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2010.04.09

■感想 ラ・マシン ハイビジョン特集『動け!巨大マシーン』

La_machine

ハイビジョン特集『動け!巨大マシーン  ~ある日、君の住む街がガリバーの国に~』

BShi 4月3日(土)午後8:00~9:30
フランスのラ・マシーンの特番。工房の100体以上の今までの作品も紹介。

 BS-hiでラ・マシーンのドキュメンタリーのハイビジョン放映があった。上の写真は、下記の関連リンクで紹介したYoutubeの動画から(たぶんフランスのTV番組。NHKのと似たシーンが撮られている)。
 
 で、番組はラ・マシーンの本拠地 フランスの島 ナントでの工房の様子と、昨年の横浜での活躍を描いている。

 Youtubeで観てはいたが、ハイビジョンで観るラ・マシーンに圧倒される。まずは巨象のでかさと内部構造が圧巻!あれって、50人を乗せることが出来るんだ。
 次に『巨人の神話』登場! 眼を見開くところの音が聴こえる!
 そして、2006年の巨大な砲弾と少女とスルタン。これはネットで見つけてBlogで紹介した時の興奮を今も思い出します。うちのBlog記事

La_machine_face_book

 次に、巨大象のスケッチから完成までのプロセス。工房の50人による22ヶ月の制作の過程。巨象は観客50人を乗せられるように設計される。そして職人による木材模型作製とコンピュータへのデータ取り込み。45tを支える鉄骨。

 そして巨大象は、なんと収まりきらなくなって途中で工房を建て直し。
 眼に命を吹き込む工房の代表フランソワ氏。機構はロボット工学のDr.が担当。アートとエンジニアリングの融合。誰か、この人達に巨大ロボット作らせよう!

 ナント島の都市計画、1周が5kmの島をマシンで埋め尽くす計画! フランソワのイメージ図が説明される。今、進行中なのが海の世界と名付けられた3階だての20mメリー・ゴーランド(上の引用写真の右下の図)。35の空想的な生き物のマシンが飾られ、客が自分で動かせるという。これは下記のYoutubeのリンク先で観られます。

 そして最後に、40mのアオサギの木の計画。ナント市の国際的なイメージアップを狙った事業計画。
 これってフランスの国が予算出しているのだろうか。もしそうなら、こういうセンス・オブ・ワンダーな文化に予算をつけられるフランスって凄い。日本でもヤノベケンジに100億円も渡せば、すんごいものができると思うのだけれど、、、(^^;)。

◆関連リンク
YouTube - Les Machines de l'île de Nantes fêtent leurs deux ans 海の世界
ラ・マシーンのfacebookに最新の写真が満載。右上のも。
 最新の出し物は、不思議な球体とスチーム・パンクな 巨大魚。フランスのナントで2010.4/1-4/7まで開催されたらしい。
40mのアオサギの木の計画 イメージ図と写真
ラ・ マシン - Wikipedia

『 ラ・マシン ライヴ・イン・ヨコハマ』
 今、検索して知った。これ、去年末に出てたんだ!
ロワイヤル・ド・リュクス『巨人の神話』
ロワイヤル・ド・リュクス『スルタンの象と少女』

当Blog記事
la machine:ラ・マシン『La Princesse:巨大クモ』@開国博Y150
SF作家ジュール・ヴェル ヌの没後100年パレード  ゴシック 月世界 ジャイアント・マンモスと巨大アンドロイド少女
新刊メモ 『映 像+ 7 ラ・マシン特集』他
巨大スペク タルアート劇団「ラ・マシン:La Machine 」  巨大な生命のある機械 日本上陸!
巨大ロボッ ト2点 La Machine 15メートルの巨大クモ 

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