■水木しげる原作『墓場鬼太郎』アニメ化
ダークな鬼太郎がついにアニメ化!
『墓場鬼太郎』1月より放送開始
(マイコミジャーナル)
木曜深夜のフジテレビ・ノイタミナ枠での放送が決定した。(略)高度経済成長時代へと歩み出そうとする裏側で、まだ貧しさや死の影が色濃く残っていた昭和30年代の日本を舞台に、幽霊族最後の生き残りとして墓場から生まれた鬼太郎の誕生秘話がついに紐解かれる。
収録予定エピソード(『貸本版・墓場鬼太郎』シリーズ・原作タイトルより)
『妖奇伝/幽霊一家』『地獄の片道切符』『下宿屋』『あう時はいつも死人』『吸血木と猫娘』『地獄の散歩道』『水神様が町へやってきた』 『顔の中の敵』『怪奇一番勝負』『霧の中のジョニー』『ボクは新入生』『怪奇オリンピック-アホな男-』シリーズ構成 成田良美
シリーズディレクター 地岡公俊
キャラクターデザイン・総作画監督 山室直儀
墓場鬼太郎(公式HP)
第12回世界妖怪会議開催@京都映画村で衝撃のアニメ化が発表されたという。東映動画の公式HPでは京極夏彦の声で発表される時の会場のどよめきがムービーで公開されている。
僕も『墓場鬼太郎』を復刻版で読んだが、とにかく凄いおどろおどろ。戦後数年で出版された作品には、戦争の地獄を見た水木氏の過酷な体験が生々しく表現されているように思う。後に書かれた戦記ものよりももしかしたら、その側面が強烈に出ているのではないか、というのが僕の率直な感想。
上のマイコミジャーナルのリンク先で設定画が公開されているが、原作で受けたインパクトはまだまだこんなものではない。たしかに眼の表現はTVでは難しいところもあると思うけれど、、、。
今回のアニメ化があの原作のわけのわからなさと、おどろおどろしさのイメージを写し取ることに成功したら、、、とんでもない映像が深夜枠とはいえ、市民の前に提示されることとなる(しかもスポンサー付きで)。戦後62年。風化した戦争の記憶を深夜にTVが表現できたら素晴らしいと思う。期待してます。
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コメント
あんまりようさん、こんばんは。
>>期待半分、心配半分といったアニメ化ですね。
まず心配八割って感じですが、この企画の心意気に期待しましょう。
>>目玉の描写は放送コードに引っ掛かる筈なので〜DVDで完全版ってところでしょうか。
やはり放送コードに。
>>カエルの目玉の食べ物とか、たしか元の絵がある病院の幽霊患者とか、原作とおりの気持ち悪さが果たして表現出来るかどうか…期待して待つ事に致します。
水木しげるの超絶細密画になる前のどろどろなあの絵をどうアニメ化するか。
>>キャスティングが一作目とおりでそれは間違いなく良いものになると思いますが。
やはり鬼太郎は野沢雅子でないといけませんね。あの声でこの墓場鬼太郎がどう描かれるか、楽しみです。
ところでスポンサーは葬儀屋さんなんだろうか!!??
投稿: BP | 2007.11.18 20:38
こんばんは。
期待半分、心配半分といったアニメ化ですね。
目玉の描写は放送コードに引っ掛かる筈なので〜DVDで
完全版ってところでしょうか。
カエルの目玉の食べ物とか、たしか元の絵がある病院の
幽霊患者とか、原作とおりの気持ち悪さが果たして表現
出来るかどうか…期待して待つ事に致します。
キャスティングが一作目とおりでそれは間違いなく良いものになると思いますが。
投稿: あんまりよう | 2007.11.18 19:09