■スタジオジブリ次回作 新人監督は米林宏昌氏らしい
& 『Cut (カット)2009年12月号 ジブリ、その現在、過去、未来』
『Cut (カット) 2009年 12月号』(Amazon)
CUT12月号の表紙 - Cut 編集部日記 | ブログ
特集はジブリ。 詳細は、また近々発表します。
発売は11/19(木)ですが、表紙がCutブログで公開されています。「スタジオジブリ、その現在、過去、未来」ということで、きっと次回作についても触れられているでしょう。
ただネットで検索するだけで、実は既に次回作情報は見つかりますので、ちょっと早くここでも紹介。(ネットの噂ですよ、あくまで(^^;))
ジブリ鈴木敏夫P「スタジオジブリ次回作は新人監督を起用、発表は12月」と明かす - シネマトゥデイ
スタジオジブリの気になる次回作は12月に発表の予定。「内容はまだ秘密。今、言えるのは新人監督を使うこと。雰囲気は“フニャ、フニャ”って感じかな」と話し、報道陣を煙に巻いた。
【Podcast】2009/10/27 今夜も高萩さんがれんが屋へ!
【Podcast】2009/10/27 今夜も高萩さんがれんが屋へ!
この終わりのほう参照 (鈴木敏夫のジブリ汗まみれ)
新人監督についてポロっと、「36歳のアニメータ」と語っていました。ここから検索してみると、、、。
1973 小松田大全、矢萩利幸、芳垣祐介、米林宏昌
この中でジブリの人は(たぶん)「米林宏昌」氏だけなので、これでほぼ予想できます。で、「米林宏昌」×「ジブリ」×「新人監督」で検索すると以下の情報。
スタジオジブリとは (スタジオジブリとは) - ニコニコ大百科
中日ドラゴンズ会報での鈴木プロデューサーのインタビューなどから、米林宏昌(劇場作品初監督)、宮崎吾朗、高畑勲の順に製作する予定であることが判明し、その後には宮崎駿の次回作を製作予定であるという。
『(作品名未発表)』2010年夏公開予定。
スタジオジブリ所属の演出家、米林宏昌の初監督作品。上述の鈴木プロデューサーのインタビューで判明。内容については一切不明だが、2009年春に既に作画がスタートしており、2010年には公開予定だという。『定家と長明(仮)』2011年公開予定。
(略)宮崎吾朗の第二回監督作品。(略) 堀田の「方丈記私記」「定家明月記私抄」を原作とした、若者二人の青春群像劇であるという。『(作品名未発表)』準備中。
「ホーホケキョ となりの山田くん」以来となる、高畑勲による作品。また、メインスタッフに田辺修を起用するという。(略)「竹取物語を原作にし、筋も殆ど同じでありながら、受け取る内容は全く違う、というものを目指している」(略)鳥獣戯画的作画を現在は模索中であるという。
中日ドラゴンズ会報、というのが(^^)。やはり人間、自分の好きなものの前ではガードが甘くなるということでしょうか。
この記述が正しければ、「米林宏昌」氏で間違いないでしょう。
米林氏についてはさらに詳細は下記に書きますが、それにしても吾郎監督の次回作、またもや宮崎駿氏が昔からファンを公言している作品の映画化。ル・グウィンに続きトラブらないといいのですが、、、。それにしても駿監督の心情はとても複雑でしょうね。なんで、よりによってそんな作品を選ぶのか、相当疑問に思う。老婆心ながら、親離れすべきでは?
『 』(作品名未発表) 制作中 2010年夏公開予定
監督:米林宏昌(通称/麻呂) 初劇場アニメ監督作品
プロデューサー:岸本卓(通称/ナヨ)
※2009年春に作画イン
中日ドラゴンズ公式ファンクラブ会報2009年3月号鈴木Pインタビューより
岸本卓氏は「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」に何度か出てますが、『ポニョ』で声の出演もされている元雑誌「サイゾー」編集者。プロデューサーとして一枚看板、凄い。
鈴木敏夫のジブリ汗まみれ - TOKYO FM 80.0
なんかさえない風体の青年は、実は…ポニョの生みの親なんです!岸本卓、通称ナヨ!ジブリに入社して3年半の、このなよなよした人がなぜポニョの生みの親なのか?
# 1997.07.12 もののけ姫 徳間書店=日本テレビ=電通=スタジ... ... 動画
# 1999.07.17 ホーホケキョ となりの山田くん 徳間書店=スタジオジブリ=日本テレビ放送... ... 動画
# 2000.06.01 人狼 バンダイビュジュアル=ING ... 動画
# 2001.07.20 千と千尋の神隠し スタジオジブリ=日本テレビ=電通=徳間書... ... 原画
# 2002.07.20 ギブリーズ episode2 徳間書店=スタジオジブリ=日本テレビ=デ... ... 原画
# 2004.11.20 ハウルの動く城 「ハウルの動く城」製作委員会 ... 原画
【フィルモグラフィー】
ゲド戦記 (2006) Anime 作画監督補
めいとこねこバス (2002) Anime アニメーション演出
# 原作・脚本・監督:宮崎駿 # 作画監督:米林宏昌 # 原画:二木真希子、賀川 愛、山田憲一、松瀬 勝、山森英司、中村勝利、小野田和由、松尾真理子、田村篤
「空想の空飛ぶ機械達」で作画監督、「めいとこねこバス」で初演出ということです。どんな作品か期待されます。
さてCutで真実が語られるのか、来週を楽しみに待ちましょう。
◆関連リンク
当Blog記事
・2009年4月1日 西ジブリ始動! 宮崎駿、トヨタ本社へ
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コメント
ついに正式発表されましたね。
さすが究極さんの読みはさすがです。
鈴木Pの企画書に不覚にも涙ぐんじゃいました。
投稿: イワナミ | 2009.12.17 17:50
patchさん、shamonさん、こんばんは。コメント、ありがとうございます。
>>>米林宏昌はポニョの波乗り上昇シーンを描ききったジブリ若手随一の天才アニメーター
>>だそうです。
>>私はまだ「ポニョ」を見ていませんし、どんなに凄いのか良く分かりませんが・・・。
波乗り上昇シーン、確かに印象的なシーンでした。あの辺りの原画は、次のような担当だったようですね。力がこもっているシーンだったことは間違いないですが、それが天才的かどうかは、、、。実は僕はそれほど凄いシーンとは思えませんでした。
ポニョってやはり物語性を捨てていることで、映画として、原画が訴える力もそれによってそがれている、と感じてます。
作画@wiki - 崖の上のポニョ
>>某巨大匿名掲示板では早々と名前が挙がっていました。
>>やっぱりこの人でしたか。
いぇいぇ、まだ現段階は噂の集積にすぎません。Cutで明らかにされるか、ジブリの公式発表が12月にあるか、どちらかでしょう。
このプロデューサーと監督でどんな素材が選ばれたか、ファンの次の関心はそこですよね。
>>ジブリも他のスタジオと組んでTVシリーズをやったほうが人材育成にいいんじゃないですかね。
宮崎さんの監修のもと、『風の谷のナウシカ』漫画版の完全アニメ化をTVで、、、というのはどうでしょう。監修だけですまなくなるのが、課題ですね(^^;)。でもオーマの活躍を激しく観たいのは僕だけ?
こんな消耗戦をTVでやったら、いかなジブリといえど、スタジオは衰弱し、つぶれるかも(^^;)。
投稿: BP(patchさん、shamonさんへ) | 2009.11.15 17:40
まいどでーす。
>米林宏昌(劇場作品初監督)
某巨大匿名掲示板では早々と名前が挙がっていました。
やっぱりこの人でしたか。
「めいとこねこバス」は非常に良い仕上がりと聞いています。初監督作品が故・近藤氏を超えられるか注目ですね。
>それにしても吾郎監督の次回作
彼の後に高畑、宮崎とは○○の事情ぷんぷんだな~(苦笑)。
話変わりますが
IGがトランス・アーツと組んだ「獣の奏者エリン」が
この1年近くなかなかのストーリー・テリングで
楽しませてくれています。
ジブリも他のスタジオと組んでTVシリーズをやったほうが人材育成にいいんじゃないですかね。
投稿: shamon | 2009.11.14 12:42
米林さんについては2chのまとめブログが何かで「ジブリ随一の天才アニメーター」みたいな書き込みをだいぶ前に見た気がするので調べてみました。
http://yutori2ch.blog67.fc2.com/blog-entry-674.html
>米林宏昌はポニョの波乗り上昇シーンを描ききったジブリ若手随一の天才アニメーター
だそうです。
私はまだ「ポニョ」を見ていませんし、どんなに凄いのか良く分かりませんが・・・。
投稿: patch | 2009.11.13 02:37