■神山健治 『映画は撮ったことがない』刊行予定
小説版『東のエデン』連載スタート予告
神山健治『映画は撮ったことがない』(INFASパブリケーションズ)
監督作「攻殻機動隊 SAC」のDVD販売が150万本を突破するなど、圧倒的支持を集めるアニメーション監督神山健治がカルチャー誌『STUDIO VOICE』にて創作の全て(?)を2年半に渡り綴った同名連載を書籍化。
★スペシャル対談収録
押井守(『スカイクロラ』、『イノセンス』ほか)
中島哲也(『嫌われ松子の一生』ほか)
東のエデンNewsで知ったけれど、神山監督の『STUDIO VOICE』での連載がまとまって3/下旬に刊行される。(先月の『STUDIO VOICE』には『東のエデン』の絵をバックに1ページの広告が出てた)
押井監督との対談は、その短縮版が下記今月の『STUDIO VOICE』に掲載されている。
『STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 2009年 04月号 スタジオ・ボイスの時代』
「映画を撮る」とは? 師弟対談 押井守×神山健治
神山 僕は『攻殻機動隊SAC』を作るときに「30代の押井さんだったら、こう作るだろう」と、押井さんを擬似的に追体験して作ったんです。 神山 『攻殻』『守り人』と、僕は強い女性を描き続けてきましたが、どちらかというと、黒澤明の映画に登場するような「男萌え」が好きなんです。それが僕のフェティッシュなんだろうと思います。「強い女性」で描くとオブラートに包まれてやりやすいんだけど、今回の『東のエデン』でははじめて、それを男でやろうと思っています。
「男萌え」という表現はともかく、「黒澤明の映画に登場するような」という言い方で、どんなイメージかよくわかる。 既に「クゼ」や「バトー」の描写で、そのあたりは充分表現されていると思う。今度は『東のエデン』において、主役でそうした人物を描くということだろうか。
そしてもうひとつ、東のエデンNewsから楽しみなニュース。
4月6日発売の「ダ・ヴィンチ」5月号(メディアファクトリー刊)にて、神山健治著の小説版「東のエデン」の連載もスタートしますので、そちらもお楽しみに!
もともと神山監督の表現は、映像に加えて、言葉の深さが重視されているので、小説の完成度も期待される。
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コメント
shamonさん、こんばんは。
>>本の出版に小説版の連載、
怒涛のキャンペーンですねー。
IGとしても押井守に続く、有名監督を作る必要大なのでしょうね。株主総会前だし、、、(^^;)。
>>私が知る限り師弟対談って
「ユリイカ」と「公安9課ファイル」位しか載ってないだけにこの本に収録される対談が楽しみです。
お互いの立ち位置の違いとか、今後のIGでの作品の展望とか、そういったところが読みたいですね。
投稿: BP(shamonさんへ) | 2009.03.08 20:05
こんばんは^^。
本の出版に小説版の連載、
怒涛のキャンペーンですねー。
>今月の『STUDIO VOICE』に掲載されている。
はーい私もしっかり読みました。
私が知る限り師弟対談って
「ユリイカ」と「公安9課ファイル」
位しか載ってないだけに
この本に収録される対談が楽しみです。
投稿: shamon | 2009.03.07 22:58