■『アルビン号の深海探検』カラーコード3D(ColorCode3D)予告篇
映画「アルビン号の深海探検3D」公式サイト Blog
(SF作家 上田早夕里さんのTwitter経由)
日本初!最先端のカラーコード方式による「3D予告編」を公開しました。
カラーコード3D予告編の見方 - アルビン号の深海探検 3D映画 Blog.
アルビンの映像は、デンマークのカラーコード社でエンコードしてもらったものです。 映画館での方式、リアルDとは大分違います。 背景が暗いので、カラーコードで無理な部分もあります。 映画は、カラーコード程度だとは思わないで下さい。はるかに精細です。
日本製3D映画の予告編。劇場公開本篇はリアルDと呼ばれる偏光板方式であるが、ネット用に新しい3D方式を用いた予告篇が公開されている。劇場で配布されているカラーコード3Dメガネ(うちの娘が別の映画を観に行って、昨日もらってきてくれたもの)を使うと、従来の赤青メガネのアナグリフに比べて綺麗な色合いで観られる。
メガネは、濃い青フィルタと薄いアンバーのフィルタより構成されている。右目が青、左がアンバー。
さすがに偏光フィルタ方式に比べると、色のついたフィルタを用いているので、色彩はいまひとつだが、従来の赤青メガネに比べると鮮やかである。深海潜水艇のごつごつした立体感と、海底の塵による空間の表現がなかなか。
上の引用画像は、そのカラーコード3D方式の映像。これを観るとわかるように眼鏡なしでも通常のカラーに近い画像として見ることができる。これもこの方式のひとつの狙いなのだろう。
◆関連リンク
・YouTube - ColorCode 3D Demo
カラーコード3Dのデモ画像。なかなか植物がいい。
・ColorCode3D Index 日本の代理店㈱テクネのページ。こちらにもサンプル画像。
アナグリフを越えたアナグリフ !!
「カラーコード3D(ColorCode3D)」は、「色の再現性」に優れたカラーフィルター方式のステレオ画像形式です。
* 青/アンバー系のカラーコード3D専用のメガネで見るアナグリフの一種です。
* 通常のアナグリフの欠点を補い、「色の再現性」に優れたカラーフィルター方式のステレオ映像技術で、「赤」が「赤」として見えるアナグリフといえます。 * 通常のアナグリフ同様、表示媒体を選びません。
* 従ってカラーコード3D専用のメガネさえあれば液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ビデオプロジェクター、ブラウン管など通常の電子媒体の他、印刷物でも鑑賞可能となります。
* また、DVD、DVD-ROMによる配付、インターネット配信などが簡単に実現できます。
* カラーフィルターがやや暗めのため、映画劇場や視聴覚室、ホームシアターなど暗転可能な場所に適しています。
* 一方、暗めの映像や周囲が明るい場所での鑑賞には余り適していないようです。ただし、カラーフィルターの改良により、この欠点も克服される可能性はあります。
* 「カラーコード3D」は、現在、デンマークのカラーコード3Dセンターの特許技術となっています。US patent No.6,687,003; AU patent No.763370;EP patent No.1131658;その他出願中。
・当Blog記事
デジタル3Dシネマ方式比較 リアルD:REAL D v.s. ドルビー3Dデジタル:Dolby 3D Digital Cinema
ジタル3D CGシネマ 立体映画 REAL D ロバート・ゼメキス監督『ベオウルフ/呪われし勇者』
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