■鴻上尚史監督 新作映画『恋愛戯曲 私と恋におちてください。』
メガホンをとる鴻上が、2001年に発表した舞台「恋愛戯曲」が原案。
シナリオを一行も書けない女性脚本家が「なんでもするから書いてくれ」と懇願するプロデューサーに「私と恋に落ちて」と頼むことから始まるコメディ。強制的に始まった2人の恋愛を軸に、脚本をめぐり振り回されるテレビ局スタッフたちの騒動にも焦点を当てる。
劇作家・鴻上尚史の映画監督 長編第三作の情報がオープンになってきた。
以前から、鴻上氏のtwitterでは、映画の撮影の終了や編集の過程が語られていた訳だけれど、これで情報が確定した訳だ。2010.9/25(土)公開予定。
前二作『ジュリエット・ゲーム』と『青空の一番近い場所』は、僕の期待が大きすぎたのかもしれないが、映画としてはそれほど傑作という訳ではなかった。
あんなに面白い第三舞台の演劇に比べて何故だろう、と当時、思ったものです。
映画の現場と、映画的文法に対する慣れが充分じゃないのかなー、とか。
僕が鴻上尚史の芝居で凄いと思う、コミカルなシーンと哲学的なシーンのハイブリッドとか、スピーディな会話劇、音量がガンガン変わるBGM、、、そうしたエッセンスが映画の文法にうまくハマっている傑作であることを、今度こそ期待したい。
今回、初めて自身の芝居からの映画化。芝居で表現されたその経験を最大限に発揮した時にどんな映画となるか!?
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