■東京大学大学院 小紫研究室 マイクロ波ロケット
マイクロ波ロケットの高推力化に成功!
ムービーはこちらに(研究成果)
東京大学と(独)日本原子力研究開発機構の共同研究チームは、地上から宇宙へ物資を運ぶための次世代の宇宙ロケットシステムとして期待される「マイクロ波ロケット」に対して、1.2メートルの高度まで持続的に推進力を発生させ、小型モデル機を打ち上げることに成功しました。
TBS「夢の扉〜NEXT DOOR〜」
2010.3/21放送内容
東京大学新領域創成科学研究科の小紫公也教授です。そのロケットは“ライトフライト”と呼ばれる、マイクロ波をエネルギーにして飛行するもの。まだまだ未来の話ですが、その第一歩として現在、ロケットの機体やマイクロ波を受けるための伝送ミラーの製作にあたっています。
TBS系で放映されたマイクロ波ロケットの東大小紫研究室の最新研究成果を観た。
東大教授小紫公也氏が、A.C.クラーク「太陽系最後の日」を子供の頃に読んで感銘を受けロケット技術者を目指したと語る。ここでもクラークの夢を開発中!ということでなかなか感動。
マイクロ波ロケットの実験ムービーは、上のリンク先の方が、TVでやっていた映像よりもしっかりとパルス状の推進が確認できる。600kW(100Hz)×1msecで126g×1.2m上昇。これが現在主流の液酸液水ロケットと比べてエネルギー効率がどれくらいの比較になるか知りたい(調べてちょっと計算すれば出そうなものをものぐさしです)。
2030年に打ち上げることを目指している、とのことで自分はギリギリ観られるかも(^^;)。
◆関連リンク
・Microwave Beaming Propulsion マイクロ波推進とは?
ビーミング推進ってネーミングがいいですね。
・当Blog記事
『U.H.O.フューチャーレスキュー2061』(Unidentified High-technology Object:未確認ハイテク物体) 小紫教授のライトフライトをアニメで描いた作品。検索して思い出しました。以前もこのマイクロ波推進について書いてました(^^;)。
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