■Martin Amm:マーティン・アム<超絶 昆虫水滴 マクロ写真>
Macro photos of insects by Martin Amm (64 photos) | FreakyMartin.com
写真家マーティン・アム氏の水滴昆虫究極映像写真。(上のリンク先、NTT光ネットだとセキュリティに引っかかるサイトです。もしNGの際は、下の関連リンクのサイトへ)
これもTumblr経由(browneyes' scrapbook)で知った超絶画像。
たぷん朝、霧が下りた日の昆虫を接写したものだと思うが、観たこともないような素晴らしい色彩と、散乱する光の写真になっている。
写真家の着想は偶然の写真から生じたものではないかと思うのだけれど、この超絶な映像に気づいて撮り続けていることが、我々にこんな観たこともない世界を提示していることに感謝。
特にこれら写真で美しいのは昆虫の複眼。
普段何気なく目の前を通り過ぎていく虫達が、まずマクロ撮影でその視覚センサの体表における比率の高さを示し、さらにそれを水滴が拡大表示して強調している。彼らの生存にとっての視覚の重要度がよくわかる。そしてその自然の造形物の不思議と美。
この美しさは宝石の美しさを超える。そしてまさに機能美。
これ見て、本気で一眼デジカメと高倍率のマクロレンズがほしくなりました。ただの田舎である、うちの周りの畑にもこんな超絶映像がミクロな世界で日々展開されているのだろうか。すげぇ。
◆40 Greatest Insect Macro Photographs! | Zhoogs top Lists
Martin以外の昆虫マクロ写真。
これを見てると、もはや我々は異星の生物を見たいと思う必要はないのでは、と思ってしまう。充分に異世界を覗いている気分になる。
映画のSFXが進化したが、これら昆虫群に勝てる異星生物を空想映像が描いたかというと、描けていないのではないか。ジェームス・キャメロンの『アバター』も予告を見る限り、例外ではない。まだまだ進化の余地がある。たぶん触毛などのディテイルによるのだろう。
SFXアーティストも、こうした写真を観たうえで、これに勝てるディテイルをCGもしくはメーキャップ/着ぐるみ(?)で実現してほしいものである。
以前の魚の写真の時も同じように思ったのだけれど、、、。
◆関連リンク
・Photos by Martin Amm - photo.net
・struller on deviantART
昆虫以外も。マーティンの写真ページ
・Martin Amm - Google 画像検索
・SeaWayBLOG: Insects in the morning dew.
昆虫の頭部 水滴。
・78381 » Dropular - Media Bookmarking
虫の頭 水滴写真。
-------ここまでMartin Amm
当Blog記事
・デヴィッド デュビレ『魚の顔図鑑』 David Doubilet "FISH FACE"
ここに出てくる現実に地球上に存在する生物たちの方が、映像クリエータが作った異星生物よりもずっとイマジネーション豊か。それはディテイルと色彩に秘密があると思う。 SFXのクリエータは現実のこれら奇想な生物に学んで、さらに奇怪な生き物を生み出してもらいたいものです。
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コメント
shamonさん、こんばんは。
>>凄い~(@@;。
これ、感動ものですよね。
>>ヴァンクリーフ&アーペルも
>>真っ青なダイヤ(水滴)のセッティングですね~。
>>蟷螂の顔はエメラルドとオニキスでしょうか(笑)。
こんな宝石があったらいいですねー。
素晴らしい天然デザインの宝石。
Martin Ammさんに、感謝です。
投稿: BP(shamonさんへ) | 2009.11.12 22:33
まいどでーす。
凄い~(@@;。
ヴァンクリーフ&アーペルも
真っ青なダイヤ(水滴)のセッティングですね~。
蟷螂の顔はエメラルドとオニキスでしょうか(笑)。
投稿: shamon | 2009.11.12 06:42