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2008.08.26

■長野県飯田市 川本喜八郎人形美術館
   企画展 糸と手と影 「平太郎化物日記」

Kawamoto_museum_2飯田市川本喜八郎人形美術館 

 高速道で1時間ほどで行けるので、一度行ってみようと思っていた川本喜八郎人形美術館へふと思い立って、盆休みの8/10に行ってきました。

 飯田市の街中の複合ビルの2F,3Fが美術館。外観は右の写真のように落ち着いた良い雰囲気。

 人形は三国史を中心にした展示で、実はNHKの同番組を観ていなかった僕はあまりそれら人形には感動できませんでした。むしろ、同じNHKでも幼少時に熱心に観ていた『 ブーフーウー』や、TV-CMのみつわせっけんの人形にノスタルジーとわぁー、本物だという感動を得たという川本ファンにはなれない私(^^;;)。

 真面目な話、でも右の写真にあるような人形は、特にその着物の丁寧な作りには感心。細部までじっくり見られるのが実物の嬉しさ。

 ビデオ上映では、人形劇『世間胸算用近頃腹之表裏』をシアターでやっていて、観劇。下世話な嫁舅話をユーモラスな人形で演じた芝居でなかなか楽しめました。

インフォメーション 企画展「糸と手と影」

平成20年4月22日(火)~8月17日(日)
ITOプロジェクト「平太郎化物日記」公演の糸操り人形

ITOプロジェクトは糸操り人形を広げようと、飯室康一氏(糸あやつり人形劇団みのむし)、山田俊彦氏(人形劇団ココン)を中心に2001年からワークショップを開始。「平太郎化物日記」は第5回プロジェクト公演で上演された。

Heitarochirashi  同美術館で企画展として開催されていたのが、「平太郎化物日記」という『稲生物怪録絵巻』をベースにした人形劇の展示。

 各種妖怪の糸操り人形が十数体展示してあり、そのいろいろと趣向を凝らした仕組みが楽しめた。この芝居、12/26~静岡で再演されるとのことで、残念ながら遠くて行けないけれど、機会があれば観てみたいもの。(もともと名古屋の七ッ寺で公演されていたらしく、知らなかったので残念なことをしました)
 この人形たちのムービーがここで観られます。糸あやつり人形芝居『平太郎化物日記』 ダイジェストムービー公開

◆「いいだ人形劇フェスタ・世界人形劇フェスティバル

 実はこの日、飯田市で毎年開かれている人形劇フェスタの最終日。ほとんど何も調べずに当日朝に行くことを決めて、日帰りで行ったため、人形劇は見ることができなかったけれど、飯田の街に世界の人形劇が来ていたようで、残念なことをしました。来年、もう少しちゃんと調べて行ってみようかな。

◆関連リンク
singular points…特異点における日常の風景: 飯田市川本喜八郎人形美術館
 いいだ人形劇フェスタ 飯田市在住のSACさんのBlog。
並木そば処 會 SACさんの紹介記事を参考に飯田市のおいしい蕎麦屋に寄ってきました。SACさんに感謝。

『妖怪の肖像―稲生武太夫冒険絵巻』(amazon)

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コメント

 SACさん、こちらもコメント、ありがとうございます。

>>早とちりしておりました。
8/26(火)にアップされるという意味だったんですね(^^;)

 僕の書き方が悪かったですね。
 「次の火曜にアップ」と書くべきでした。こちらこそ、すみません。

>>僕も(フェスタ実行委員雑用係だったので)着ぐるみの「ぽぉ」を連れて、その日は何度か川本美術館周辺にいたのですが。

 あ、美術館前で「ぽぉ」を見ました。もしかしてニアミス?(^^;)。iPhoneで美術館を撮っていたのが私です。

>>あと、せっかく行って下さいました「會」さんですが、昨日8/25をもちまして(ご家庭の事情で)閉店となりました。

 リンク先のSACさんの閉店の情報、読ませていただきました。おいしかったので、次回飯田へ行くことがあれば、もう一度と思っていたので残念です。

 SACさんのネットの紹介記事でおいしいソバが食べられて感謝です。次回、また教えて下さいね。ではでは。

投稿: BP(SACさんへ) | 2008.08.31 18:16

BPさん、すみません。早とちりしておりました。
8/26(火)にアップされるという意味だったんですね(^^;)

人形フェスタ最終日にいらしてたんですね!
僕も(フェスタ実行委員雑用係だったので)着ぐるみの「ぽぉ」を連れて、その日は何度か川本美術館周辺にいたのですが。

あと、せっかく行って下さいました「會」さんですが、昨日8/25をもちまして(ご家庭の事情で)閉店となりました。
僕がUターンで戻って初の馴染みのお店なので、非常に寂しいです(涙)

投稿: SAC | 2008.08.26 10:45

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