■日立 立体映像ディスプレイ Transpost 小型で持ち運び可能な360度立体映像ディスプレイ
このディスプレイ装置は、液晶ディスプレイの画面上に多角錐(すい)形の鏡を逆さまに置いた単純な構造を特徴としています。複数方向から撮影した被写体の映像を、一枚の画像に合成して液晶ディスプレイに表示し、その映像を多角錐形の鏡を通して見ると、まるで目の前に物体があるような立体映像を見ることができます。 (略)
日立が開発済みの撮影システムと併用することによって、収集品を立体映像でデータベース化できるようになるなど、これまで大型で据付タイプの装置のため展示用途などに限られていた360度の立体映像ディスプレイを、身近なところで気軽に利用することが可能になります。
過去のリリース レイア姫をめざして(ITmedia News)(動画あり)
上の写真はプレスリリースから。
左二枚が今回のコンパクトタイプ。まだとても持ち運びが簡単にできるという雰囲気ではないけれど、以前と比べるとかなり小型化が進んでいるようだ。
リリースの文章でも構造はわかりにくいけれど、どうも多角錐形の鏡が上部中央に置かれ、液晶ディスプレイの映像がそこに映しこまれている構成のようだ。そして鏡に立体像が結ばれる。
右二枚の過去のリリースのものと比べると、多数のミラーとスクリーンを回転させるモータ機構を省いたのが、小型化の肝のようだ。フィンを置いたのが工夫点か。でもなんか視野をふさがれているようで、そこは残念。
実際にどう観えるかの動画は、探したけど古いバージョンのものしかなかった。一回観たいものだ。
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