■宇宙総合学研究ユニット 「人類はなぜ宇宙へ行くのか?」
日時: 2010年1月9日(土)、10日(日)
両日とも9:30〜17:30(予定)
会場: 京都大学百周年時計台記念館 百周年記念ホール
長期的な視点で将来の宇宙科学、宇宙利用を計画する際の哲学的、思想的基盤の構築とともに、「宇宙生存学」とでも呼ぶべき新しい学問の創成に向けた出発点となることを目指します。
2010年1月9日
磯部洋明(京都大学宇宙ユニット)「シンポジウムの趣旨説明」
柴田一成 (京都大学宇宙ユニット/理学研究科)「太陽系の将来」
丸山茂徳(東京工業大学理工学部)「地球と人類の近未来・遠未来」
大野照文(京都大学総合博物館)
「人間は生物としてこれ以上進化するか?地球上に人間以外の知的生命は現れるか?」
山川宏(京都大学宇宙ユニット/生存圏研究所)「技術的側面から未来の宇宙探査と生活を想像してみる」
岡田浩樹(神戸大学大学院国際文化研究科)「日本人が宇宙へ移住する時」
柳川孝二(JAXA)「タイトル未定」 他1月10日
的川泰宣 (JAXA)「宇宙進出と日本の未来」
松浦晋也(ノンフィクションライター)「日本の将来計画への期待」
斎藤光(京都精華大学人文学部)「宇宙進出と性の問題(仮)」
竹宮惠子(マンガ家、京都精華大学マンガ学部長)「マンガ・アニメと宇宙への憧れ」
木下冨雄(国際高等研究所、京都大学名誉教授)「宇宙問題への人文・社会科学からのアプローチ」
山折哲雄(宗教学者、元国際日本文化研究センター所長)「人類が宇宙へ行くことの意義は何か?」
他
なかなか刺激的なシンポジウムです。
でもこの中にSF作家が一人もいないのが、なんとも寂しいものです。往年の小松左京ならこのテーマへの参加/声掛けは必須でしょう。
今、こうしたテーマに関われるSF作家は誰かな、と考えた時に、山本弘氏の名前を思い浮かべたりしますが、どなたが適任なのか?
思弁的には神林長平とか円城塔とかも思い浮かびますが、、、。ある意味、小松左京に匹敵するような、このポイントで語れるSF作家が不在なのかもしれません。ちょっと残念です。
海外ならやはりグレッグ・イーガンなのか。
twitterでの松浦晋也さんのレポートを楽しみに待ちましょう。
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