■ベテルギウスにスーパーノヴァ/ハイパーノヴァ爆発の兆候
ベテルギウスに爆発の兆候
大きさ急減、表面でこぼこ(asahi.com)
専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。
超新星爆発を目にした瞬間、人間は死ぬのですか? (Yahoo知恵袋)
ガンマ線バーストは(略)地球から1000光年以内で発生し、ビームが地球方向を向いていたら、地球の大気が完全に剥ぎ取られます。
ペテルギュウスは640光年の距離なので、その危険がない訳ではないという事ですね。これが明日から数万年後まで地球のリスクになる。でもガンマ線バーストは起こるかどうかもまだ理論的にわからないみたいだし、極限られた範囲へ放出されるようで、確率は相当低いのでしょうね。
ガンマ線バースト(wiki)
ビームの幅はわずか数度の角度範囲に限られる。
詳細とガンマ線バーストを捉えた別の恒星の写真はリンク先を参照。
極超新星:ハイパーノヴァ(wiki)
これでもし本当にノヴァ化して満月の光くらいになれば、『NOVA 1 書き下ろし日本SFコレクション』の良い広告塔に、、、ってそんなまとめか!?
◆関連リンク
・ESO - eso0927b - A close look at Betelgeuse
ESO’s Very Large Telescope (VLT) でとらえたベデルギウス。
・ESO - eso0927 - Sharpest views of Betelgeuse reveal how supergiant stars lose mass 引用した写真はこのEOSのページより。
・ベテルギウス - Wikipedia
原綴りの Betelgeuse は英語式の綴りで、英語では [ビートルジュース] というように発音される。
ビートルジュース、という名前はベテルギウスの英語読みの発音にbeetle(カブトムシ)とjuice(ジュース)を当てはめたものであり、それ以上の意味はない。
これは知らなかった。
・YouTube - Betelgeuse Surface Video + Going Supernova
Tribute video to the famus red supergiant star Betelgeuse. Features a surface video and a picture of the spectacular supernova explosion.
When it explodes, it may become a Pulsar surrounded by a big nebula.
Computer simulations by Bernd Freytag
ベテルギュウスの表面をシミュレーションしたコンピュータグラフィクス。
・HyperNova - PodTube
ハイパーノヴァ、スーパーノヴァのCG映像のリンクを集めたサイト。
これはなかなかの見ものです。
・Film_Chi.mp4 (video/mp4 オブジェクト)
2002年〜2009年の別の恒星の観測写真を動画化した映像がパリ天文台にありました。大きさが太陽-地球間の距離ほど変化。明るさの鳴動も不気味。
右図の中央部に置かれたのが太陽と地球の軌道。
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コメント
ホシノさん、はじめまして。
『都市と星』『SFマガジン2009年7月号伊藤計劃追悼号』..の表紙描かれているのですね! 凄く好きなイラストを描かれた方からコメントいただき、嬉しいです。
>>シリウスの真後ろにかつて赤いシリウスと呼ばれていた別の赤色超巨星があった、、って話ですが、爆発の設定が2011年。
たしかにこのニュース、星野之宣漫画を彷彿させますね。ガンマ線バーストは勘弁してほしいですが、スーパーノヴァは観てみたいものです。
投稿: BP(ホシノさんへ) | 2010.01.16 08:39
はじめまして
随分前からいつも楽しく拝見させていただいています。
こちらの記事でこの事を知りました。これを読んだら星野之宣さんの短編「超新星2011メギド」を思い出しました。シリウスの真後ろにかつて赤いシリウスと呼ばれていた別の赤色超巨星があった、、って話ですが、爆発の設定が2011年。ちょっと予言めいてるかな?と思いました。
投稿: ホシノ | 2010.01.12 10:58