■押井守演出・脚本『鉄人28号』
天王洲 銀河劇場 '09.1/10-25
梅田芸術劇場 '09.2/5-8
鉄人、舞台で復活!
映画「イノセンス」「スカイクロラ」の押井守監督が初の舞台演出に挑む。
押井節が炸裂する架空の昭和史とレビューの融合。
あの日 空に飛び立ち再び還らなかった鋼鉄の巨人。
その跡を追ってついに戻らなかった少年。
正義も悪もともに消えていまひとり落魄の身を裏切りの風に窶す。出演:南果歩・池田成志・ダイアモンドユカイ・サンプラザ中野くん他
押井守、初の芝居演出。チケットがこの11月から発売開始されています。
南果歩が金田正太郎君の役らしいけれど、どんな芝居になることか!
サンプラザ中野は『ガメラ』の映画のように、もしかして主題歌を熱唱するのだろうか。あと第三舞台ファンとしては、『グレンラガン』でロージェノム役をやっていた池田成志が何の役か、気になります。
押井で演劇と言うと、『御先祖様万々歳!』の舞台演出的手法と台詞まわしのアニメがある。今回、本来の役者を使った本物の舞台で彼の演出手法がどう活かされるか。
あと架空の昭和史というのも何だかドキドキ(『立喰師列伝』を思い出す)。この芝居、チケットがほとんど1万円越え(プラス大阪までの交通費!)と凄く高いので躊躇ってしまうけれど、凄く観たい。鉄人、好きだし。
◆関連リンク
・押井版 アニメ『鉄人28号』(押井守 - Wikipediaより)
劇場アニメ化の企画が舞い込んだ際、「戦争の兵器として作られた28号が、平和の祭典である東京オリンピックの開会式で上空を飛ぶ」というエンディングを 予定していたという。また原作のメカ造形が気に入ったこともあり、白紙になっても企画再開の機会を窺っていた。後に舞台化として結実。
昭和史として、今回演劇版で東京オリンピックを絡めてくるか、気になる。
・超ごめん。
Blog「なんでも作るよ。」の実物大 鉄人の製作中止について。この方の作る鉄人が是非観たかった。ここに鉄人のうしろ姿が。
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