■光るブロック 3Dブロッククラスター LEDUBE(レデューブ)
3Dブロッククラスター(光るブロック)
4cm角のブロックで、ブロック一つ一つに赤青緑のLEDが内蔵されているとのこと。 様々な色が出せて、文字や映像も出すことが出来るとのこと。
テレビで見かけたLEDを用いた新しい組立型立体ディスプレー(立体視でなく立体的なディスプレーに2D映像表示)。調べたら下記のような商品でした。
(株)ステラアーツ製品
ブロックピッチ 40mm 入力電圧 DC9V 消費電力 450mW
クラスター 表示色数 約210万色(RGB各色7bit)
■3D LED(レデューブ)形状認識システムソフト
■映像キャプチャー変換システムソフト
4cm角のキューブを組み合わせて自由な形状にLEDディスプレーを構成できる。
組み立てる時にプロックのつなぎ部分に接点があって内部配線も同時にできるようだ。詳しいことは説明が書いていないため、よくわからないのだけれど、上の「形状認識システム」というソフトの存在から想像すると、自動的にディスプレーの画像コントローラで組み立てた形状を認識する仕組みのようだ。各キューブにICが組み込まれていて、それをコントローラでとらえるような仕組みかも。
これにより全体の配置を認識して、映像をそれに合わせて表示コントロールしているようだ。こういうの個々にデバイスを組み込まれたスマートディスプレーとでも言うのでしょうか。
開発したのは、(株)ステラアーツという長野県岡谷市のベンチャー企業。とてもいいアイディアなので、ヒットしてほしいものです。いろんなところでこんな立体ディスプレーが光っていたら、街が楽しくなると思うのだけれど、、、。あ、ラスベガスに売り込むのがいいかも。そうか日本だとパチンコ店かー。なんか夢がしぼむ(^^;)。
リンク先にある見積もり金額だと、レンタル100個で、一週間694万円、一ヶ月1188万円(含む映像変換費用)。まだ展示会向けなのでしょうね。
◆こんな領域へも進化してほしい
・James Clar - Lighting Design
[3D Display Cube - White]
[3D Display Cube v3]
当Blog記事 ■3D Display Cube
1000個のLEDを立体的に並べて、PCによる制御で、マウスに合わせて光が動いたり、文字や立体CGが表示されたり、なかなか素晴らしい作品。
以前紹介したアーティストの3Dディスプレーキューブ。実は先日東京の科学未来館で右の写真の実物を観てきた。
こちらは透明キューブで単色。透明にしていることで平面でなく立体に構成したLEDが奥行きを持った立体映像を構成できる。
光の点灯で動く立体物を表現できて、なかなか面白い。
ただよく見ると、LEDの配線がむき出しだったり、手作り感たっぷり。
これに前述の3Dブロッククラスターを使用したらどうだろうか。透明化すると内部が剥き出るので改良は必要だろうけれど、面白いコラボレーションがいろいろとできるのではないだろうか。
さらにブロックの大きさを小さくして解像度を上げて、3Dカラー映像ディスプレーへと進化したら、きっと凄い感動製品になると思う(あ、感動するのは、我々ステレオ映像マニアだけか(^^;))。
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