■黒澤明監督 デジタルアーカイブ@龍谷大 blueSKY
黒沢監督の記録デジタル化 龍谷大がネット公開(47NEWS)
" 龍谷大(京都市伏見区)は、故黒沢明監督の作品の写真や台本など約2万7000点をデジタル化して保存する作業を終了、うち約2万点を26日、インターネット上で公開した。若原道昭学長と監督の長男で黒沢プロダクションの黒沢久雄社長が記者会見し、明らかにした。
デジタル化したのは、黒沢プロが管理していた「羅生門」や「七人の侍」など監督の代表作の場面写真、台本、創作過程を記したノートなど。"
黒澤明監督 デジタルアーカイブ 『七人の侍』創作ノート(blueSKY)
これは凄い。こんなアーカイブがあるのを今まで知らなかった。
作品データからプライベートの写真まで、2万点が閲覧できる。著作権上公開できないものが、あと7000点あるという。
日本映画の巨匠・黒澤明監督に関する資料をデジタル化 世界のクロサワ・再び (龍谷アカデミックラウンジ)
岡田至弘 理工学部教授 × 映画評論家 春岡勇二
"例えばシナリオの直筆原稿なら、読めることはもちろんですが、文字を書くペン運びの勢いまで見えて、これを書かれたときの黒澤監督の様子までが想像できる、そのレベルを目指しています。"
全6回に渡ってアーカイブについてのインタビュー記事が掲載されている。
これを読むと、明確に黒澤明の創作の現場を克明に再現し、研究する事に主眼が置かれていることがわかる。
黒澤研究としても重要だが、さらには映像制作をめざす人にとっては貴重な勉強材料となるだろう。
今のところ、この龍谷大のHPでしか見られないが、iPhone、またはiPad用に電子ブック化してほしいのは、僕だけではないはず。
◆関連リンク
・『黒澤明「七人の侍」創作ノート(全2冊)』
絵コンテと創作ノートがこのような形で出版されたが、これらもアーカイブで見られる。
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