■池田亮司 「spectra[ nagoya ]」
「+/- [ the infinite between 0 and 1]」
◆天まで届け名古屋城の光
あいちトリエンナーレ(CHUNICHI)
「あいちトリエンナーレ2010」で、名古屋城から成層圏まで垂直に伸びる光のタワーが出現する。(略)
名古屋城の二之丸広場を舞台に、サーチライトの強力な光を天空に向かって放つ。サーチライトは直径50センチ、出力4キロワットの白色光で、縦横8列ずつ、計64基を並べる。
YouTube - Nuit Blanche 2008 : spectra [Paris]
Nuit Blanche Paris Ryoji Ikeda Ryoji Ikeda - spectra [paris]
池田亮司氏のこの光の芸術は2008年から、アムステルダム、パリ、バルセロナで開催された[ spectra ]の名古屋ver.。上のYoutubeの動画は、パリでの映像。
街と空まで含んだ巨大な空間に、映像と音のアートが展開。こうした巨大作品は、何かそこの場で畏怖感が迫ってくる。8月の開催を楽しみにしたい。
◆+/- [ the infinite between 0 and 1 ] Ryoji Ikeda 池田亮司
★昨年のイベントです、ご注意を★
池田亮司 +/- [ the infinite between 0 and 1]
会期:2009年4月2日〈木〉 → 6月21日〈日〉
休館日:月曜日(ただし5月4日は開館)
時間:10時 → 18時(入場は閉館の30分前まで)
会場:東京都現代美術館
YouTube - 池田亮司 + / - [ the infinite between 0 and 1] キュレーター長谷川祐子氏インタビュー
日本の電子音楽 分野の第一人者として、世界中から注目されている作曲家/アーティスト、池田亮司氏。 絶えず人間の感覚能力とテクノロジーの臨界点に挑むような、洗練された彼の作品やパフォーマンスの数々は、今や音楽だけでなく建築、映像、ダンスといった 表現ジャンルを超えて、幅広く大きな影響を与えています。
私たちの知覚する世界を、サイン波やピクセルといった最小単位にまで突き詰められた「データ」として捉え直し、それらを再構成することで、全く別の世界体験を作り出すこと。
こちらは東京で昨年4月に開催された大規模な個展の動画。展示作品のいくつかをキュレータの解説付きで楽しむことが出来る。
"Data Matrix"と名付けられた作品。24×6mの壁のスクリーンに映し出される細かな数字。情報の洪水を眺めることでどんな感覚がわき起こってくるか、これも体感してみたい作品である。
もうひとつ刺激的にみえるのがMatrix 5ch ver.という白い空間に5つの巨大なスピーカーが置かれた作品。この中に観客が入り込むことで、音像空間が歪むことをも体感する、というものだったらしい。
全て体感するアートなので、こうした映像だけでは経験できない。この現場に是非入り込んでみたかった(^^;)。
◆関連リンク
・池田亮司 - Wikipedia
・あいちトリエンナーレ
作家紹介 (PDF / 6.2MB)
最新プレスリリース (PDF / 5.9MB)
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