■磯光雄監督 『電脳コイル:COIL A CIRCLE OF CHILDREN』
TAF2007 プロモーション映像
磯光雄監督 『電脳コイル』 公式HP プロモーション映像
TAF2007プロモーション映像 オープニング(Youtube)
(07.4/14追記 削除されたみたいです。O.P.映像は残されています)
ひねもすのたりの日々: TAF2007(東京国際アニメフェア)
これはすごい(・・;。
派手な色彩もアクションもないのに観客を引き込む演出が素晴らしいです。
躍動感溢れるキャラクターの動きだけでなく、細かな仕草もしっかり描かれて
アニメーション本来の”動く”魅力がいっぱい。かわいいキャラクターも登場するし、子供受けも最高でしょう。
shamonさんの紹介された記事を読んでいて、どうしてもプロモ映像が観たくなって探したら、さすが10億ドルの訴訟を起こされるYouTube、しっかり既に映像がアップされています。
こうなることは初めからわかっているので、NHKや徳間もプロモをいち早く公式HPでアップすれば良かったのに。
アニメータ磯光雄氏はその超絶アクションでならした凄腕ですが、演出家磯光雄氏は『ラーゼフォン』15話で渋い落ち着いた芝居をみせていたので、初監督作がどうなるか注目の的だったのですが、どうやらその両側面の融合+「子供受けも最高」路線。
オープニングと予告篇を収録した5分30秒のプロモ映像には、しっかりと丁寧な芝居とアクションが息づいてる。電脳メガネというガジェットを導入したことで、普通の町に不思議な空間が露出してくるイメージがワクワクさせてくれます!
◆関連リンク
・NHKアニメワールド:電脳コイル(公式HP) 5/12(土)18:30- 全26話
26話という発表がありました。
・【TAF2007】プロモ映像初公開 『電脳コイル』(アニメイトTV Web)
・【電脳コイル】(徳間公式HP)
東京国際アニメフェア2007 出展情報プロモーション映像 初公開!
来る3月22日(木)より開催される「東京国際アニメフェア2007」において、『電脳コイル』は徳間書店ブースで、プロモーション映像の上映&特別展示会を行います。
オープニング「プリズム」/エンディング「空の欠片(かけら)」
作詞・作曲・歌 池田綾子 編曲 TATOO
・主題歌を担当された音楽製作者北村岳士氏のBlog 「暇」を生きる: 電脳コイル
作品のイメージや描きたい世界の映像感を「言葉」で狭めないで伝えてくれようとする姿勢は常々「言葉」の持つ伝達能力の限界を感じていた私は非常に共感を持ちました。「そう!クリエイターかくあるべき!」
綾子嬢もそういうタイプなので二人のイメージリンクはとてもうまくいったのだと思います。
出来上がった作品は・・オープニング曲:「プリズム」
エンディング曲:「空の欠片」「プリズム」は磯監督のイメージと映像感と・・場所感??例えば「空き地」や「路地」などの場所が持つ感覚・・感情を描きたいという試みを受け書き上げた歌で、誰もが持つ「孤独」をテーマにした楽曲です。綾子嬢が最近身につけた歌唱法で感情表現をトライしています。
<当Blog記事>
・アニメータ磯光雄 と 監督作『電脳コイル』
・NHK07年春放映の『電脳コイル』 スタッフ公開!
・磯光雄監督 NHK教育『電脳コイル』 COIL A CIRCLE OF CHILDREN
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コメント
まいどです。BPさん。リンク&TB感謝です^^。
今年のTAFはカメラやビデオ使用には割に慣用でした。
禁止のものはもちろん禁止と表示がありましたけど。
一番厳しかったのはIGかも。
>丁寧な芝居とアクションが息づいてる。
モニタに吸い込まれるような数分間でした。
見慣れた身近な風景に浮かぶ電脳イメージのドキドキ感、
キャラの丁寧な芝居、緩急取り混ぜた演出と優しい音楽、
磯&井上二大アニメーターが素晴らしい手腕を見せています。
お話はジュブナイル、ということで
「時かけ」「耳をすませば」に通じるものを感じました。
まっすぐに瑞々しくどこか切ない雰囲気は
女性ファンも取り込むでしょう。
スタッフ全員がこの雰囲気を逃がさず全話を走りきって欲しいです。
神山監督の「精霊~」とお互いしのぎを削る作品になるでしょう。
そのキャリア、作品の雰囲気等対照的な両監督ですが
真面目な姿勢とメッセージ性で人の心を捉えるのは共通。
両方とも来年の文化庁メディア文化祭の最終選考作品になるのはほぼ確定、かな(笑)。
投稿: shamon | 2007.03.26 06:37