■マイケル・ベイ監督 『 トランスフォーマー』
トランスフォーマー(実写映画) - Wikipedia
トランスフォーマー - Wikipedia
『トランスフォーマー』を観てきた。
実はアニメもろくに観たことがなく、『トランスフォーマー』については、さっきWikipediaでいろいろ知ったくらい。
まさにオモチャを買う幼児が大喜びしそうな「ぼくの乗り物がロボットに変身して悪と戦う」というシンプルなストーリーに、マイケル・ベイ印のブロックバスターな大味のハリウッド調の味付けが、、、。
といいつつ、実は映画全体としては、かなり満腹になって帰ってきた。
何が凄いって、最後の市街地戦の物量大作戦。もともとダムの秘密基地で戦えばいいはずなのに、少尉は市街地へ行こうと何で言い出すのか、さっぱり理屈は通らないけれど、映像的には市街地で大正解なクライマックス。
『ブラックホークダウン』や『プライベートライアン』を思い出す迫真の市街戦、しかもロボットが動く動く。ほとんど眼が何を追っているかもわからなくなるくらいのスピード感で進んでいくアクション。これら戦争映画や『宇宙戦争』で鍛え上げられたハリウッドのドキュメンタリータッチの市街戦描写(カメラワーク命)と、CGIのロボットの迫真の演技。しかも『宇宙戦争』の3倍くらい(体感)の特撮シーン。
これでリアルなロボット戦闘物を作ってくれたらどんなにか、、、と頭の中で別のロボットものへ差し替えつつ楽しんだ部分もあるけれど、この映像は劇場の大音響の中で体感するのが正解と思ってしまった。
これがヒットして、日本のロボットアニメが進化していったように、ハリウッドから今後どんな巨大ロボットもの映画が出てくるか、興味津々。なんにしても街の中にリアルに巨大な存在が登場するって、このセンス・オブ・ワンダーはたまりません。
◆関連リンク 当Blog記事
・スピルバーグ『宇宙戦争』 WAR OF THE WORLD
・『トランスフォーマー』予告篇 と ネットのトランスフォーマーロボットCG
| 固定リンク
コメント
shamonさん、おはようございます。
>>ハリウッドだからできる映像でしたね^^。
そーなんですよ、世界一のロボット映像制作国は日本のはずなのに、悔しいです。
あの技術はマイケル・ベイに任せておくのは勿体無くて、庵野や樋口や今石洋之や磯光雄といった活きのいいアニメ監督にこそ、ゆだねたいものです。
投稿: BP | 2007.08.23 06:06
こんばんは。私も今日観てきました。
いかにも、なB級大作でしたね。
おもちゃ箱ひっくり返したみたいな出来で
期待通り?に楽しめました。
主人公の口から思いがけない映画のタイトルが出てきて思わずくすっ。
>このセンス・オブ・ワンダーはたまりません。
同感!
ハリウッドだからできる映像でしたね^^。
投稿: shamon | 2007.08.22 20:14