■洋画家 遠藤彰子 Official Web Site
日本を代表する洋画家 遠藤彰子。
ネットで偶然見かけた絵が素晴らしかったので探してみました。とても充実した公式HPが運営されています。
特に幻想的で夢のような油絵に注目。
ウェブ上で多くの作品が観られます。夜の街が題材になっているものが多く、いずれも「夢」に似た肌合いの作品。本来、あまりよろしくないのでしょうが、この夢幻な雰囲気を紹介したくて、一枚だけ右に引用させていただきます。
'97の「翳をくぐる鳥」という作品。
歪んだ街と鳥の影がなんとも言えず素晴らしい空間を構築しています。
カット・イラストレーション
篠田節子「讃歌」 久間十義「刑事たちの夏」
これは新聞小説のカット。全話のイラストを観ることができます。新聞とともに毎日の一枚が消えて行くわけですが、このようにネットで全部観られるのはいいです。
彫刻作品 '94 ケンタウロス
そして彫刻も味があります。
なんと全350回の素敵なエッセイと絵。画家の日常がユーモラスな絵とともに語られていて和みます。
◆満ちゆく生命 - 遠藤彰子の世界展 会場風景
(池田20世紀美術館公式HP)
2008年10月2日(木)~2009年1月6日(火)
森の鳥や兎など自然との出会いは、喜びと驚きと 感動となり、『楽園』シリーズが生まれました。1975年、長男の急病を期に、日常が一瞬にして暗転してしまう予測のつかない現実であることを実感。社会 や人間をテーマに「街」シリーズを描き始めます。
原画を観てみたくなったのですが、ちょうど展示会が開催中。でもまたもや関東。
伊豆は遠い。
◆武蔵野美術大学 公開講座2008 10/22(水) 「絵と私」 18:45-20:15
遠藤さんは、武蔵美大の油絵学科教授とのこと。
この10月に作品を映像で紹介しながらの講演が予定されています。
会場:武蔵野美術大学新宿サテライト(新宿センタービル9階)
定員:100名 受講料:無料
私にとっての絵を描くことの意味。及び二十代から現在に至るまでの絵画における発見とその面白さ。人間や状況に対する世界観への変遷等。それらを絵画の紹介を交えてお話しします。
| 固定リンク
« ■原恵一作『クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』
山崎貴監督で実写化『BALLAD(バラッド) 名もなき恋のうた』 |
トップページ
| ■新刊メモ 『ビバ・イル・チクリッシモ!』 『可笑しな家』
『浦沢直樹 原画集 漫勉』 『宇宙細胞』『モレルの発明』 »
コメント
梟木さん,shamonさん、こんばんは。
>>コメントではお久しぶりです。
シュヴァンクマイエルの時以来でしたね。
コメント、嬉しいです。
>>遠藤彰子さんの作品、いいですねー。ちょっぴりシュルレアリスムな感じで…。
そうですね、この幻想味と素朴な雰囲気がなんともなごみます(^^;)。
>>できれば原寸大で見たいところ。もうちょっと会場が近ければ…。
きっと実物を見ると感じる物もずいぶんちがうのでしょうね。名古屋にも来てほしいですねぇ。
>>>池田20世紀美術館
>>・・・・・先日すぐ傍を通りました。
>>行けばよかった(ノ_-。)。
そーだ、伊豆旅行でしたね。惜しい!
>>都内で観たいです。
武蔵美ですから、いつか観られるのではないですか。絵画鑑賞もやっぱ首都圏が圧倒的に有利ですねー。
名古屋にも光をぉーー(^^;)。
投稿: BP(shamonさん,梟木さんへ) | 2008.10.16 00:30
こんばんは。
>池田20世紀美術館
・・・・・先日すぐ傍を通りました。
行けばよかった(ノ_-。)。
都内で観たいです。
東京都現代美術館でやってほしい・・。
投稿: shamon | 2008.10.15 21:36
コメントではお久しぶりです。
遠藤彰子さんの作品、いいですねー。ちょっぴりシュルレアリスムな感じで…。
どの絵も細かく描きこまれているので、わたしもできれば原寸大で見たいところ。もうちょっと会場が近ければ…。
投稿: 梟木 | 2008.10.15 08:48