■感想 押井守(実写)監督『アサルトガールズ』
先日の『G.R.M.』に刺激され、そのヴィジュアルプランの一端を流用したように予告篇等の映像から考えられる『アサルトガールズ』をDVDで観た。評判が悪いのは彼方此方で言われていたので、あまり過度な期待は抱いてなかったのだけれど、、、。
これは本当に辛い出来ですねww。二宮金次郎で完全に見限りました。
やはり押井守実写、僕はいつも相性が悪い。好きだったのは『立喰師列伝』 だけだもんなぁー。あ、あれは実写でなく「オシメーション」とか言うんだったww。
とはいえ映像的には撮影監督湯浅弘章氏とVFXスーパーバイザー佐藤敦紀氏の力によるものか、グレイの光学迷彩戦闘機、巨大降下猟兵FsJ87 Temjin(天人)あたりはとてもよかった。鬼頭栄作氏デザインのTemjinは『G.R.M.』に通じますね。
で、駄目だったのは役者の演技とスナクジラの擬人的なポーズとか。現場の押井演出に問題があるのでは。メイキングどんなんだろ?
犬監督、ボケたふりしてストーリーを練らないで映画を作るのは10年は早いんじゃないか。宮崎作品の批判をしている暇(ポニョ)があったら足下見直してほしいなー。舞台鉄人とアサルトガールズは猛省しないと本当に次の映画なんて撮れなくなると思う(ファンとしての正直な危機感)。
『G.R.M.』撮るためにもまだまだマジメに積み上げていってほしいと切望。
◆関連リンク
・「アサルトガールズ」公開記念 tokuma-EC限定「巨大降下猟兵Temjin」フィギュア 特設サイト|tokuma-EC
デザインは第11回日本グラフィック展にて準グランプリを受賞し、「ゼイラム」「イノセンス」で造型を担当した鬼頭栄作氏がCG用に作成した原型そのままを複製、全高48CMの“ある意味”1/1スケールとして、お届けいたします。
ASSAULT GIRL ケンタッキーの日菜子
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