■新刊メモ『ユリイカ2009年3月号 特集*諸星大二郎』
特集*諸星大二郎
【インタビュー】
モロホシは一日にしてならず 奇妙なものの存在感を求めて / 諸星大二郎 [聞き手・構成=斎藤宣彦]【幻の初期作品】
硬貨を入れてからボタンを押して下さい / 諸星大二郎【徹底討議】
不定形な世界に魅せられて 諸星大二郎のうまさの底にあるもの / 夏目房之介×都留泰作【資料】
諸星大二郎バイオグラフィー / 編=斎藤宣彦
諸星大二郎主要作品解題 / 蔓葉信博+スズキトモユ+前田久
他多数
『ユリイカ』で諸星大二郎の特集。これって、いままで既に発行されていたようなデジャヴュがありますが、意外とまだだったのですね。
掲載されているビブリオを見ると、この作家の特集本って、1979年の「ぱふ」の「特集 諸星大二郎の世界」以降、彷徨社の「彷徨月刊」という超マイナー雑誌で「特集 このさき諸星大二郎一丁目」 (2005年6月25日発行)(「彷書月刊を読む」より)というのがあるだけなんですね。本当に意外。
掲載されている初期作品は、1970年のCOMへの投稿作品で全頁公開は初とのこと。
あの諸星タッチがすでにしっかり出ているが、ペンは今よりも随分細くてボソボソしている。まだ内容はもったいなくて、読んでません。
各界からの論考を読むのが楽しみです。
◆関連リンク
・元アシスタントの箱ミネコさんによる諸星大二郎氏の漫画制作の様子
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