだよなあと、原作と照らし合わせた記憶があります。最初はケルマディックだったのが、途中からケマルデックに変わったように思うのですが、真相やいかに。
おー、そういうことですか。実は『日本沈没』スクラップNo.3のスクラップ帳で僕も「ケマルデック」と書いてまして、もしかしてラジオに従っていたのかもです。
>>ラジオドラマというのは小説という形式に最も近いのかもしれないと思いました。
これ、同感です。想像力の刺激の度合いがちょうどいい感じです。
FMでこの頃、SFのドラマ化が何本かあり、田中光二『異星の人』(エイリアン・メモ)が素晴らしかった記憶。これもカセットに録ってあったはずなのですが、現在行方不明。聴きたくて仕方なかったりします。実は傑作である原作よりもラジオのジョン・エナリー(主人公)が好きでした。
>>ぶしつけに色々書かせていただきまして失礼しました。しばし懐かしい記憶にひたることができました。
まさにこういう会話をファンの方としたかったので、こちらこそ、ありがとうございました。考えてみれば、このラジオドラマ、学校でも聴いている友達に会ったことがなく、この記事で初めてファンの方と交流しているという、なんと33年ぶりの感慨をBlogで味わっています。いいですね、ネットって。
ではでは今後ともよろしくお願いします!
投稿: BP@究極映像研 | 2007.02.13 00:48
初めまして。
ふと「ラジオ 日本沈没」で検索したところ、このページがトップに出てきたので拝見しました。
ラジオ版「日本沈没」は、もう二度と聴くことはできないのだろうと思っていたので感激です。
「人間と 人間の とっても爽やかな ふれ合い 恥じらい 感じ合い ご機嫌いかが 頭痛にノーシン」というCMソングも思い出しました。
私は当時小学六年でしたが、ニッポン放送でよく聴いていました。夜9時30分から10時までは「日本沈没」「欽ドン」「怪人二十面相」というラインナップだったと記憶しています。
原作も大部分は理解できないながら一応読んでいました。映画もテレビシリーズも観ていました。
最終回はこんな悲劇的な終わり方をしていたのですね。年をとってみると、こんな終わり方もいいなと思います。語られているのは現在でも古くなっていないテーマですね。
私はラジカセもなかったので、記憶でしかないのですが、小野寺と玲子の政略結婚を画策する吉村部長が運転する自動車が、崖崩れに飲み込まれるシーンが印象に残っています。
台本はガリ版なんですね。こういうところにも当時の手作り感が漂っていると感じられます。
原作では小野寺俊夫なのに、ナレーションなどで小野寺コウスケとなっていたのが不可解で、台本上のミスなのかとも思っていましたが、最初から役名として小野寺浩介だったのですね。
ミスといえば、ケルマディック号のことを「ケマルデック」と言っているセリフやナレーションがあり、ケルマディックだよなあと、原作と照らし合わせた記憶があります。最初はケルマディックだったのが、途中からケマルデックに変わったように思うのですが、真相やいかに。
小野寺は江守徹さんでしたねえ。後に大河ドラマ「元禄太平記」の大石内蔵助役で出演されているのを「小野寺の人だ」と思ったものです。
太地喜和子さんもあんな熟女なのだと知るのは後のことでした。
中田役が誰だったのか思い出せなかったのですが、そうそう、高橋悦史さんでした。
思えばラジオ版「日本沈没」でこういった役者さんの名前を憶えたのでした。
重厚な原作の全体像に迫るには、二時間を越える映画でも、一話完結のテレビシリーズでも難しいものがあるのでしょう。ラジオ版には、総理が若者の世界雄飛を提唱するシーンや、邦枝と「ボックスD」(でしたっけ)のシーンもあったと記憶していますが、ラジオドラマというのは小説という形式に最も近いのかもしれないと思いました。
ぶしつけに色々書かせていただきまして失礼しました。しばし懐かしい記憶にひたることができました。
ありがとうございました。
投稿: 追憶の人 | 2007.02.12 22:39
ラコスケさん、オタクイーンさん、こんにちは。
>>いい加減な記憶を元に、潜水艇は日本鋼管で造られた、というイメージを持っていた
>>のですが、どうも勘違いだったようです。
>>しかし、なぜ当時の自分が会社名だけ憶えたのか、ほんと不思議です。
もしかしたらスポンサーに敬意を表して、そうした設定になっていたかもしれませんね。僕もドラマの中の設定の正確な記憶はありませんので、、、。
>>これを機にRSSリーダーに登録させてもらいますね。
こちらこそ、これをご縁にこれからもよろしくお願いします。
>>記憶の片隅に残る独特の緊迫感や寂寥感は、ラジオドラマの特質を最大限に活かした
>>脚本、演出の賜物でしょう。久々のラジオ版「沈没」との再会に胸が一杯です。
ありがとうございます。そういっていただけると、著作権上の問題にひやひやしながらもアップした甲斐があります。本の批評と同じで、これくらいなら引用の範囲ととらえていただけますよね。
>>昨年公開の樋口版「沈没」は公開初日に劇場鑑賞、追って最近発売されたDVDも購
>>入し、自室で73年版と見比べております。
僕も昨年、映画のあと73年版を見比べました。
重厚な迫力では森谷司郎監督版、負けていないですね。樋口真嗣監督版も好きですが、、、。
>>ラコスケ様と同じく、私もスクラップNo3に期待しております。
そう言っていただけると、嬉しいです。週末にはアップします!
投稿: BP | 2007.02.02 08:15
はじめまして。「オタクイーン」と申します。ラコスケ様からこちらのサイトをご紹介いただき、失礼ながらお邪魔致しました。
拝見させて頂いたところ、様々な事に大変深い造詣をお持ちで感服しております。
私も「日本沈没」には深い思い入れがあります。1973年の劇場版映画、1974年のテレビ版に加え、こちらでご紹介されているラジオ版もリアルタイムで体験したクチです。
貴重な音源、早速拝聴させていただきました。記憶の片隅に残る独特の緊迫感や寂寥感は、ラジオドラマの特質を最大限に活かした脚本、演出の賜物でしょう。久々のラジオ版「沈没」との再会に胸が一杯です。
どうもありがとうございました。
昨年公開の樋口版「沈没」は公開初日に劇場鑑賞、追って最近発売されたDVDも購入し、自室で73年版と見比べております。
BP様ほどの鑑賞眼、解析能力はありませんが、私も沈没ファンとして末席に添えていただければ嬉しい限りです。
ラコスケ様と同じく、私もスクラップNo3に期待しております。これからもよろしくお願い致します。
投稿: オタクイーン | 2007.02.01 19:59
BPさん、こんばんは。
> そーです。上のmp3ファイルの冒頭で名前が出てくる「ノーシン」と「日本鋼管」がスポンサーでした。ドラマの中には「日本鋼管」は確か出てきません。
お、冒頭のスポンサー名、聞き逃してました。
いい加減な記憶を元に、潜水艇は日本鋼管で造られた、というイメージを持っていたのですが、どうも勘違いだったようです。
しかし、なぜ当日の自分が会社名だけ憶えたのか、ほんと不思議です。
究極映像研究所は、1年ほど前からときどき検索経由でたどり着いていましたが、これを機にRSSリーダーに登録させてもらいますね。
投稿: ラコスケ | 2007.01.31 23:59
ラコスケさん、はじめまして。コメント、ありがとうございます。
この番組のファンの方の書き込み、とても嬉しいです。
>>ちなみに、「日本鋼管」が記憶にあります。
>>ドラマ内に出てきたような気するのですが、スポンサーでしょうか?
そーです。上のmp3ファイルの冒頭で名前が出てくる「ノーシン」と「日本鋼管」がスポンサーでした。ドラマの中には「日本鋼管」は確か出てきません。
今、調べたら2003年に「日本鋼管」という会社は鉄鋼部門だけ川鉄と統合されてJFEスチール(Wikipedia)という会社に変わっていたのですね。最近、名前を聞かないと思ったら、、、。
>>作品もさることながら、「日本沈没」のロゴに弱い者としては、スクラップNo.3にも期待しています!
実は力を入れたこの記事に今までコメントが付かず、日本沈没ファンは少ないのかな、とNo.3の企画を中止しようかと思っていたので、ラコスケさんのコメントで元気が出てきました。
ラジオのネタが一番珍しいものだろうと思いますが、あと少しネタがありますので、続けたいと思います。たぶん今週末くらいにNo.3をエントリできると思います。
ではでは、今後ともよろしくです。
投稿: BP | 2007.01.31 00:06
小学2年当時、ケガで入院したのを機に聴いて以来の再会に、感激しています。ありがとうございます。
内容はまるで記憶にないながらも、僕にとっては、(昨年のを除くと)唯一、リアルタイムで体験できた「沈没」という点でも印象深いものです。
ちなみに、「日本鋼管」が記憶にあります。
ドラマ内に出てきたような気するのですが、スポンサーでしょうか?
長年の疑問です。
樋口監督版に出演の加藤武・北村和夫両氏が出演していたというのには、ニヤリとさせられますね。
作品もさることながら、「日本沈没」のロゴに弱い者としては、スクラップNo.3にも期待しています!
投稿: ラコスケ | 2007.01.30 23:45