■iPhoneアプリ PRO HDR うちの近所はサイケデリック
何気ない、いつもの夕方、犬の散歩で撮った近所のサイケな光景。iPhoneアプリ"PRO HDR"で試し撮りしたHDR写真。
以前書いたように、iOS4のHDRが物足りなかったので、この230円のアプリを入れたのだけど、なかなかいい。
特に、明るさやコントラストをその場でいじって自分の好みの画質を作れるのが楽しい。夕焼けとか明暗の分かれた情景で威力を発揮する。
これを見ると、サイケで妙竹林で、家の近所がまるで筒井康隆の「ポルノ惑星のサルモネラ人間」になったみたい(^^;)(ちょっと違うか)。
上記でHDRの作成方法を説明すると、、、。(説明と言うほど難しくなく、自動でできるため、至って簡単)
Pro HDRは自動的に露出をアンダーとオーバーに振った写真を連続して2枚撮影(左の2枚)。そしてそれを合成した(3枚目)が自動で作成される。
撮影者は、画面でこの3枚目の写真を見ながら、同時に画面に表示される各種の画質調整用のスライダをいじって好みの画像を作り出すだけ。
同じ日に撮った別の画像。これもみんなご近所です(^^;)。
真ん中は、近所の園芸店の温室で撮ったカナリア茄子。日常が非日常へ(^^;)。
さらに欲張ると、こういう動画が撮れるアプリも欲しい。
一度に明暗の両サイドに振った露出の画像を撮って、それを融合処理しなければならないので、動画だと、CPUの恐ろしい高速化が必要だろう。
ただ処理速度の向上は日進月歩なので、あと数世代たったら、iPhoneでも可能になるかもしれない。
そして、そんな技術が出来上がったら、こんな色合いのシュヴァンクマイエルアニメも観てみたいものだ(^^;)。
こういう写真を眺めていて、そのまま外に出ると、何だか街を見る眼がHDRしていて、ちょっと色合いが面白い風景を見ると、おっ、と思う。
大友克洋の漫画を見た後に街へ出ると、まるでそま輪郭線が大友の絵のようにきっちりとして見えてくるのと、近い感覚。
脳内HDR処理機能が働きだすのだろうね(^^;)。
◆関連リンク
・Yasutaka Tsutsui "Salmonella Men on Planet Porno"
このカバーはサイケでないがシュール 。ついでに"Paprika"もいいですね。
・iPhone写真のHDRアプリ6種類チェック | favLife
・iPhone 4 のHDR写真と、アプリ Pro HDR での写真を比較 | 酔いどれオヤジのブログwp
あきらかにPro HDRのダイナミックレンジが広いのが、わかります。
・当Blog過去記事
iOS 4.1 HDR撮影 下呂 禅昌寺 & 緑の館事
HDR(High Dynamic Range)写真
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