■感想 フィリップ・ハース監督
『Lathe of Heaven : 天のろくろ』
フィリップ・ハース監督
『Lathe of Heaven : 天のろくろ』
『ゲド戦記』のアーシュラ・K.ル=グウィンの小説「天のろくろ」を映像化。近未来でドラッグに溺れる生活を送っていたオアには自分の意思と関係なく現実を変えてしまう力があった。ある日、彼に相談を持ちかけられたセラピストは彼を利用しようと企む。
レンタル店で偶然見かけて借りた。調べてみると、既に二回目の映画化。
なかなか面白い。バリバリ低予算なのだけれど、シンプルにまとまっている。
ほとんど一つのビルの中とその周辺だけで展開するこじんまりとした映画になっている。ただチープだけど現実の改変の様子をうまく切り出していて、好感が持てる。金をかけるだけが映画じゃないですね。
ただ原作のあらすじをみると、もっと破天荒に現実が改変されるようで、そちらの方がSF映画になったら凄そう。
すでに原作は絶版だけれど、復刊時に購入しておくべきだったと後悔。
ということで本屋を捜しました。んで、名古屋駅前のジュンク堂でゲット。いずれ読んでレビュウします!
◆関連リンク
Ursula K. Le Guin『The Lathe Of Heaven』
DVD『The Lathe Of Heaven』1980版
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