■デイヴィッド・リンチ ギャラリー・ラフェイエット展示
David Lynch Machines Abstraction and Women Exhibition Paris
David Lynch Galeries Lafayette(Youtube検索結果)
みなさま、あけましておめでとうございます。
既に新年も5日。正月休みでボーとしててBlogの更新が滞り、すみませんでした(twitterはしてたんですけどね(^^;))。本年もどうぞ御贔屓によろしくお願いいたします。
さて新年はデヴィッド・リンチからスタートです。
・David Lynch Machines, abstraction and Women 展示の全体像
2009年9月デイヴィッド・リンチが、パリの百貨店ギャラリー・ラフェイエットのショーウィンドーを飾ったアート作品のビデオ。
最近、新作映画の噂を聞かないですが、活動を映画からアートへシフトしてますね。(後日、別の展覧会情報も掲載予定)
この作品は映画的オブジェ作品。映像と音楽とのコラボレーションで、今までのリンチのアート作品(主に絵画)から映画へと近づいていってますね。で、紛れもなくリンチ。あの音楽だけで参ります、私(^^;)。
こうした作品で映像と音楽のコラボレーションをすることで、映画の欲望は充足してしまうのではないかと、ファンとしては心配。
ピタゴラ・スイッチに比べると、まだまだだね、なーんて(^^;)。
リンチのこのようなアート活動の活発化は、一昨年のパリの大規模な展覧会ジ・エアー・イズ・オン・ファイアー展: "the air is on fire"で評判が良かったから、というのが理由なのでしょう。それにしても、もしかしたらリンチは『マルホランド・ドライブ』で20世紀映画芸術の到達点に至ってしまったため(これは僕の解釈)、続く『インランド・エンバイア』はスタイルを崩しに崩し、今や映画そのものに興味を失っているのではないか、という心配も僕の頭には浮かんできます。
特に日本では展覧会が開かれる気配がなく、ファンとしては彼の新作に出会う機会がなくなっているので、上記心配が危惧に終わることーー次回作の映画情報を早く知りたいものです。
◆関連リンク
・デイヴィッド・リンチ版画購入 | 滝本誠 夢のヒント、悪夢のピント | WEBマガジン e-days「イーデイズ」.
新刊刊行パーティは、所有のリンチ・ペインティング+写真を展示できる空間でやりたい。そこでモチベーションをあげるために、印税前倒しと称して、先頃パリの百貨店ギャラリー・ラフェイエットで開催されたリンチの新作版画展で1点購入した。
滝本師匠のBlogにこのアート展の情報がありました。版画を買われたのですね。
・David Lynch @ Galeries Lafayette (Paris, France) ~ Haute World
11個のショーウィンドーを写真で紹介。
・David Lynch en vitrine aux Galeries Lafayette — Le Journal des Vitrines ムービー集
・::: au fil de la Seine ::: : Expo David Lynch
ギャラリー・ラファイエットの展示会場の様子。
・フランス生活情報 フランスニュースダイジェスト
- デヴィット・リンチがパリを彩る
「パリを彩るこの百貨店のショーウインドーは私の感性を刺激する宝石の箱のような存在です」というデヴィット・リンチ。シュルレアリスムをこよなく愛する彼ならではの不思議な空間を演出しています。
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