■ズジスワフ・ベクシンスキー関連映像ライブラリ
DmochowskiGallery.net - film library
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昨日に続いて紹介するベクシンスキーに関する"お年玉"情報。
僕はこのページを見つけた時に、ネットの広大さを、センス・オブ・ワンダーの神(いるのか!?)に感謝しました(^^)。
ベクシンスキー研究家/紹介者/蒐集家であるAnna and Piotr Dmochowski夫妻のヴァーチャル・ギャラリーにおかれた、ベクシンスキーにまつわるフィルム9本。(パリに氏のリアル・ギャラリーMusée-galerie de Beksinski' というのが1989 and 1995にあったようです。Galerie Dmochowski, Musée-Galerie de Beksiński, 43, rue Quincampoix Paris 4e, 1995)
このドモコフスキー氏所蔵のベクシンスキーの絵を借り受ける形で、この動画とともにどこかの日本の美術館で展覧会を開催してほしい。どっかのキュレータさん、ここ観られていないかなー。
以下、各作品へのリンクと内容紹介と感想。
興味のわいたものをご覧ください。不安感をあおる映像と音楽にドキドキする。
◆“The tribute to Beksiński” Bogdan Dziworski’s film, 1985 20min
ベクシンスキーの絵に雰囲気のある曲と実写映像がインサートされたPVというか、イメージビデオ。冒頭 タンゴのダンスの実写にあの重厚な絵が映し出される。
ベクシンスキーのアトリエが映る開始5分のところからが素晴らしい。崩壊する街。音と映像の鬼気迫る雰囲気。ベクシンスキーの絵をオブジェ化した映像。
楽しげな音楽を背景にポーランドの市民たちの踊りにインサートされるベクシンスキーの不気味な絵。
食物を食べる音にかぶる死を充満させたベクシンスキーの絵。
◆“Conversation of the Master with the Death” Franciszek Kuduk’s film. 1973.
これはベクシンスキーのインタビューと絵を音楽入りで紹介した映像。教会音楽のような荘厳な曲が絵に合う。そして墓場を歩くベクシンスキー。
絵の細部の拡大がなされているのだけれど、映像が小さいため、残念ながら筆のタッチまでは読み取れない。ハイビジョン映像でこうしたフィルムが撮られれば、展覧会が開催されなくても、ベクシンスキーの絵の細部を堪能できるはずなのだけれど、、、。
◆“Gallery of 35 million” – an interview given to Franciszek Kuduk from Polish television 22分
共産主義下のポーランドでこのような番組がTVで放映されていた事実。(国営TV局だよね?)
幼児がこの絵をTVの前で偶然見てしまったら、、、。
上のインタビューもだけれど、ベクシンスキーが自身の絵の飾られた部屋(アトリエ?)で自作について語っている映像が20分くらい続くのだけれど、何を語っているのか、ものすごく知りたい。ポーランド語の分かる方、是非訳してください。この孤高の作家がどんな脳内映像イメージを語っているか興味大。
◆The vernissage of the first exhibition of Beksiński in Paris, autumn 1985 12分
パリの個展の様子。
街に張られたポスター。ベクシンスキーの絵が当時のパリの街に溢れたと思うと、凄い。
制作プロセスを下絵から観られるメイキング。
◆An interview given to Barbara Dyksińska from Polish TV. 1991 19分
女性によるベクシンスキーへのインタビュー。
墓場でビデオカメラを回すベクシンスキー。そこにあるベクシンスキー家の墓。
死の漂う彼の絵は、墓場からそうしたイメージを得ていたのかもしれない。
◆“Three voices on Beksiński” Polish TV, 1995 27分
ポーランドではこれだけアート系の番組だろうが、ベクシンスキーをとりあげているということは、かなり著名だったのであろう。
この番組には、3人の評論家(?)(Henryk Waniek,Tadeusz Nyczek氏)によるディスカッションが含まれている。
そして18分くらいのところから絵のメイキング映像。最初描かれていたものが途中から全く違う絵に変わっていく様子が2作品で示されている。
◆Private Video. Beksiński. 1989
ベクシンスキーにより自邸で撮られた家族のビデオ。
緑色のカレーライスチックなものを食べるベクシンスキーとか生活感たっぷり。
◆Private Video. Beksiński. 1989 10分
自邸の整頓されたオーディオセットとアトリエのビデオ。
自作をカメラで撮影したり、絵のフレームを制作する様子。
このあたりはベクシンスキーの生活が写されており、作家の存在に空想を残しておきたい向きは、視聴はお薦めできません。これをみると普通のお父さんです(^^;)。絵とのギャップ大。
ということで以上、8本のフィルムでベクシンスキーの創作の秘密に触れられる!?(ポーランド語がわかればね(^^;))
家族が正月番組をニコニコしながら観ている横で、陰鬱だったりするこれら映像を何本も観ている私っていったい??な気分。今年も思いやられます(^^;)。
にしても自分としては偶然ながら、Blogとして最高のスタートが切れたと思っているから、たちが悪い。
でもこのビデオがポーランドでかつて正月番組として流されていたら、その彼我の差は凄いかも。
◆関連リンク
・展覧会 Miejska Galeria Sztuki w Częstochowie - ZAPRASZAMY.
ポーランドでの一周忌の展示会ミュージアム・ベクシンスキーを伝える記事と映像。
端正なグレーのギャラリーに飾られたベクシンスキーのあの作品たち。
作品のプロジェクタ映写もあり。シルバーのフレームに入れられた作品。
映像は男性ボーカルの妖しい重厚な曲がぴったり。
・DmochowskiGallery.net - news. 2006.2/21- 没後1周忌の展覧会 個人所蔵の作品を次の年まで土曜と日曜に観られるとある。場所は、A hall of the City Art Gallery(Czestochowa: チェンストホーバ市)。今現在の開催は不明であるが、ポーランドへ行かれたら要チェック。Czestochowa - Silesian, ポーランド共和国 | TIXIK.com.
・Muzeum Zdzisława Beksińskiego
・DmochowskiGallery.net - shop.ポーランド?(もしかしたらフランス )の画集2つの通販
・DmochowskiGallery.net - library.
My three-volume correspondence with Beksinski (in Polish). * Volume 1. Years 1983-1995
日本人(東洋人)らしき人物が100万ドルでベクシンスキーの絵をPiotr Dmochowski氏から購入したという記述がある。あとここに800ページにおよぶ研究書のPDFとかが置かれている。
・“The tribute to Beksiński” Bogdan Dziworski’s film, 1985の監督Bogdan Dziworskiの関連リンク
traveling with the ghost: Bogdan Dziworski.
日本語で記述があるのはここだけ。Bogdan氏、写真家のようです。
Bogdan Dziworski on artnet
・
画集『ベクシンスキー』(楽天)
・
Zdzilsaw Beksinski 『The Fantastic Art of Beksinski』 (革装本)
当Blog記事
・エディシオン・トレヴィル 画集 『ズジスワフ・ベクシンスキー』再復刻版 出版
・画集 『ファンタスティック・アート・オブ・ベクシンスキー』 Zdzilsaw Beksinski "The Fantastic Art of Beksinski".
・ポーランド現代絵画孤高の巨人 ズジスワフ・ベクシンスキー:Zdzilsaw Beksinski.
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コメント
梟木さん、こんばんは。
>>ちょうど本日「アンドリュー・ワイエス展」の初日ということで愛知芸術文化センターに行ったんですが、ベクシンスキー画集、確認したら本当にありました。
ご確認いただき、ありがとうございました。
>>私としては「外見は普通のヒトっぽいのに」……ってパターンも好きかもしれません。エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーさん然り。
確かにエヴァもヤンもそうですね。
人の脳内は外見からは判断つかないところが、面白くもあり、怖くもあり。
投稿: BP(梟木さんへ) | 2009.01.05 21:20
Thank you very much, SBS-TV!
Are you a TV staff in South Korea?
Is Beksiński popular also in South Korea?
Dose the publisher in South Korea publish his picture collection?
投稿: BP(to SBS-TV) | 2009.01.05 21:16
こんばんは。
ちょうど本日「アンドリュー・ワイエス展」の初日ということで愛知芸術文化センターに行ったんですが、ベクシンスキー画集、確認したら本当にありました。
>これをみると普通のお父さんです(^^;)。
私としては「外見は普通のヒトっぽいのに」……ってパターンも好きかもしれません。エヴァ・シュヴァンクマイエロヴァーさん然り。
投稿: 梟木 | 2009.01.05 00:41
Very nice...
I like it...
Your blog is very nice.
投稿: SBS-TV | 2009.01.04 20:37