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2010年10月

2010.10.29

■ヤノベケンジ個展 'レヴィテイション:Levitation'

Levitation

YAMAMOTO GENDAI
    (山本現代)

2010.11/6-12/4
"空中浮遊をテーマとした新しい作品を発表..稲妻、大洪水、虹など、物理現象を用いた近作に引き続き、強大な磁力が用いられます..自然現象を自在に操る近年のヤノベ"

 ヤノベケンジ個展 'レヴィテイション'。
 磁力を使った空中浮遊! 富山で自然現象を操り、東京で聖者のごとく宙に浮く。トらやん神、降臨 ? なんだか怪しすぎる(^^;)。
 でもどうやって浮くのだろう。
 ついに超伝導のマイスナー効果を利用か。まさにテクノロジーの時代にふさわしいアートなのかも。

◆関連リンク
・春の有隣荘特別公開 ヤノベケンジ 幻燈夜会ファンタスマゴリア図録
 大原美術館のネットのミュージアムショップにはまだ掲載されていないですね。

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2010.10.28

■あいちトリエンナーレ2010 HDR写真
 & 張 洹:ジャン・ホアン "HERO No.2"

Photo_2

 愛知トリエンナーレへ会期ギリギリ(〜10/31)に行って来た。
 半分以上の作品が写真OKだったので、今、マイブームのHDR写真で撮ってみた。

 この上段の3枚は、いずれも草間彌生氏の作品。色合いが強烈にカラフルなので、HDRにはピッタリ。中央は、草間と名古屋テレビ塔のコラボ。この光景は名古屋栄のオアシス21の屋上から観ることが出来る。水面に浮かぶ草間作品の異質感が妙にライトアップとなじむ。

 下段右から松井紫朗、三沢厚彦+豊嶋秀樹、フィロズ・マハムドの作品。

◆張 洹:ジャン・ホアン:Zhang Huan "HERO No.2"

 そして今回の展示の本命は、ジャン・ホァンのくちはてた巨人"HERO 2"。以前に紹介した記事で、とにかく興奮したジャン・ホァン氏の作品を、直接、体験できるということで、とにかくワクワクして会場の愛知県芸術センターへ赴いた。

 そしてそれはいた!!
 牛の毛皮で体表を覆われた体長約15mの巨人。右の肩と大腿から生まれ出でようとしている2体の生命体。この大きさの持つ圧倒的な存在感。(しかし写真撮影はなんと、この作品では禁止。なのでご想像下さい)

 だが、何かが足りない。写真で想像していた生々しさがない。
 それはこの作品が、五感のうち、視覚しか使ってないからかも。視覚から想像される匂いがその空間にない。そして触れないので触覚が発動しない。惜しい、この遺骸アート、表皮の部分が生々しいので、本来は触覚の芸術なのに。

 それゆえか、進撃の巨人のあの禍々しさはなかった。
 それは、その顔の表情の豊かさから、かもしれない。ジャン・ホアンのは仏様が腐った様な表情。会場では子供達もいまいちの反応。
 進撃の巨人のような凄い顔の巨人で、子供達が泣き出すほどのアートも観たい(^^)

◆その他 作品
・ヘマ・ウパディヤイのブリキで作られたミニチュアの街は、特撮好きにはたまりません(^^)。僕は『八岐之大蛇の逆襲』を思い出したww。この作品は動画が撮りたくなるw。
・西京人のクールな人形劇『第2章 ここは西京-旅路は彼方の世界へ』。オズの魔法使い。透明なプラスチックのドロシー他。演劇的発語とか良かった。
 公式動画(かな?) シンプルでミニマルな演劇。想像力を刺激して、いい。
・スティーブン・コーヘン:Steven Cohenの映像インスタレーション『The Wandering Jew』。大須万松寺水晶殿での映像がなかなか。というか舞台となった水晶殿、凄いですね。LEDバリバリの納骨堂。

◆関連リンク
『Zhang Huan』(Amazon)
当Blog関連記事
張 洹(ジャン・ホアン:Zhang Huan) 巨大生物の遺骸アート
ハイビジョン レポート ヤノベケンジ 火を噴くジャイアントトらやん

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2010.10.27

■トヨタ オーリス ハイブリッド プロジェクション・マッピング
 Toyota Auris 'Get Your Energy Back' 3D projection mapping

Toyota Auris 'Get Your Energy Back' 3D projection mapping 公式HP。
(Twitter / @Masahiko Inamiさん経由)

投影型ARだ RT @toshikaz55: "トヨタすごい!3D投影システムを利用してゲリライベントを開催!! : フィストリア"

 先日紹介したプラハ天体時計の建築への映像投影アート、海外ではプロジェクションマッピングという一つのジャンルになっているようだ。
 そして今日紹介するのが、そのプロジェクションマッピングを自動車のボディに描いた作品。
 イギリスでトヨタがイベントとして実施したのがこのビデオ。ハイブリッドカーのハイテクでエレクトリカルなイメージにピッタリ。街の中でこのような広告が置かれていたら、素晴らしいサプライズ効果だろう。

 上の公式HPに、その他観客が撮ったビデオや写真も掲載されている。
 そして公式twitterは、@getyourenergy

YouTube - Making Of - Toyota Auris: 'Get Your Energy Back'.

"7 projectors. 28,000,000 pixels of texture. And 3,670 cups of tea. Watch the official Making Of video here."

 このメイキングを観ると、7台のプロジェクタを使い、28,000,000ピクセルの映像を投影しているようだ。技術的には投影するスクリーン代わりの物体と映像の位置のマッピングが最も大変なポイントだろう。これももしかすると、既に専用のツール/ソフトがあるのかもしれないが、、、。

 今まで、僕が実際に観た中でこのプロジェクションマッピングに少し近いのは、昨日記事にした束芋さんの国立国際美術館「断面の世代」展の団地層、団断といった作品

 これらの延長上で屋外の建築物への投影アートが展開されたら、海外のものとは、また違った新しい世界が開かれそう。特に人が減っている郊外に建てられた新興の団地の老朽化したくすんだ白い壁にこの映像を投影したら、とても感慨深いアートになるのでないか。

◆関連リンク
Blogしちごろくさんにプロジェクション・マッピングの幾つかの作品が紹介されています。リヨン光の祭典、この頁の下の動画が素晴らしい!イドの怪物っぽい!

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2010.10.26

■感想 束芋:断面の世代 @ 大阪国立国際美術館


束芋:断面の世代|2010年度|過去の展覧会| NMAO:国立国際美術館

"今回の個展タイトルでもある「断面の世代」とは、「団塊の世代」に対比させて、束芋自身が自らの世代を呼称するために創案した言葉です。束芋は70年代生まれの世代は個を尊重する存在であり、その個を断面として捉えた時に二次元の断面を集積していくことで出来上がる三次元世界により新たな世界が見えてくるのではないか、と考えています。"

 既に終了した展示会ですが、8月に行った時に、記事を作りかけてて忘れてました。プロジェクション・マッピング関係で自分のBlogから引用しようとしたら、記事がない、、、というわけで思い出して今頃だけどアップします(^^;)。

 立体スクリーンを使ったアニメーション作品。
 暗闇の会場に入って行くと、いきなりそこにカウチが置かれている。情報に備え付けられたスクリーンを寝そべって観る作品(「団地層」)。楽ちんだけど作品は陰鬱だ。

 冒頭の動画は、横浜での展示会の横浜市美術館の告知ビデオ。ここで展示作品の一部と、作者の束芋氏のインタビューを見ることができる。
 その多くが立体的なマルチスクリーンでの上映作品なので、平面のモニタで観るのは作品の雰囲気を大きく変えるのだが、一見の勝ちあり。

Photo

 「団地層」, 「団断」という作品は、団地の部屋と無限の四畳半の映像がスクリーンでループしている。そして太い音響が流れる。これらをじっと観ていると、そこで生活する様々な人々の残留思念のようなものが漂ってくる。

 そして、これは『四畳半神話大系』の湯浅監督に見せたい。
 まさに、四畳半主義者必見の作品。

 あと映像作品以外でも、吉田修一『悪人』の新聞連載挿絵の原画展示があった。関連リンクに掲載した本は、その絵のカラー化された画集である。

◆関連リンク
束芋『断面の世代』

"5点の新作大型インスタレーションのすべてを掲載するとともに、朝日新聞で連載された吉田修一『悪人』の挿絵も一挙収録。 現代社会が抱える問題を浮きぼりにしてきた束芋が見せる、新しい世界の断面。 横浜美術館と国立国際美術館で開催の、束芋展「断面の世代」図録として刊行。"

束芋『惡人』
湯浅政明監督『四畳半神話大系』
束芋 - Wikipedia

"アーティスト名は、姉妹共通の友人が呼び分けるため、それぞれ「たばあね(田端家の姉。1歳上)」「たばいも(田端家の妹)」「いもいも(妹の妹。2歳下。束芋のマネージャーをつとめる)」と呼ばれていたことによる"

 束芋氏、あの京都造形芸術大の出身なんですね!
横浜美術館で「束芋:断面の世代」

"この10年間、彼女の制作手法は一貫している。ドローイングを元にしたアニメーション映像を、平面ではなく立体的な空間に投影する。一度見たら決して忘れ ることのできない、現実と幻想の行き交う独特の映像世界。ぎょっとするようなおどろおどろしい描写が突如現れたかと思えば、心洗われる美しい風景が出てきて、片時も目が離せない"

YouTube - 束芋

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2010.10.25

■新刊メモ 上田 早夕里『華竜の宮』

上田 早夕里『華竜の宮』 ハヤカワ・オンライン

"陸地の大半が水没した25世紀、人工都市に住む陸上民の国家連合と遺伝子改変で海に適応した海上民との確執の最中、この星は再度人類に過酷な試練を与える。黙示録的海洋SF巨篇!

ホットプルームの活性化による海底隆起で、多くの陸地が水没した25世紀。未曾有の危機と混乱を乗り越えた人類は、再び繁栄を謳歌していた。陸上民は残された土地と海上都市で高度な情報社会を維持し、海上民は海洋域で〈魚舟〉と呼ばれる生物船を駆り生活する。
陸 の国家連合と海上社会との確執が次第に深まる中、日本政府の外交官・青澄誠司は、アジア海域での政府と海上民との対立を解消すべく、海上民の女性長(オサ)・ツキソメと会談する。両者はお互いの立場を理解し合うが、政府官僚同士の諍いや各国家連合の思惑が、障壁となってふたりの前に立ち塞がる。
同じ頃、IERA〈国際環境研究連合〉はこの星が再度人類に与える過酷な試練の予兆を掴み、極秘計画を発案した——。
最新の地球惑星科学をベースに、地球と人類の運命を真正面から描く、黙示録的海洋SF巨篇。"

 傑作「魚舟・獣舟」に繋がる世界の物語。
 僕は今日から読むので、今回は関連リンク集とします。あの独特の奇想世界をこんな長編でじっくり体験できるとは、嬉しい。

当Blog関連記事(追記)
■感想 上田 早夕里『華竜の宮』: ★究極映像研究所★

◆関連リンク
『 S-Fマガジン 2010年 12月号』
 『華竜の宮』は10月22日発売予定です
 (上田早夕里さんのBlog Nomadic Note 2)

"『華竜の宮』刊行記念・著者インタビュウが掲載されます。「魚舟・獣舟」から「華竜の宮」へと至った裏話、創作秘話などが語られています"

上田早夕里ブログ(縦書きブログ)

"(略) 最終的に私が選んだのは、現行の「華」ではなく「燁」。ただ、「燁」は《ヨウ》としか読めません。これが《カ》と読めたら、 漢字そのものが持つ意味と併せて最高のタイトルだった(燁は「輝く」という意味)のですが、「ヨウリュウノミヤ」では何だか語感がよくありません。

 そこで「燁」という字を分解し、片方を使うことにしました。「火」と「華」。幸いどちらも《カ》と読めますが、「火竜」よりも「華竜」のほうが、わけのわからん感じが強くていいのでこちらを選びました(略)"

 こちらのブログは、運営会社の都合で年内で閉鎖されるようなので、早めにリンク先をご覧になることを推奨。
カバー絵が来ました
 (上田早夕里さんのBlog Nomadic Note 2)
・牧真司氏のつぶやき
 Twitter / @shinji maki.Twitter / @shinji maki: 承前

"上田早夕里『華竜の宮』読了。たいへんな力作。ふつうに書けば、ゆうに10冊にはなる分量のアイデアとプロットの芽を詰めこんでいる。地球規模の大厄災によって、環境保全とか共生などの考えかたが失効し、人類が生き延びるために遺伝子操作も当然となった未来が舞台。

「魚舟・獣舟」と共通の設定だが、この長篇は、環境が大きく変容しながらも依然として政治や経済の利害、地域や人種による格差の中に生きている人類のありようを扱っている。主人公は外交官。とくに後半はスターリングや眉村卓を思わせる展開"

上田 早夕里『魚舟・獣舟』

"現代社会崩壊後、陸地の大半が水没した未来世界。そこに存在する魚舟、獣舟と呼ばれる異形の生物と人類との関わりを衝撃的に描き、各界で絶賛を浴びた表題 作。寄生茸に体を食い尽くされる奇病が、日本全土を覆おうとしていた。しかも寄生された生物は、ただ死ぬだけではないのだ。戦慄の展開に息を呑む「くさびらの道」。書下ろし中編を含む全六編を収録する"

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2010.10.21

■ヴァーチャルリアリティ学会誌 磯光雄他「アニメ『電脳コイル』にみるリアルとバーチャルの接点〜複合現実感の未来実現形態を探る」

Photo_3

バーチャルリアリティ学会
技術解説・報告 学術論文
(Rits:立命館大学情報理工学メディア情報学科Reality Media Lab.)

"田村秀行,稲見昌彦,蔵田武志,酒田信親,磯光雄:アニメ『電脳コイル』にみるリアルとバーチャルの接点〜複合現実感の未来実現形態を探る,日本バーチャルリアリティ学会誌,Vol. 13, No. 4, pp. 6 - 19 (2008.12)"

 上記、技術解説・報告のリンク先に、学会誌に掲載された2008年のバーチャルリアリティ学会での特別シンポジウムを論文化したものが、PDFで掲載されている。
 これは『電脳コイル』ファンは、ダウンロードして必読である。
 磯監督のARについての見解と『電脳コイル』での位置づけについて、およびVR研究者との突っ込んだ技術/哲学的な討論が楽しめる。そしてコイルの画像が使用された学会での報告資料といった貴重な資料も見られる。

※iPhoneまたはiPadの方は、SafariからアクセスするとiBooksに取込むかどうか聞いてくるので、そのままOKすれば本論文がダウンロードされ、iBooks上で、いつでも読むことが出来るようになる。

◆論文の中味 と 感想コメント

"ぜひDVDを。個人で全巻揃えるのは少し高いかも知れませんが,研究費で買えば大したことありません(笑)。学会のお墨付き,特別セッションでご推奨ですよ。学会員なら,堂々と研究室で数セット揃えて,バイブルにして下さい"

 なんと『電脳コイル』DVDは研究の必需品。VR学会、最高ですね(^^;)!

稲見昌彦氏"自分の体と電脳体とのずれというのは,テレイグジスタンス,テレプレゼンス的な問題意識,つまり自己の位置とは何かといったところで,学ぶべきところも多かったのではないかとも思いました"

 この問題意識を中心に据えて、ストーリーが構築されていたら、もっと本格的なSFになったのでしょうね!

岩田洋夫氏"「触れられる物だけが本物だ」と言われるシーンがあります...監督は電脳物質に触覚が無い方がいいとお考えなのか,仮にデバイスを通して電脳物質に触れるとなった時にストーリーはどのように変わるのか,是非お考えを伺いたいと思います"

磯光雄氏"企画書には,実はパワーグローブをはめている絵を一杯書いています.指先が無くてカッコイイ感じの手袋であったり,そこにちょっとメカニカルな物がくっついていたり"

 触覚についてはギリギリ悩んで、映像化のハードルが高く止めたと発言している。語られるコイルでのヴァーチャルリアリティ設定の裏側。

磯光雄氏"自分がアニメをやっていてすごく感じるのは「見かけ優先」の技術の力が非常に大きいことです..視覚と聴覚に訴えるしかないけれど..気持ちまで伝えることができる..聴覚と視覚のみで五感以上のものを伝達することができます"

磯光雄氏"アニメーションは実写 に比べると省略の力がすごく生きてくる..だんだんリアルになって実写に近づいて行くと技術が向上したと言われました..肝心の感情表現などがしにくくなって行く.."

 VR技術とリアルの関係も同じではないだろうか?
 たぶん、VR・ARの研究でも、省略技術の研究少ないのではないか。ここに人間の認識論と、VR・AR実用化への一つの切り口があるように思う。

磯光雄氏"精神世界と電脳空間との関係では「仮想」という概念は数千年の歴史があるのではないか..人間の脳みそっていうのは仮想をベースに生きている.人間の脳が発達して今と同じような思考が発生した大昔から実は仮想現実が存在していた"

 まさに切り口。この視点ですね。

磯光雄氏"次の作品は科学技術を中心とした話にならないかも知れない..もし『電脳コイル 2』があるとすればそれは「皆さんが作ったメガネが『電脳コイル2』だよ」と申し上げておきます.というわけで私も『電脳コイル2』を早く見たいなと(笑)"

 以上、一読して思ったのは、磯監督、研究者より10年は先を行ってる(^^;)というのが率直な感想。

◆林譲治氏との会話
 林譲治さん(@J_kaliy)/2010年10月16日 - Twilog

 という論文紹介をtwitterでつぶやいていたら、SF作家の林譲治さんから、いくつかのコメントをいただいた。上記リンクの9:40-10:40のところ。
 なかなか興味深かったので、以下、勝手ながら、一部引用させていただきます。
 以下で、RT以降が林氏のコメント引用。それ以外が僕のコメント。

" 電脳コイルはシミュレーテッドリアリティが現実と重なり合ってるというオメガポイントものとしても特異な位置にありますね。RT @J_kaliy いわゆるオメガポイントものでも自己の境界とか自己の位置に関する意識問題はほとんど顧みられてませんね。"

" もともとオメガポイントものはVRで、現実とピタリと並行に存在するARとは別の物語ですね。電脳コイルって、現実には死んだ人が並行して存在するオメガポイントから、その現実に干渉してくるという点でSFとして画期的だったのかも。そこを深化させた続きが見たい気もします。"

" 確かに『グランヴァカンス』って『電脳コイル』と親和性高かったですね。メタバグ出てたし(^^;) でもARでなくやはりVRですよね。 RT @J_kaliy @butfilp そも問題意識をいま一番作品に投入しているのはやはり飛さんの「グランヴァカンス」のシリーズですかね。"

" 『空の園丁』の刊行も待たれますね。その前にtwitterで執筆の模様がつぶやかれている(^^;)『零號琴』も楽しみです。あ、飛浩隆氏インタビュー発見。
 〈廃園の天使〉構想、興味深いですね。"

◆関連リンク
「電脳コイル」がブラウザゲーム「電脳コイル Online(仮)」となって世界展開へ
 磯光雄監督、新作の噂がないのは、これを作っているのかも(^^;)。邪推ですが…。

当Blog 過去記事
磯光雄監督 次回作と『電脳コイル2』!?を語る
 アニメ『電脳コイル』に見るリアルとバーチャルの接点

 上記、学会の様子を伝える記事についてコメントしたもの。

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2010.10.20

■天願大介 脚本・演出 métro第2回公演「舞台版・妹と油揚」

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演劇ユニットmetro公式HP 「舞台版・妹と油揚」の宣伝用動画

 2009年12月3日(木)〜13日(日) at SPACE雑遊

 天願大介のPFFアワード作「妹と油揚げ」の芝居が、昨年、公開されていた。
 公式HPの「過去の公演情報」にある芝居のポスターが強烈。左が自主映画版、右がmétroの舞台版。イヅナの鴇巣直樹氏が鬼気迫る表情。
 既に公演は一年近く前に終わっているが、この舞台、なんとかDVDが出ないものかな。演劇はその一回性が素晴らしいのだけれど、地方ファンのために、是非ともDVDをPlease!!

Photo_2

 天願大介監督の自主映画「妹と油揚げ」を観たのは、既に20年くらい前だけれど、衝撃の一本だった。
 特に、鴇巣直樹演ずるイヅナは映画版でも凄かった。
 この作品、もう一度観たい。昨年末上映会が東京であったとは!

◆最近の天願大介の仕事
・métro 2010年の公演
 週刊大極宮 | 大極宮 -大沢オフィス公式ホームページ-

"月船さらら×出口結美子の演劇ユニットmetroの第三回公演がありました。
 一回目は「陰獣」、二回目は「妹と油揚げ」でありまして、今回は谷崎潤一郎『痴人の愛』。出演は月船さん(ナオミ)と池下重大さん(譲治)、天願チームの怪優・鴇巣直樹さん(痩せた男)。今回出口さんはプロデューサーと声の出演。
 一回目はミステリ、二回目は妖怪(全日本妖怪推進委員会推進舞台)ということで、僕なんぞにもお呼びがかかりまして、脚本・演出の天願大介さんとトークなどをさせていただきました。"

 京極夏彦がエッセイで上のように書いている。
 京極と天願の対談、これは興味深い。(残念ながら既に終了)

 最新では、天願大介、三池崇史監督の『十三人の刺客』で脚本書いている。巷の評判がいいので、僕も天願シナリオを観に行きたいのだが、なかなか時間が、、、。
 それにしても、『世界で一番美しい夜』(2008)に続く監督次回作はどうなってるんだろ?

◆旧作だけれど、、、 

 今村昌平監督『カンゾー先生』観た。天願大介との共同脚本。
 さすがに今村昌平の最高傑作、というわけではないけれどなかなか良かった。なにしろクライマックスで、あんなスペクタクルがあろうとは、、。老いても豪快ですね。そして天願のシナリオの力なのかも。

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2010.10.19

■iPhoneアプリ PRO HDR うちの近所はサイケデリック

Photo_3

 何気ない、いつもの夕方、犬の散歩で撮った近所のサイケな光景。iPhoneアプリ"PRO HDR"で試し撮りしたHDR写真。

 以前書いたように、iOS4のHDRが物足りなかったので、この230円のアプリを入れたのだけど、なかなかいい。
 特に、明るさやコントラストをその場でいじって自分の好みの画質を作れるのが楽しい。夕焼けとか明暗の分かれた情景で威力を発揮する。

 これを見ると、サイケで妙竹林で、家の近所がまるで筒井康隆の「ポルノ惑星のサルモネラ人間」になったみたい(^^;)(ちょっと違うか)。

Photo_3

 上記でHDRの作成方法を説明すると、、、。(説明と言うほど難しくなく、自動でできるため、至って簡単)
 Pro HDRは自動的に露出をアンダーとオーバーに振った写真を連続して2枚撮影(左の2枚)。そしてそれを合成した(3枚目)が自動で作成される。
 撮影者は、画面でこの3枚目の写真を見ながら、同時に画面に表示される各種の画質調整用のスライダをいじって好みの画像を作り出すだけ。

 同じ日に撮った別の画像。これもみんなご近所です(^^;)。

Photo_4
 真ん中は、近所の園芸店の温室で撮ったカナリア茄子。日常が非日常へ(^^;)。
 
 さらに欲張ると、こういう動画が撮れるアプリも欲しい。
 一度に明暗の両サイドに振った露出の画像を撮って、それを融合処理しなければならないので、動画だと、CPUの恐ろしい高速化が必要だろう。
 ただ処理速度の向上は日進月歩なので、あと数世代たったら、iPhoneでも可能になるかもしれない。

 そして、そんな技術が出来上がったら、こんな色合いのシュヴァンクマイエルアニメも観てみたいものだ(^^;)。

 こういう写真を眺めていて、そのまま外に出ると、何だか街を見る眼がHDRしていて、ちょっと色合いが面白い風景を見ると、おっ、と思う。

 大友克洋の漫画を見た後に街へ出ると、まるでそま輪郭線が大友の絵のようにきっちりとして見えてくるのと、近い感覚。

 脳内HDR処理機能が働きだすのだろうね(^^;)。

◆関連リンク
Yasutaka Tsutsui "Salmonella Men on Planet Porno"
 このカバーはサイケでないがシュール 。ついでに"Paprika"もいいですね。

iPhone写真のHDRアプリ6種類チェック | favLife
iPhone 4 のHDR写真と、アプリ Pro HDR での写真を比較 | 酔いどれオヤジのブログwp
 あきらかにPro HDRのダイナミックレンジが広いのが、わかります。

・当Blog過去記事
 iOS 4.1 HDR撮影 下呂 禅昌寺 & 緑の館
 HDR(High Dynamic Range)写真

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2010.10.18

■MACULA プラハ旧市街 天文時計 建築+CGマッピングパフォーマンス : Mapping during 600 years anniversary of the astrological tower clock situated at Old Town Square in center of Prague

The 600 Years from the macula on Vimeo
 2010.9/10、ヤン・シュヴァンクマイエルの自宅からほど近い、チェコプラハの旧市街地区のマジック・リアリズムな映像空間を映し出したビデオ。
 これには鳥肌が立ちました。凄い。記事を読む前に、とにかく一見を。できれば大ボリュームで音響も楽しむことをお薦めします。

the macula(公式HP) 制作したアートグループ

"Mapping během oslav 600 let Staroměstského orloje na Staroměstském náměstí v Praze. Mapping Macula, Lukáš Duběda, Michal Kotek.

Mapping during 600 years anniversary of the astrological tower clock situated at Old Town Square in center of Prague.
Mapping by Macula, Lukáš Duběda, Michal Kotek.

hudba / music: data-live
foto & video/ photos & video: Michal Ureš
teaser audio: Hecq -Typhon"

『プラハの天文時計』600周年記念イベントで魅せた驚愕のプロジェク映像トパフォーマンス:カラパイア

"プラハの天文時計は、1410年に時計職人ミクラーシュとカレル大学の数学教授ヤン=シンデルが製作。今年が建立600周年にあたり、チェコの映像プロダクション『Tomato Prodaction』は、この時計台を使ったプロジェクトアートを上映した。"

Twitter / 俵屋宗達さん(Twitter/shamonさん経由)

"ラテルナ・マジカ」のチェコなので映像には驚かないけど、驚異の完璧マッピング!さすがとしか言いようがない。"

Twitter / 俵屋宗達さん

"『プラハの天文時計』は観光名所になって世界中から人を集めているけれど、作られた当時はハイテク技術の機密情報の塊だった。特許制度のなかった当時、作った 天才技術者はどうなったかというと…近隣諸国に技術移転して国家に経済的ダメージを与えないように、完成直後に捉えられて目を潰された。"

The 600 Years on Vimeo.

"Hi...thank you for very kind words. Yes, all was done with two Christie projectors (2x18000 lumens in HD). No additional lights in composition:)"

 映像はご覧になっただろうか。
 MACULAがコメントしているように、これはChristie社(クリスティ・デジタル・システムズ)の18000ルーメンのプロジェクタ2台のみを用いた建築物へのCG映像のマッピングプロジェクトの一大成果。

 映像のソリッドな感覚と壮大なディジタル音響の効果で、チェコプラハの旧市街地区が魔術的な空間に転移している。これを究極映像と言わずして、なんとしよう。この現場に立ち会えなかったのは、まさしく残念。そうそうチェコに行けるわけではないのだが、痛恨(^^;)。
 ヤン・シュヴァンクマイエルはこのパフォーマンスを観たのだろうか?

Photo

 この手法、日本の建造物には合わないかもしれないが、是非、国内でもイベントが実施されてほしいものである。

◆関連リンク
YouTube - Prague 600 years anniversery / Praha oslav 600 let Staroměstského orloje
 別のアングルからの動画。斜めからなので立体感がある。
・制作したMACURAの本プロジェクト公式HP
 時計塔に映し出された映像素材だけのムービー(一部)もあります。
 ※初めての方は、まず本ページトップの縦長動画を必ず先に観て下さい!
MACULAのプロジェクト
 他にも各地で歴史的建築物と映像のマッピングプロジェクトを繰り広げているようで、6つのプロジェクトの動画を観ることが出来る。チェコの魔術的芸術の血が流れていますね、まさにマジックリアリズム。
Tomato Production
 驚異の映像を企画したチェコのTomato Production。この公式HPはコンテンツがほとんどないですね。何をしているプロダクションなのか、よくわからない(^^;)
Data-Live
 音楽を担当したチェコのData-Liveの公式HP。
・その音楽はSOUND CLOUDのData-Liveのページで聴ける。
MACULAのVIMEOの動画HP
 公式HPになかった動画もある。Data-Liveとの別のパフォーマンスとか。
プラハの天文時計 - Wikipedia

"プラハの天文時計(てんもんどけい)またはプラハのオルロイ(Prague Orloj, チェコ語 Pražský orloj, [[praʒski: ɔrlɔi]])はチェコ共和国の首都プラハにある中世の天文時計のひとつ。同市の観光名所として名高い。 このオルロイは3つの主要な部分、すなわち空の太陽や月の位置などの天文図を示すための文字盤、「使徒の行進 (The Walk of the Apostles)」と呼ばれるキリストの使徒などが時間ごとに動く人形仕掛け、それから月々を表す浮き彫りの暦版からなる。"

◆当Blog関連 過去記事
チェコプラハ① ヤン・シュヴァンクマイエル他監督『Kouzelny Cirkus (Wonderful Circus)』at ラテルナマギカ
 プラハのマジックリアリズムの一つ、ラテルナ・マギカについて。
・ヤン・シュヴァンクマイエルが一部演出した舞台"kouzelny-cirkus"のビデオ

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2010.10.17

■MM9 特撮メイキング 限定公開中

Photo

MM9 特撮メイキング(田口清隆特技監督Twitter)
 田口清隆監督が自らメイキングについてtwitterで紹介されてた。
 10.10/20までの限定公開なので、お見逃しなきよう。
 上はそのメイキングからの引用画像。

 ★ただし、最終話を観ていない方は、ネタばれになるので、上の引用写真はクリックしないように。また予告篇も観ない方が懸命です。

 最終話に登場した迫力の怪獣フルドネラは、CGだと思っていたが、ロッドパペットとのこと。
 メイキング映像には、絵コンテ、イメージ画やディテイルの作り込み、操演の様子等、貴重な映像が観られる。

◆関連リンク
田口清隆 - Wikipedia
樋口真嗣他『MM9 DVD-BOX I(仮)』

"DVD発売日: 2010/10/27
DISC1:第1話~第3話+映像特典 DISC2:第4話~第6話+映像特典
映像特典:MM9スピンオフドラマ「MMY 残ル業ニ給モ無シ」、メイキング映像
封入特典:「MM9」オリジナルサウンドトラックCD、全巻収納BOX パッケージ仕様:デジパック仕様
収録時間:本編150分+映像特典"

樋口真嗣他『MM9 DVD-BOX II(仮)』

"DVD発売日: 2010/11/26
DISC1:第7話~第9話+映像特典 DISC2:第10話~第13話+映像特典
映像特典:MM9スピンオフドラマ「MMY 残ル業ニ給モ無シ」、メイキング映像
封入特典:「MM9」解説書(仮) パッケージ仕様:デジパック仕様
収録時間:本編175分+映像特典"

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2010.10.15

■感想 ジャン=ピエール・ジュネ監督『ミックマック』
  ジルベール・ペイール:Gilbert Peyre の機械人形

Photo_5 パンフレット 右: 広げたところ 左: 表紙拡大プラスティックシートが被っている。

ジャン=ピエール・ジュネ監督『ミックマック』日本語予告篇
  (ストーリーが紹介されているのでネタばれ注意です)

 予告篇から、なんとも素晴らしい奇想を予感させる映像なのだけれど、現時点、東海地方はセンチュリーシネマの一館のみ公開、日本全体でも30館程度と、残念ながら小規模公開。

 やっと待望のジャン=ピエール・ジュネ監督の新作、観てきた。
 仏蘭西の奇想監督、今回も変でいい。何よりジャンクがアルチンボルトしている住居と多数のガジェットがいい。エレクトロニクスだったり、コマ撮りだったりの動きも楽しい。物語のピカレスクの御伽噺との相性もなかなか。

 ただし、物語の構築はちょっと弱かったかな。充分面白いんだけど、緻密に組立てて緊迫感をもっと出してたら傑作になってたのに、と残念。

 『ミックマック』パンフレットによると、元は主演をアメリにも出てたジャメル・ドゥブーズであて書きしていたらしい。彼の主演を観たかったのは僕だけでないはず。

◆ジルベール・ペイールのスカルプチャー

 パンフレットによると、『ミックマック』に出てくる機械人形は、アーティスト ジルベール・ペイールの作とのこと。ジャン=ピエール・ジュネ監督が展示会で見初めて、映画に登場させてたと言う。
 
Gilbert Peyre 公式HP

 公式HPのQuelques Imagesをクリックすると、作品が見られる。

 作品はシュヴァンクマイエル『悦楽共犯者』的なので、その手のが苦手な方は、クリック注意 ! (^^;)

 いろいろと出てくるジャンクアートのうち、金属系のアルチンボルトのタイプは、どうやら作風から判断すと、ジルベール・ペイール作品ではないかもしれない。

◆蛇足

 TVカメラで世界に真相を暴露するシーンというのは、『カリ城』や古くは『空飛ぶゆうれい船』でもあった定番だけれど、いつ見ても痛快。ジュネ監督もカリ城ファンなのか!?

◆関連リンク
DVD「ジャン=ピエール・ジュネ 傑作短編集」 (Blog おそらく見聞録さん)
 初期短編4本収録、こんなの出てたんですね。
 このBlogでの評価は高くないが、動画へのリンクが貼られてる。
DVD『ジャン=ピエール・ジュネ 傑作短編集』
 既に絶版。

当Blog過去記事
ジャン=ピエール・ジュネ監督 新作『Micmacs à tire-larigot』予告篇

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2010.10.14

■ zozi監督「岩国基地航空ショーに行ってきました」「ひたすらくるくるダブルラリアット」

Photo「岩国基地航空ショー フレンドシップデー2010に行ってきたよ」([Frenz2010])(Youtube)

 リアル航空ショー映像に、内外の架空航空機映像が登場。
 ホームムービーでよく見かけるような映像に、空想科学が混入して、素晴らしい完成度。是非、まずはご覧あれ!

 このタッチはどこかで一度観たことがあると思ったら、広島のお祭りに何気なく、アニメキャラとかがARのように登場する「お祭りに行ってきた~広島ふれあい街歩き」を撮られたzoziさんの作品だった。

 twitterで尋ねてみた。「この手法って実写カメラの手振れとCG映像の振れのマッチングは、どうやっているんだろうか。今の3D-CGソフトって、自動的に実写映像の画像解析で手振れをCG映像に反映する機能があるんですかね?素人なのご存知の方、御教示下さい。」

 y_akiさん、SekaiDeSaisinさん、pacchiiさん、SatosYamagさん、melonVFX他から情報をいただいた。本当にありがとうございます。
 この技術、マッチムーブというらしい(本当に素人ですみませんorz)。

◆マッチムーブ:Match Move
マッチムーブ - Wikipedia

"実写映像からカメラの動作を検出することをカメラトラッキングといい、実写内の移動オブジェクトの動作を検出することをオブジェクトトラッキングという。 代表的なマッチムーブソフトウェアとして英国2d3社の boujou が挙げられるが、廉価版でも60万円と、まだまだ個人が手を出すには厳しい値段である。 5万以下の比較的安価なマッチムーブソフトとしては、SynthEyes、VooCAT等がある。 またフリーウェアではvoodoo camera tracker(maya、3dsMAX、blender等に出力可能)がある。"

ニコニコ大百科

"マッチムーブソフト 2D
(物体を追跡し、さまざまな特殊効果を付けられる)
    * AfterEffects

3D
・ただしカメラトラッキングのみ(カメラの動きを立体的に解析)
    * VoodooCameraTracker(無料)
    * VooCAT(VoodooCameraTrackerの製品版。低価格で手軽。ただし機能は少ない。)

3D(カメラの動きを立体的に解析。または物体の動きを立体的に解析し、さまざまな合成・特殊効果を実現できる)
    * SynthEyes Camera Tracker (低価格であるが機能は充実)
    * boujou(商業用・すごく高い)
      PF Track"

 素晴らしい。以前『宇宙戦争』で吃驚した技術が既にフリーウェアもある!

twitter / zozi009さん

"マッチムーブソフトを使ってます。フリーソフトでもありますが、うちはSyntheyesです。詳しくは私のマイリストから見てください。解説動画がいくつかありますので。"

 そして「岩国基地航空ショーに行ってきました」の作者の方からレス。
 マイリスト等からメイキングを以下、御紹介。

◆メイキング (zozi009さんのマイリスト(Youtube)より)
ミクのいる風景~解説編の解説
[3D]ミクのいる風景~カメラ買ったので実写合成してみた・解説編
Studio Sleipnir zoziさんのメイキングを紹介したHP

 マッチムーブソフトは、市販のSyntheyesを使用。実写映像から画像解析で抽出した映像のポイントごとのデータから、キャラクタを立たせる平面と位置を定義。そして三角測量の原理で求められたカメラ位置データを使用して、アニメーションを作成ということのようだ。
 加えて、カメラの手振れを抑えるために、
ステディカムのマリーンを使用されているとのこと。
 最後はCG映像を実写になじませるため、After Effectで画質を調整されているのがわかる。
 zozi009 さんのステディカム撮影風景は「お祭りに行ってきた~広島ふれあい街歩き」メイキングで観られます。

Photo_2

[実写合成]ひたすらくるくるダブルラリアット(Youtube)

 そしてzoziさんの別のPV作品。元気の出る歌に溌剌としたアニメで、なかなか気持ちのいい作品。歌が耳から離れなくなります(^^;)。
 この手法、独特の世界が構築されていて、素晴らしい。どこかで観た風景に奇想映像が混入、というワクワクする映像になっている。
 普段、眼の大きいキャラには近づかない当Blogですが、これは気持ちのいい仕上がりだったので、御紹介。

◆関連リンク
CG★ソフトなんでも覚書: マッチムーブ 3
 各種ソフト紹介記事
SynthEyes Camera Tracker - Andersson Technologies LLC
マッチムーブ@ wiki - SynthEyesユーザーマニュアル日本語訳
Voodoo Camera Tracker HP 日本語訳 - PukiWiki
インディゾーン@オンライン

"SynthEyes 2008 Mac版 (カメラトラッキング、マッチムーブソフト) 60,270円"

Voodoo camera tracker + Blenderでマッチムーブをやってみる。 - Ray of 3-Dimension

◆おまけ 『FRENZ 2010』

"Web上で話題の映像クリエイターによる、新作映像上映イベント"

 「岩国基地航空ショーに行ってきました」が上映されたイベント。
 いくつかの動画が観られるので、面白そうなものをミニ紹介。

 ・FRENZ 2010 - FRENZ 2010夜の部オープニングムービーを公開しました!.

『FRENZ 2010』夜の部のオープニングムービー”Assemblage”

 シャープでかっこいい、TV番組のタイトルバックのような映像。こういう映像は、もうアマチュアでも一般的なのか。凄いなー。
トリノコシティ PV
 40メートルPの曲と文字の動きが気持ちいい。
aspect
 夕焼けの工場がいい。
Echo~世界に一人の女の子と映写機の話~
 映写機という素材がいい。背景とか映像も良い。

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2010.10.13

■デヴィット・リンチ絵画展@コペンハーゲン「ジ・エアー・イズ・オン・ファイアー展」 David Lynch "The Air is on Fire" @ Copenhagen Gallery of Contemporary Art GL STRAND

David_lynch

Actual exhibition - EXIT 09 | Copenhagen Gallery of Contemporary Art GL STRAND (Twitter / 滝本誠さん経由)

David Lynch - The Air is on Fire 26th september 2010 / 16th january 2011

 2007年のパリ、2008年のミラノに続き、オランダコペンハーゲンで、リンチの「ジ・エアー・イズ・オン・ファイアー展」が開催中。
 巡回展ということで、twitterでの滝本さんの周辺情報によると、カタログは、以前のパリのものと同様らしい。
 ただ作品はどうやら、一部新作も含まれているようだ。

 会場の様子と、リンチのコペンハーゲンでのインタビュー映像が、以下にある。

◆会場の様子
コペンハーゲンの会場の動画(1分)
 会場は、パリのカルティエの時に比べて、地味な感じ。

◆インタビュー
KP Special_David Lynch The Air is on Fire.mov

David Lynch is showing his art works in the exhibition The Air is on Fire at Gl. Strand, with a few new pieces made in Copenhagen. Not to be missed!!

 ニュース映像。一部会場の様子も映っている。
David Lynch on GLSTRAND 2010 Copenhagen(15分)

・その他、これで検索→YouTube - david lynch Copenhagen

◆蛇足
 先日、名古屋パルコの洋書ロゴスに久々に寄ったら、デイヴィッド・リンチの出たばかりの画集『Dark Splendor』『Lithos』が置いてあった。
 『The Air is on Fire』と絵画作品はダブっているようだ。
 これらには、論考がかなり入っていた。
David Lynch『Dark Splendor』
David Lynch『Lithos』

◆関連リンク

当Blog過去記事
デヴィット・リンチ絵画展@パリ ジ・エアー・イズ・オン・ファイアー展  David Lynch "the air is on fire"
美術展カタログ『The air is on fire, David Lynch』
展覧会 ミラノ トリエンナーレ財団美術館『The air is on fire』@ Triennale de Milan
デイヴィッド・リンチ新画集『闇の光彩』『リトグラフ』 David Lynch "Dark Splendor" "Lithos"

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2010.10.12

■パリ シネマテーク デイヴィッド・リンチ:David Lynch作品上映

David_lynch_la_cinmathque_franaise

DAVID LYNCH - La Cinémathèque française(公式HP)
(Twitter / 滝本誠さん経由)

"娘からメールあり、パリのシネマテークの10月はLynch上映が13日から、当日はリンチが出席。ハロウィンナイトはツインピークスファーストシーズン+ローラパーマー最期の七日間。コスプレナイトらしいよ "

 2010.10/13-31。公式HPのプログラムによると、短篇含め全作品上映みたいだ。あのTVシリーズ "ON THE AIR" も、初期短篇も公開される。

 フランス在住のリンチファンの方は、是非、仮装で参加を。
 ログレディならいいけれど、酸素マスクのフランク・ブースは、会場に行き着く前に捕まる恐れ有(^^;)。

◆関連リンク
Cinema paris et programmes, exposition et musee paris - La Cinémathèque française(パリシネマテーク公式HP)

 フリッツ・ラングの特集頁とか渋い。あとリンチ作品の批評紹介とか。
 『マルホランド・ドライブ』論、読みたいけど仏語(泣)

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2010.10.08

■Andrei Konchalovsky監督 "The Nutcracker in 3D" 予告篇

Nutcracker

The Nutcracker in 3D - Movie Trailers
 アンドレイ・コンチャロフスキー監督による大作ファンタジー映画。
 予告篇には、テリー・ギリアム風のガジェットも出てきて、なかなか期待させる出来になっている。
 これも飛行シーンがかなりあるようで、『アバター』『ヒックとドラゴン』に顕著なように、3D映画にとって飛行シーンは定番となってきたようだ。

◆関連リンク
The Nutcracker (2010) - IMDb
アンドレイ・コンチャロフスキー - Wikipedia
CIA☆ こちら映画中央情報局です:
 ハンガリー映画の超大作 「ナッツクラッカー」

"製作のHCC メディア・グループが「ナッツクラッカー 3D」に費やした製作費は、ハリウッド映画の大作並の約9,000万ドル(約77億円)と伝えられており、それだけの巨額投資を当然、ハンガリー国内だけ で取り戻せるはずがありませんから、国際的な市場に打って出なければならず…"

 

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2010.10.07

■押井守監督 新作短編「Jet'aime」(GLAY「Satellite of love」PV) & 今 敏「セラフィム 2億6661万3336の翼」(原案 押井守)

Je_tame

GLAY 「Satellite of love」(GyaO![ギャオ])
 (Twitter / Uotuki-tsukuyoさん経由)

"押井監督の新作短編映画「Jetame」が一部見れます!人っ子一人いない東京の街、妖しい球体関節人形(楽器と一体になったこの人形は鬼頭栄作さんぽい?)さまようバセットハウンドは正に押井節。西尾さんのアニメーションも滑らか"

GLAY×押井守「Jet‘aime」2つの世界が融合(アニメ!アニメ!)

"監督: 押井守
絵コンテ/演出/キャラクターデザイナー/作画監督: 西尾鉄也
音楽: GLAY  美術監督: 増山修
エグゼクティブ・プロデューサー: 石川光久
プロデューサー: 石井朋彦
制作: プロダクション I.G"

 Gyao!のリンク先で、日清食品のCFの後に、短編の一部が再生されます。
 しかし絵コンテも演出も西尾氏で、監督:押井守って、なんか違うような気がする。監修とかプロデュース、構成とかの役名が合いふさわしいような、、、。
 でも紛れもなく、押井的イコンが溢れている短編。
 犬監督の名をほしいままに好き勝手にやってる(^^;)。

 全篇観たいのだが、10/13発売のGLAYのアルバム初回限定版を買わないと手に入らない。

Twitter / KON'STONE 追悼記事掲載 - KON'S TONE

"追悼記事掲載: 月刊COMICリュウ 12月号2010年10月19日(火)発売別冊附録として「今 敏 追悼BOOK」が収録。1994年より『アニメージュ』(徳間書店)に連載された今 敏と押井守の共作マンガ『セラフィム』が数篇掲載"

 (こちらもTwitter / Uotuki-tsukuyoさん経由)

"あのセラフィムが次号コミックリュウに再録だとか……"

Seraphim(KON'S TONE)

"世界中に蔓延し、罹患者全てを死に至らしめる“天使病”。その謎を解くべく中央アジアの奥地を目指し、旅立つ3人の賢者と一人の少女セラ"

 「セラフィム 2億6661万3336の翼」未読なので、発売の10/19が待ち遠しい。「数篇再録」というのは、掲載は全篇ではないということなのか。

ダンナが押井マニア [押井守関連書籍] アニメージュ 1994年5月号 [セラフィム 2億6661万3336の翼].

"この号には「序章(プロローグ)」が8ページと、巻頭の綴じ込みページが掲載されています。"

 "SERAPHIM ─ 266613336WINGS" 全16回だったみたい。仮に8頁/回として全128頁、これなら掲載できない量じゃない。全部、掲載されているのを祈るばかりです。

◆関連リンク
GLAYが押井守監督とコラボ!!/芸能・社会/デイリースポーツonline.

同 作は押井監督が、GLAYのニューアルバム「GLAY」の特典映像として製作した短編。ギターのHISASHI(38)が押井監督の熱烈なファンだったこ とがきっかけで、コラボが実現した。収録曲「Satellite of love」のプロモーションビデオという形だが、押井監督の世界観を尊重し、メン バーやメンバーをイメージしたキャラクターも登場しない内容となっている。

『GLAY(初回限定盤)(DVD付)』

初回限定盤は豪華特殊パッケージ仕様! DVDには監督:押井守/制作:プロダクションI.Gによる短編映画『Je t'aime』からの新曲「Satellite of love」Music Video

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2010.10.06

■S.Shankar監督 "Robot" (原題 : Endhiran:ィエンディラン) 予告篇

Robot_endhiran

YouTube - Endhiran Theatrical trailer
(Twitter / いとうせいこう経由)

"この予告、毎日つい見ちゃう。インド映画、すごい。 RT @guwk RT @kemta いやほんとこれすごいな。3回通しで見た。RAJINI(「踊るマハラジャ」etc)の新作。"

 ロボットも踊る素敵なインド映画の予告篇。
 これもひとつのカルチャーショック。とにかく一見の価値有り。

◆関連リンク
Robot - Official site - Produced by Sun Pictures and Kalanithi Maran Directed by Shankar starring Rajnikant an Aishwariya Rai bachchan.
 公式HP
Enthiran - Wikipedia, the free encyclopedia
 SFX,CGIはどこのスタジオが担当したか、よくわかりません。
ラジニ★jpニュース | ィエンディラン(Endhiran/Enthiran)

"ラジニ新作「ィエンディラン」"

 主演のラジニのファンサイト。

 

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2010.10.05

■Colin,Greg Strause:コリン,グレッグ・ストラウス監督 侵略SF "Skyline:スカイライン"予告篇

Skyline_new_poster

Skyline - Movie Trailers - iTunes

 ネットで話題になっている侵略SFの新しい予告篇が公開されている。この手のが好きな人には堪らない映像です。(ただしネタばれ全開の予告のように見えるので、白紙で観たい方は、クリックしない方が懸命)

 空に浮かぶ侵略者の機体と、そしてたぶんその生命体の映像が、バリバリに映っています。
 観た感じ、これがよくある予告篇に名場面が全て使用されている映画でなければ、1大侵略ページェントが劇場で展開するでしょう。3Dでないのが残念。

◆関連リンク
・本作のColin Strause, Greg Strauseの兄弟監督(たぶん)は、Aliens vs. Predator - Requiem (2007)の監督。
YouTube - On the Set of Aliens vs. Predator: Requiem AVP2
 両監督のインタビュー映像。
AVP2 エイリアンズVS.プレデター - Wikipedia
DVD『AVP2 エイリアンズVS.プレデター』
 なんと今なら991円。まだ観てないので、買っちゃおうかな(^^;)

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2010.10.04

■押井守監督 フルHD 3Dアニメーション「009 REOPENING」

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CEATEC 2010 「サイボーグ 009」3D映像を初公開(パナソニックプレスリリース)

 10月5日(火)から9日(土)まで幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される最先端IT・エレクトロニクス展「CEATEC JAPAN 2010」のパナソニックブースにおいて、「サイボーグ 009」のフルHD 3Dアニメーション映像を初公開いたします。

 同作品のキャラクターと世界観を基にした約4分45秒の3D映像が、日本を代表するアニメーション映画監督・押井守氏とプロダクション I.Gによって制作されました。

 既にアチコチで書かれているが、押井守の初3D映像が、10/5に公開される。
 おそらく制作は『アバター』後にスタートしているはずで、10年かけても追いつけない、とジェームス・キャメロンに完敗宣言した押井が、どのような立体映画を作ったのか、大変、興味深い。

 4分45秒ということと、加えてそのタイトル"REOPENING"(再開)から考えると今回はパイロット版の位置づけ。これは今後の展開があるという事でしょうね。

 邪推して考えると、以前からI.G.関連情報としてネットで書かれているように、押井守の新作長編と神山健治監督の新作がリンクして企画されているようなので(もちろん『攻殻機動隊』の可能性は否めませんが)、この『サイボーグ009』がそうした作品になる可能性もゼロではないのかな、と。

 押井守なら、もちろん『サイボーグ009天使篇』の映像化!?という予測も立ちます。なにしろ天使には眼がない監督ですからね。
 そしてもうひとつは、犬監督の異名から、001イワンが、実は犬キャラだったりするかも(^^)。石ノ森原作者サイドから許可が出るわけもないか(^^;)。

◆押井守による『サイボーグ009』映画化について

押井守が『サイボーグ009』の短編3Dアニメを制作
- 押井守 情報サイト《野良犬の塒》

"「冷戦後の世界であれをやること自体意味あるんだろうか」というとさ、間違いなく『009』は冷戦の産物だから。国連の話だよ。武装する国連の話。中国からフランスから日本からアメリカから、国籍の違う人間がギルモア博士を入れて10人で(集まって)、共通の目的に向かう。それで敵が何かといったら軍産複合体。(略)言ってみれば国連主導から逆に「国家を温存しよう」っていう話だよ。(略)「こうやったら映画にできるのかな」って一通り考えたよ一応。結論としては駄目だよ(笑)"

 さすが、押井サイト《野良犬の塒》の教官さん。
 興味深い009映画化についての押井守によるコメントを、以前ご自身でなされたインタビューから掲載されています。
 これによると、教官さんも書かれているように、押井による長編はないかもしれない。
 だけれども、009が「武装する国連」の暗喩だ、という鋭い認識から出発して、それをひっくり返すような話、というのも観てみたいもの(^^)。
 この視点で扱うのならば、政治的/エスピオナージ的なアプローチのストーリーで定評のある神山監督がぴったりかもしれない。
 『東のエデン』の9番に続き、『999』も、まさしく世直しする"9番"の物語だしね!

◆蛇足
 押井守の3D 009について書いてますが、本当は、009映像は金田伊功OP至上主義者の私。あのOPの3D感は超えられないでしょう(^^;)。さらに、SyncFutureのルーセント・ピクチャーズさんに、あの金田伊功OPを、2D-3D変換技術で、立体映像化して欲しかったり(^^)。

◆関連リンク
IG Port | 説明会資料

"2010.08.02 2010年5月期 決算説明会 資料"

 赤字脱却のため、「大型人気タイトルの続編を企画進行中。」と記述されているので、本文中で書いた押井映画と神山リンク企画は、『攻殻機動隊』の可能性が高いと思う。
・当Blog記事
 感想 長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』
  神山監督と9番の浅からぬ関係について書いてます。
 感想 ジェームス・キャメロン監督『アバター』3D

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2010.10.01

■名古屋市科学館 世界最大のドームプラネタリウム 試験投影

Universariummix_large

大迫力、世界最大の星空 名古屋の科学館で試験投影 :
 動画 - 47NEWS (ニュース映像)

"名古屋市科学館は24日、内径約35メートルと世界最大のドームを持ち、来年3月に開館予定の新館プラネタリウムの試験投影を実施。"

中日新聞:世界最大“星空”輝く 名古屋市科学館で試験投影:社会(CHUNICHI Web).

"中心部に設置された直径1・6メートルの投影機は独カールツァイス社製。肉眼で見える6等星までの恒星9000個をこれまで以上にくっきりと表現する。"

Welcome to Carl Zeiss Planetarium

"UNIVERSARIUM Models IX and IX TD
Designed for star theaters with large domes

UNIVERSARIUM is the most powerful planetarium instrument from Carl Zeiss, and probably even the most powerful of its category. Designed for large domes and multimedia theaters, and for horizontal (Model IX), as well as for tilted domes (Model IX TD)."

 リンク先で名古屋市科学館プラネタリウムの試験のニュース映像が見られます。
 で、カールツァイスへのリンクは、そのニュース映像に映し出された投影機の公式HP。冒頭の引用写真がその投影機。なかなか渋い佇まいである。
 しかし、それにしても、何故国産のメガスターが使用されなかったのか、気になるところ。
 関連リンクに示したメガスターのフラグシップでも、30mまでのドーム対応ということなので、35mの名古屋市科学館には開発が追いつかなかったのかも。

◆関連リンク
スーパープラネタリウム「MEGASTAR(メガスター)」シリーズのオフィシャルサイト|メガスターイベント|地上最高の星空

"世界最高峰を自負するMEGASTARシリーズのフラッグシップ機、それが2200万個の星を再現する「Super MEGASTAR-II」です。(略)
Super MEGASTAR-IIは直径30mまで、MEGASTAR-IIは同25mまでのドームに対応しています。"

Welcome to Carl Zeiss Japan
 カールツァイスのプラネタリウムって、名古屋含めて日本では4館しかないんですね。
Zeiss - Grossplanetarium - Home

Photo

 こちらはドイツベルリンの「ツァイスプラネタリウム」。
 美しい佇まいに、思わずうっとり。

・当Blog関連記事
 世界最大のプラネタリウム建造中@名古屋市科学館
 建造中の写真もなかなかです。

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