■朗読ギグ 古川日出男×向井秀徳 放映&ネット配信
単行本『ハル、ハル、ハル』刊行
・KIASMA.vol.18「古川日出男ץ向井秀徳」(5月3日開催)で繰り広げられた古川さんと向井さんのセッションのダイジェストが、スペースシャワーTVの番組「爆音アトモス」内で放映されます。
・7月5日 単行本『ハル、ハル、ハル』が河出書房新社から刊行
◆爆音アトモス
(スペースシャワーTV)
ライブ:
古川日出男×向井秀徳
初回:5/9(水)
21:00~22:00
再放送:5/12(土)
22:00~23:00
再放送:5/15(火)
24:00~25:00
まさかTVで観られるとは思っていなかった。放映されたのは約7分。
そこには『ベルカ、吠えないのか?』を熱く朗読する作家古川日出男とエレキギターを弾くロックミュージシャン向井秀徳の姿が。茶の間に。
最初観た時は、朗読のリズムが自分の思っていたイメージと合わず奇異な感じ。
そして2回目。頭の中に文字を思い浮かべ、手元の『ベルカ、吠えないのか?』をめくりながら観る/聴く。
放映されたのは、P106「外見のまるで異なる雑種の七頭の子犬たち」~P112「同時に蒼穹を見上げていた」まで。+目次の各章タイトルの熱唱。
やっと『ベルカ、吠えないのか?』のリズムが/作家の感じているリズムが、頭の中に体の中に染みてくる。向井秀徳の音も素晴らしい響きに。
クライマックスは、ジャーマンシェパードの母犬シュメールとそのハイブリッドの七頭の子犬が、無重力の空間にいるソ連のライカと視線を合わせる「イヌたちの歴史に残る、あの1957年」のシーン。途中から向井の朗読/ボーカルがかぶる。ここが圧巻。
素晴らしいギグに拍手を送りたい。
再放送と、5月下旬からネット配信(http://www2.spaceshowertv.com/DAX/)もあるので、古川日出男を読まない人も彼の文学のイメージを体感できると思う。
ファンの方は、NHK週刊ブックレビューで朗読する古川日出男を観た人もいると思うけれど、音楽とシャウトであれとはまた別種。
◆河出書房新社|特集|「ハル、ハル、ハル」刊行記念特設サイト
「この物語はきみが読んできた全部の物語の続編だ」
文学の臨界点に挑み続ける古川日出男の最高傑作。いよいよ7月7日発売決定!古川さんへの質問を大募集。
いただいた質問、古川さんからの回答は7月7日発売の「文藝」秋号にて一挙掲載!掲載させていただいた方にはなんと、「ハル、ハル、ハル」刊行記念・古川さん自身による朗読サンプラーCDを差し上げます。締切は6月1日AM0:00。
古川氏メッセージ「生まれながらのフィクション原理主義者として、親にも国家にも担当編集にも嘘をついてきましたが、読者にだけは嘘をつきません。何でも訊いてください。」
「全部の物語の続編」、こりゃまた凄いチャレンジです。「読むものを狂気に導き歴史さえも覆す一冊『災厄の書』」を宣言して、作中作として描き上げた『アラビアの夜の種族』に続き、途方もない「全部の物語の続編」への古川のチャレンジを瞠目して待ちたい。
朗読サンプラーCD、絶対ほしい!
◆関連リンク
・「古川日出男×向井秀徳 in KYOTO」information
(KIASMA:キアズマさんの ライブイベント紹介ページより)
・ふなさんのblog真昼に見る夢 ■[ライブ]古川日出男×向井秀徳
詳細にレポートされています。『ベルカ』のセッションがクライマックスだったとのこと。
・当Blog記事 『聖家族』シリーズ 朗読ムービーファイル
『爆笑問題のススメ』 古川日出男の巻 『ロックンロール七部作』 『ボディ・アンド・ソウル』 『ベルカ吠えないのか』 『LOVE』 NHK週刊ブックレビュー 特集 古川日出男『LOVE』を語る
| 固定リンク
« ■リアル板野サーカス
航空ショーでの迫力ある赤外線フレア射出シーンの写真 |
トップページ
| ■NHK 磯光雄監督 『電脳コイル』スタート
第1話 「メガネの子供たち」 と ミックスドリアリティ »
コメント