■ニコン デジタル一眼レフ D3S
ISO感度102400のハイビジョンカメラ
D3S デジタル一眼レフカメラ
(ニコン公式HP)
友人のmixi日記で知ったのだけれど、これ、高感度撮影ISO102400が可能。ISO感度 - Wikipediaによると、これは通常のフィルムのISO100の1024倍の感度となり、1/1024の光量でISO100と同等の画像を撮ることが可能ということ(まずは、当たり前の解説ですみません)。
そしてハイビジョン動画もISO102400。物凄く暗い場所でも普通にハイビジョン撮影が出来てしまう。ニコンの公式ページ等見ていると、肉眼では暗闇となり見ることのできない光量の場所でも、撮影するとハイビジョンで映像が識別できるという。右上のクマの画像参照。
◆ISO10万のサンプル画像。 サンプル動画(残念ながら小画面)
Nikon D3S 未踏の領域へ と題されたスペシャルサイト。静止画参照用。
YouTube - Vincent Munier - Summer Variations - Nikon D3s
YouTube - Bill Frakes - All over Australia - Nikon D3s 動画はこちら。
今のところ残念ながら動画のしっかりしたサンプルはみつからない。あえて見るとしたら、上のYoutubeのがいいが、静止画と動画のミックスしたものなので、本来の動画の威力のみを確認することができないので、たいへん残念である。
一眼レンズによる動画の表現に加えて、暗い場所での撮影が可能、さらに高速度で動く物体の撮影にも凄い威力を発揮するだろう。このように静止画だけでなく、動画カメラとしてのポテンシャルも楽しみ。
このようにどんどんアマチュア自主映画のカメラ性能が向上していく。ディジタルにより表現力の広がったアマチュア映画とプロの映画の垣根が低くなった時にどんな作品が生み出されるか楽しみ。劇映画というよりむしろドキュメンタリーの分野で新たな才能が出てくるのかも。
SF的に書くと、月のない空の暗闇にこのカメラを向けて撮影したら何が写るのだろう。
もしかして今まで何も見えていなかった空間に、未知の飛行生物が写るかも。技術の進化で世界の暗闇に新しい生物が発見されるって、なんかいいですよね。
映画的に書くと、デヴィッド・リンチは暗闇の表現が特徴的な映画作家なのだけれど、このカメラの感度によってリンチ・ブラックがどう変貌するか、も観てみたい。なんでニコンはリンチにデモムービーを撮らせなかったのだろうか。
◆関連リンク
・『Nikon デジタル一眼レフカメラ D3S』
・キヤノン : ニュースリリース.
10 月1日(木)よりテレビ朝日で放映される新番組「世界の街道をゆく」において、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ"EOS 5D Mark II"で撮影された映像が使用されます。 (略)
"EOS 5D Mark II"は、搭載している撮像素子「CMOSセンサー」の大きさが、一般的な放送用カメラの撮像素子の倍以上であるため、これまでは表現が難しかった、深み がある映像や一眼レフカメラならではのボケ味の美しい映像を撮影することが可能です。
・価格.com - ニコン D3S ボディ のクチコミ掲示板
・ISO感度 - Wikipedia
ISO 感度は、ISO100/21°、ISO200/24°、ISO400/27°、ISO800/30°…などがある。一段高い感度を使用すると、シャッター スピードを1段速くするか絞りを1段絞っても適正露出を得ることが出来る。例を挙げて言うと、ISO200/24°は光を受け取る能力がISO100 /21°の2倍あるためISO100/21°の半分の強さの光まで記録することが可能である。
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コメント
ミのつく職人さん、こんちは。
>>カメラのキタムラでレンタルできるようです。究極映像のネタにいかがでしょう。
>>一泊二日で19600円
ぎょえー、うちのBlogはどこからも取材費がでないので、とてもこんな高額は支払えません。自分がかえる可能性が少しでもあれば、試してみるのもありかもしれないですが、とてもじゃないけれど、、、。
このBlog記事くらいじゃだめだろうけど、キャノンがBloggerへの試用貸し出し(もち無料)とかすればいいのに。
投稿: BP(ミのつく職人さんへ) | 2009.10.24 13:31
カメラのキタムラでレンタルできるようです。究極映像のネタにいかがでしょう。
http://rental.kitamura.jp/top/CSfTop.jsp
一泊二日で19600円、おっとレンズは別だった。
投稿: ミのつく職人 | 2009.10.24 10:58