■新刊メモ 『機甲天使ガブリエル』 『TAP』
『エンジン・サマー』 『人造人間エルヴィス』
加藤 直之, 宮武 一貴『機甲天使ガブリエル』(amazon)
(略)ハインライン『宇宙の戦士』のパワードスーツを宮武と私の2人で世に送りだしてから8年後の1985年。宮武は『機甲天使ガブリエル』で様々なパワードスーツを考え出した。(略)大学や企業や軍隊で実物のパワードスーツが生み出されつつあるこの時点でも参考になるアイデアが、ここにはある。
機甲天使ガブリエル(公式HP) デザイン画&設定資料集。
学生の頃、スタジオぬえファンだったので、こういうの見るとワクワク。
グレッグ イーガン, 山岸 真訳 奇想コレクション『TAP』
脳に作用して言語能力を向上させる極小マシンTAPを使用していた老詩人が、密室で死んだ。これは殺人事件か? その真相は……表題作「TAP」ほか全10編を収録した、現代SFの最先端作家イーガンの日本オリジナル傑作選。
イーガンの短編集。これはさっそく購入!
ジョン クロウリー, 大森 望訳 奇想コレクション『エンジン・サマー』
はるかな未来。機械文明は崩壊し、さまざまな遺物のなかで、独自の文化が発達した世界。少年“しゃべる灯心草”は、みずからの旅の顛末を語りはじめる。聖人になろうとさまよった日々、“一日一度”と呼ばれた少女との触れあい、“ドクター・ブーツのリスト”との暮らし、そして巨大な猫との出会い―そこからじょじょに浮かびあがってくる、あざやかな世界。彼の物語は、クリスタルの切子面に記録されていく…いまも比類ない美しさを放つ、ジョン・クロウリーの幻想文学の名作、ついに復刊。
これ、実は未読。また紹介文で読みたくなったので、今回は必ず読みます(^^;;)。
エ ルヴィス・プレスリーの魂とブルース・リーの身体機能を持つロボット、東京に降臨。 「マトリックス」+タランティーノ+ロックンロールなソウルセイバー・ストーリー。
現代の日本。巨大芸能コングロマリット総帥の思惑により製造された、人造人間エルヴィス・リー。「エニタイム喧嘩上等」のやくざやミュージシャン、彼に惚 れ込んだ者たちに囲まれ暮らしたハッピーな日々は長く続かなかった。エルヴィスを造り上げた先端技術を軍需企業が狙い始めたのだ──。
こりゃすごい。僕はここから実在したP・K・ディックのアンドロイドを思い出した。
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