■感想 ラ・マシン ハイビジョン特集『動け!巨大マシーン』
ハイビジョン特集『動け!巨大マシーン ~ある日、君の住む街がガリバーの国に~』
BShi 4月3日(土)午後8:00~9:30
フランスのラ・マシーンの特番。工房の100体以上の今までの作品も紹介。
BS-hiでラ・マシーンのドキュメンタリーのハイビジョン放映があった。上の写真は、下記の関連リンクで紹介したYoutubeの動画から(たぶんフランスのTV番組。NHKのと似たシーンが撮られている)。
で、番組はラ・マシーンの本拠地 フランスの島 ナントでの工房の様子と、昨年の横浜での活躍を描いている。
Youtubeで観てはいたが、ハイビジョンで観るラ・マシーンに圧倒される。まずは巨象のでかさと内部構造が圧巻!あれって、50人を乗せることが出来るんだ。
次に『巨人の神話』登場! 眼を見開くところの音が聴こえる!
そして、2006年の巨大な砲弾と少女とスルタン。これはネットで見つけてBlogで紹介した時の興奮を今も思い出します。うちのBlog記事。
次に、巨大象のスケッチから完成までのプロセス。工房の50人による22ヶ月の制作の過程。巨象は観客50人を乗せられるように設計される。そして職人による木材模型作製とコンピュータへのデータ取り込み。45tを支える鉄骨。
そして巨大象は、なんと収まりきらなくなって途中で工房を建て直し。
眼に命を吹き込む工房の代表フランソワ氏。機構はロボット工学のDr.が担当。アートとエンジニアリングの融合。誰か、この人達に巨大ロボット作らせよう!
ナント島の都市計画、1周が5kmの島をマシンで埋め尽くす計画! フランソワのイメージ図が説明される。今、進行中なのが海の世界と名付けられた3階だての20mメリー・ゴーランド(上の引用写真の右下の図)。35の空想的な生き物のマシンが飾られ、客が自分で動かせるという。これは下記のYoutubeのリンク先で観られます。
そして最後に、40mのアオサギの木の計画。ナント市の国際的なイメージアップを狙った事業計画。
これってフランスの国が予算出しているのだろうか。もしそうなら、こういうセンス・オブ・ワンダーな文化に予算をつけられるフランスって凄い。日本でもヤノベケンジに100億円も渡せば、すんごいものができると思うのだけれど、、、(^^;)。
◆関連リンク
・YouTube
- Les Machines de l'île de Nantes fêtent leurs deux ans 海の世界
・ラ・マシーンのfacebookに最新の写真が満載。右上のも。
最新の出し物は、不思議な球体とスチーム・パンクな
巨大魚。フランスのナントで2010.4/1-4/7まで開催されたらしい。
・40mのアオサギの木の計画 イメージ図と写真
・ラ・
マシン - Wikipedia
・ 『 ラ・マシン ライヴ・イン・ヨコハマ』
今、検索して知った。これ、去年末に出てたんだ!
・ロワイヤル・ド・リュクス『巨人の神話』
・ロワイヤル・ド・リュクス『スルタンの象と少女』
当Blog記事
・la
machine:ラ・マシン『La Princesse:巨大クモ』@開国博Y150
・SF作家ジュール・ヴェル
ヌの没後100年パレード ゴシック 月世界 ジャイアント・マンモスと巨大アンドロイド少女
・新刊メモ 『映
像+ 7 ラ・マシン特集』他
・巨大スペク
タルアート劇団「ラ・マシン:La Machine 」 巨大な生命のある機械 日本上陸!
・巨大ロボッ
ト2点 La Machine 15メートルの巨大クモ
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