■パナソニック ハイビジョンデジカメ Lumix DMC-TZ7
家人が趣味のガーデニングの写真をきれいに撮りたいと言い出して、8年前に買ったデジカメFinePix40iを買い替えることにした。
最初はチャンスと思い、自分が欲しかった高速度撮影機CASIO HI-SPEED EXILIM EX-FC100が値段もこなれているから、と言って誘導していたのだけれど(^^;)、家電店で見て「デザインが古すぎる!!」の一言で却下(僕はとても好きなデザインなのだけどな、、、)。
そこで二番手候補にしていたDMC-TZ7に。
ネットで事前に調べたら、さすがにハイビジョンデジカメを謳ったDMC-TZ7は、EXILIMに比べて動画性能が優れているらしい(スペック的には同等だけれども)。しかも光学ズームが12倍。加えてEXILIM EX-FC100は動画撮影中にズームが変えられない、という欠点も判明。スローモーションを取るかハイビジョン動画性能を取るかで僕も悩んでいたので、DMC-TZ7になって、遊べる機能は少ないけれど基本性能で納得。しかも登場時からは随分値段が落ち着いてきてるし。
ということで、たいへん個人的なのだけれど、自分ちのハイビジョン撮影機の簡単な比較。
比較するもう一台は、ソニーがハンディカムで初めてハイビジョンを実現したHDR-HC1である。
個人的と言いつつ、一応どちらも各カメラジャンルで初ハイビジョンを実現した製品ということである意味、世界初商品の比較(^^)。
まず冒頭に置いた写真がハイビジョン撮影機の変遷。大きさが圧倒的に小型化されているのが一目瞭然。
さらに2機種の比較が右の写真。
スペックは若干違うのだけれど、2005.7月登場のHDR-HC1と、2009.3月のDMC-TZ7、4年間の進化は目を見張るものがある。体積で1255cc→201ccと、約1/6の小型化である。
44ヵ月で1/6は、ムーアの法則(集積密度は18〜24か月ごとに倍)の進化とほぼ同等のスピードということになる。もちろん製品はICだけで構成されているのでなく、小型化の難しい光学部品、機械部品も含めてなので、素晴らしい進化というべきだろう。
DMC-TZ7 LUMIX(ルミックス)(Panasonic)
プレスリリース
1/2.33型CCD 1270万画素
F3.3〜F4.9 光学12倍ズーム
Motion JPEG 1280×720 30fps
AVCHD Lite 1280×720 60p記録
幅103.3 × 高さ59.6 × 奥行32.8 mm 229g
1/3型CMOS 297万画素
F1.8〜2.1 光学10倍ズーム
HDV 1,440×1,080i
幅71 × 高さ94 × 奥行188mm 780g
で、肝心の動画画質はというと、、、。
さすがに専用のムービーカムと比べると、コンデジにハイビジョン動画を付加したTZ7は映像としては劣る。特に室内で撮ったものは体感1/3程度の画質。ただし明るい屋外では、体感で2/3程度というコンデシとしてはりっぱな高画質を実現している。特に光学12倍ズームの効果が大。購入値段は1/5ということで、しっかり満足の出来である。
今後、このカメラで撮った写真と動画をBlogで紹介していきたい。
◆関連リンク
・YouTube - DMC-TZ7 多数サンプル動画がある。
・YouTube - HDR-HC1
・『Panasonic デジタルカメラ LUMIX (ルミックス) TZ7』
・『CASIO デジタルカメラ HI-SPEED EXILIM EX-FC100』
当Blog記事
・デジタルカメラ ハイビジョンムービーとハイスピード撮影
HD2000 vs FC100 vs TZ7 vs CX1 比較表
・ソニー 小型ハイビジョンハンディカムHDR-HC1発売!!
・ハイビジョンハンディカムHDR-HC1
使用レポート② DLPで現実を盗め!! の巻
・ハイビジョンハンディカムHDR-HC1
使用レポート① 犬の毛並みがフワフワだ!! の巻 2005.7月
・究極映像研究機器(?)
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