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2007.07.05

■アメリカ Moller International社
 垂直離着陸 円盤型自家用飛行システム「M200G」

Moller_m200g
まるで空飛ぶUFOだ! - 8エンジン搭載の垂直離着陸飛行機「M200G」が発売

 米Moller Internationalは、8機のロータリーエンジン搭載の垂直離着陸が可能な円盤型の自家用飛行システム「M200G」の製造を開始した。このアダムスキー型UFOと見間違えそうな飛行システムの販売価格は9万ドルから。間もなく発売される予定だという。

 (略)小型乗用車のように陸上を走行できるほか、飛行モードにシフトすれば10フィート(約3m)の高度をキープしながら、空中にスムーズに浮き上がって移動できるという。

Moller International M200G詳細(PDF) 動画 (公式HP)Moller_200g_mov

垂直離着陸が可能な円盤型の自家用飛行システム「M200G」 (公式HP)

1989年以来、2人乗りのVTOL volantor(M200X)の200以上の有人/無人の飛行デモンストレーションが実施されている。

 リンク先のMoller社のHPでムービーを観ると確かに飛んでいる。クレーンのワイヤで上から吊ってあるようにも見えるが、ワイヤがたるんでいるシーンがあり、クレーンはあくまでも最悪のトラブルに備えて安全策として用意しているようだ。
 飛び方はふわふわと空中を軽やかにホバリング。音はきっとエンジン音がうるさいのだろうけれど、ムービーではしょぼいBGMのみで生の音が入っていないのでうかがい知れない。

Moller_400_1
 上級バージョンのSkycar M400という機体。
 こちらのは以下のリンクの動画で音が聞けるが、かなりエンジン音がうるさい感じ。

Moller SkyCar - Flying car 
ポール・モラー博士とM400、200X 飛行シーン 風洞試験

Moller_hystory

 右の写真が開発の歴史。
 なんと1965年から続けているのですね。もしこれで本当に今回発売されるとしたら、この開発の持続力と世に出す気概に、拍手喝さい。
 ほとんどホバークラフトレベルじゃないの、という批判は置いてといて、乗り物のこういう未来への進化には喝さいを送りたい。

 今日、TVで東京で飛行船の遊覧飛行がスタートするというニュースをやっていたけれど、近い将来、こんな空飛ぶ車のレジャーが日本に上陸するのを楽しみに待ちたいものです。

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コメント

初めまして

私的敷地内なら飛ぼうが堕ちようが法に関係なく運用出来るのでは?
問題は上空何mまでが個人の領域かですね。

それにしても9万ドルはお高い価格ですね
でもほし~い! 

投稿: HAT | 2016.05.01 18:44

 say*3さん、はじめまして。
 コメントとTB、ありがとうございます。

>>こういうのが日本で普通に飛ぶようになるとよいですね。

 交通法規はゴチャゴチャになりそうですが、そんな光景を是非見てみたいもんです。

 また面白い乗り物があったら、教えてください。

投稿: BP | 2007.07.14 21:30

こういうのが日本で普通に飛ぶようになるとよいですね。

投稿: say*3 | 2007.07.14 13:44

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「空飛ぶ円盤」というコトバに、なんとも言えない魅力を感じるひとは、きっと少なくないと思う。 「U.F.O.」と書かれるよりも、魅力が五割増し(当社比)なのだ。 「空飛ぶ円盤」の開発は枚挙にいとまがない。 かつてはナチス、そして<エリア51>、わが日本でも「清家新一」氏による開発が行われてきた。 そしてついに、「空飛ぶ円盤」が販売される日がやってきた! アメリカの<moller international>社が販売する<M200G>がそれだ。 その雄姿を↓でごらんいただきたい。 ... [続きを読む]

受信: 2007.07.14 13:40

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