■ハリウッド版「鉄腕アトム」のコンセプトアート & 浦沢直樹『PLUTO 05』
ハリウッド版「鉄腕アトム」のコンセプトアートが公開
(eiga.com)
監督は、ジョージ・ルーカスのVFX工房ILMやピクサーでアニメーション・スーパーバイザーを務めた経験を持つコリン・ブラディで、今回の映画版ではアトムの誕生が描かれるという。ブラディ監督によると、「鉄腕アトム」を全く知らない人に向けて作りつつも、ファンの人にも受け入れられる作品を目指しているとか。全米公開は09年の予定。
Exclusive: AstroBoy Concept Art and Director Interview(www.firstshowing.net)
ふるーい実写版アトムとハリウッド版、浦沢版を並べてみました。実写版とハリウッド版、どっちもどっち、って感じ。なにかキツイ表情のアメリカアトム(アストロ・ボーイ)の行方が心配です。
にしても、やはり『PLUTO』のセンスの良さが光ります。
コリン・ブラディ監督が『PLUTO』を知ったら、こちらを映画化したくなるのではないだろうか。
世界の人口、六十億と同じ数の人格を分析してプログラミングしたんだよ。
目覚めなかったんだよ。
いや、自ら目覚めるのを拒否したと言うべきか・・・・・・・
天馬博士の語る「完全なロボット」とは?
あいかわらず気を持たせて、長大な物語になることが危惧される浦沢版ですが、今回もテンションが高い。
ゲジヒトの過去と、ダリウス14世の語る「彼の人工知能に発生した、ロボットの憎悪にふさわしい体」「この花畑」プルートゥ。
60億の人類をシミュレートする電子頭脳というのが、どのような意識の問題にアプローチしていくか、今後の展開が楽しみ。
◆関連リンク
・astroboy.jp
・AstroBoy (2009)(IMDb)
| 固定リンク
コメント