■アップル、広告プラットフォーム「iAd」
(ギズモード・ジャパン)
アップルが、位置情報ベースの広告プラットフォーム「iAd」を発表。
例えばトイ・ストーリー3のバナーをクリックすると、それが画面いっぱいに広がって、音楽がなったり動画が流れたり、あるいは簡単なゲームのようなコンテ ンツが出てくるかもしれません。そういうクリエイティブを仕込むことは可能だし、またそういうのが増えると思います。
これはFreeの世界に凄いインパクトになるだろう。TVなどメディアと、看板等場所に結びついた広告をモバイル端末に取り込んでしまうエコ・システム。
ジョブズ "われわれはインタラクティブでありかつ感情を伝えられるようなビデオ広告コンテンツをアプリの内部で表示する方法を開発した" 。
関連リンクに示すビデオにToy Story3のデモがある。実は今、バックグランドで再生中(^^;))。インタラクティブで、アプリよりCMの方が面白そう。
確かに僕も長時間通勤でiPhoneを眺める時間がTV見るよりずっと長い。媒体として最高。これによりアプリのfree化が進む。iTune Storeの音楽,電子Book,映画にも応用可能だろう。
最近盛んに言われるFree化は騒ぎ過ぎじゃないかと思う。だって当たり前だけどTVやラジオやフリーペーパーは既にやっていた訳だから。今回新しいのは、コンテンツ制作者に直接広告代が入ること(6割だけど..)。正に評価経済。クリエータが代理店に搾取されていた時代の終焉(Appleが4割とるけどw)
これがAppleが何故iPadを作ったかの理由だろう。本と雑誌、音楽と映画とTVのコンテンツを全て取り込めるモバイルも可能な端末というコンセプト。従来から既にfreeだったTV,ラジオ,看板w等の広告メディアのアナログ世代からの奪取。
そして音楽と映画のダウンロードもfree化するかも。iTune storeとiAdがどう連係するか注目。もっとも音楽と映画も既にラジオとTVで既にとっくの昔からフリー配信されてた訳ですが(^^;)
それとアプリのメディア化。アプリを介してCMが流れる。制作者に福音ですね、まさにエコシステムが強固になるわけです。
そして街の看板も、全てセカイカメラやARアプリに置き換わるかも(^^;)。
肉眼の見る街は落ち着きと風情を取り戻す。ジョブズによる世界の景観の革命。
iBooksは雑誌の様に書籍に広告を取り入れてfree化するのが、その存在の本質かも。プロ作家もアマチュア作家もそうして収益を評価経済の一環として得るわけかな。
アプリだけでなく、雑誌や本や映像も読み/見返すたびにクリエーターに広告収入が入るわけですね。繰り返し読まれる良書に収益が集まる健全なエコシステムになると良いですね。
(今週は土日にBlog書く時間が取れず、twitterのつぶやきを、そのまま記事に。手抜きですみません)
◆関連リンク
・Apple -
QuickTime - April 2010 Apple Special Event.
Watch Apple CEO Steve Jobs give a sneak peek into the future of the iPhone OS.
iAdについては、00:44:20あたりからです。
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