■筑波大学 岩田洋夫教授 Floating EYE:フローティングアイ
日本科学未来館
メディア・ラボ展示作品
(JSTニュース4月号)
日常の身体感覚を揺るがす
岩田洋夫のデバイスアート(デジタル・スタジアム)
Floating Eye [フローティング・アイ] 2006
球体のドームスクリーンを装着し、飛行船に取付けられたカメラで撮影された空中の映像を見るという作品。(自分の周りは見えない!)普通は一方向しか見ら れない映像を、この作品では特殊なシステムによって360度近くの映像が表示されます。地上にいながらにして、その自分の姿を上空から鳥の目で見るという 一種幽体離脱的な感覚! もうやってみるしかありません。
IVRCでもらった日本未来館のチラシに掲載されていた凄い作品。
とんでもないメディアアートがあったものです。下に動画がありますが、実感はできない。こればっかりは実際に気球にぶら下がって(?)歩いて体感するしかないのでしょうね。
どんな感覚が生まれるか、興味津々。
VR lab. Univ. of Tsukuba 筑波大学機能工学系 岩田洋夫・矢野博明研究室
他にもマッドなアート作品がいっぱい
今日は詳細を観ている時間がないのですが、今後、じっくり観てみたいものです。
「浮遊する視線」は視覚を身体から引き離す体験をもたらす作品である。参加者には空中で撮影された広視野映像のみが呈示され、自分の周囲の世界を直接見ることはできない。この広視野映像は小型飛行船に取り付けられた特殊なカメラヘッドによって取得され、参加者に対しては装着型のドームスクリーンに投影される。(略)
参加者は自分が地上にいる姿を上空から見ることができる。この機能は一種の幽体離脱的な体験をもたらす。小型飛行船は糸を引くことによって移動させることが可能であるため、自分の姿と周囲の風景を見ながら歩き回ることができる。しかし、わずかな風が吹いても飛行船の姿勢が乱れるため、空気の微妙な流れを実感することになる。「浮遊する視線」は、このような体験装置を用意することによって、自己の認識と人間と大気の相互作用に新たな可能性を惹起させるものである。
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