■感想 ペール・アンダーソン監督『スタンリー・キューバ:STANLEY CUBA』
STANLEY CUBA || Official Website
これ、レンタル屋でもしかしたら面白いかも、と思って観たのですが、ひさびさに大外れ。あまりに酷かったので、間違って観てしまう方がいないように(^^;)、記事にしますね。
「偉大なる映画監督に間違われた意外なる男」という副題にだまされてはいけません。ジャケットからもタイトルからも、当然スタンリー・キューブリック監督作のパロディ映画を想像するのだけれど、まるでパロディになっていない。有名なシーンをなぞった映像はあるが、これが何の意味もない! 憧れてます、とりあえず撮ってみました、という以外の何者でもない映像。
そしてストーリーも演出も演技も、映画以前。
おまけに出ている俳優の表情が、あきらかに「この監督、何したいだ」って懐疑の顔をしているのが画面からわかる。典型的な空気読めない人が撮ったって感じで、自主映画よりも酷い。
ちなみに国内版のDVDジャケットは上の画像ではありませんので、よくよく注意して間違っても借りないように!!(際物の好きな人にも受ける要素はほぼありませんww)
うーん、こんなに酷評した映画は初めてだ(^^;)。
◆関連リンク
・ Per Anderson『Stanley Cuba』(Amazon.com)
幸いなことにAmazon日本では取り扱いなし。
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