■巨大ロボット2点 La Machine 15メートルの巨大クモ
& Festo 空中をゆっくり浮遊するクラゲ
このクモはリバプールの文化祝典で展示されたものであり。今月の7日(現地時間)まで展示されるとの事。このクモの大きさは50フィート(約 15メートル)で、重さは37トンあり、かなり巨大なものになっています。このクモはフランスの会社によって制作され、輸送費だけでも180万ポンド(約 3億 4500万円)もかかったとのこと。
LA MACHINE
このロボットを製作したアーティスト集団、フランスの公式サイト。
La Machine – Liverpool 5/6/7 September 2008 Gallery
今回のリバプールのイベントのHP
1枚目の画像は、まるで『攻殻機動隊SAC』のタチコマ。
フランスのアーティストグループLA MACHINEがまたやってくれました。以前のジュール・ヴェルヌの没後100年パレードのジャイアント・マンモスと巨大アンドロイド少女もインパクトがあったけれど、今回のも異様な迫力。
人間は、巨大なものに畏怖の感覚を覚える心理的メカニズムを持っているのですね。
ロンドン在住の方は、明日まで展示されているらしいので、是非このセンス・オブ・ワンダーを体感下さい。
ムービーはあまり良質なものがないです。
この2本が少しましです。
・YouTube - La Machine - giant spider causes traffic chaos in Liverpool.
・YouTube - La Machine on Lime Street
・http://www.forshawdemolition.co.uk/
ビルの横断幕はビル解体業者のCMみたい。
◆空中をゆっくり浮遊するロボット・クラゲ
WIRED VISION
Festo社によると、(略)バッテリーで動く、直径約1.35メートルのAirJellyの設計では、クラゲの動きをできるだけ真似ることになった。
8個の平歯車から8個のシャフトに力が伝えられ、「各シャフトによってクランクが動き、この動きがクラゲの8本の触手を動かす。それぞれの触手は 『Fin Ray Effect』に従って設計されている。Fin Ray Effectとは、魚のひれを機能的に分析して導き出された構造だ」
これはドイツの会社の気球を利用した巨大クラゲ。
この会社は空気を利用したアクチュエータを用いたロボットを得意としているようで、下記にヒューマノイドとか、ロボットマンタとか、なかなか素晴らしい映像があります。
Festo - AirJelly Festo - AquaJelly Festo - Humanoid
◆関連リンク
・ロワイヤル・ド・リュクス『巨人の神話』
・ロワイヤル・ド・リュクス『スルタンの象と少女』
・当Blog記事 SF作家ジュール・ヴェルヌの没後100年パレード ゴシック 月世界 ジャイアント・マンモスと巨大アンドロイド少女
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コメント
コメント、ありがとうございます。
shamonさんからも、横浜の情報はこの記事へトラックバックいただいてます。
今、ググったら、12mの作品との情報。楽しみです。
開港150周年会場に仏アーティスト「ラ・マシン」の巨大オブジェ - ヨコハマ経済新聞
投稿: BP | 2008.11.15 22:40
来年は横浜に来ますよ
投稿: | 2008.11.12 17:49
shamonさん、リアルタチコマ、受けてもらえましたか。観たいですね、これ。
>>光学迷彩はないのかな?
最近、東大舘研と別でどっか海外の大学が発表してましたね。あと少しで実現??。
>>二枚目の写真は六本木ヒルズにある蜘蛛のオブジェが思い出されます。
ルイーズ・ブルジョア氏の『ママン』。写真でしか観てないですが、細い脚複数って、魅力的なコンセプトですよねー。
投稿: BP(shamonさんへ) | 2008.09.07 21:02
連投失礼(・・ヾ。
>まるで『攻殻機動隊SAC』のタチコマ。
光学迷彩はないのかな?
二枚目の写真は六本木ヒルズにある蜘蛛のオブジェが思い出されます。
http://roppongihills.com/jp/feature/publicart_design/
投稿: shamon | 2008.09.06 11:07