■天願大介 脚本・演出 métro第2回公演「舞台版・妹と油揚」
演劇ユニットmetro公式HP 「舞台版・妹と油揚」の宣伝用動画
2009年12月3日(木)〜13日(日) at SPACE雑遊
天願大介のPFFアワード作「妹と油揚げ」の芝居が、昨年、公開されていた。
公式HPの「過去の公演情報」にある芝居のポスターが強烈。左が自主映画版、右がmétroの舞台版。イヅナの鴇巣直樹氏が鬼気迫る表情。
既に公演は一年近く前に終わっているが、この舞台、なんとかDVDが出ないものかな。演劇はその一回性が素晴らしいのだけれど、地方ファンのために、是非ともDVDをPlease!!
天願大介監督の自主映画「妹と油揚げ」を観たのは、既に20年くらい前だけれど、衝撃の一本だった。
特に、鴇巣直樹演ずるイヅナは映画版でも凄かった。
この作品、もう一度観たい。昨年末上映会が東京であったとは!
◆最近の天願大介の仕事
・métro 2010年の公演
週刊大極宮 | 大極宮 -大沢オフィス公式ホームページ-
"月船さらら×出口結美子の演劇ユニットmetroの第三回公演がありました。
一回目は「陰獣」、二回目は「妹と油揚げ」でありまして、今回は谷崎潤一郎『痴人の愛』。出演は月船さん(ナオミ)と池下重大さん(譲治)、天願チームの怪優・鴇巣直樹さん(痩せた男)。今回出口さんはプロデューサーと声の出演。
一回目はミステリ、二回目は妖怪(全日本妖怪推進委員会推進舞台)ということで、僕なんぞにもお呼びがかかりまして、脚本・演出の天願大介さんとトークなどをさせていただきました。"
京極夏彦がエッセイで上のように書いている。
京極と天願の対談、これは興味深い。(残念ながら既に終了)
最新では、天願大介、三池崇史監督の『十三人の刺客』で脚本書いている。巷の評判がいいので、僕も天願シナリオを観に行きたいのだが、なかなか時間が、、、。
それにしても、『世界で一番美しい夜』(2008)に続く監督次回作はどうなってるんだろ?
◆旧作だけれど、、、
今村昌平監督『カンゾー先生』観た。天願大介との共同脚本。
さすがに今村昌平の最高傑作、というわけではないけれどなかなか良かった。なにしろクライマックスで、あんなスペクタクルがあろうとは、、。老いても豪快ですね。そして天願のシナリオの力なのかも。
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コメント
IT革命の戦士さん、コメント、有り難うございます。
天願監督、映画の結構がカッチリとして、それでいて情念をとらえていて、とても魅力的な映画を撮る監督/脚本家さんですね。
>>映画はどうもエログロとまではいかないまでも、セクシーな作品が多そうですねえ。
天願大介 - Wikipedia
たしかに人間の性がテーマのひとつであることは間違いないですね。というより、人の営みがテーマというか。
僕は『アジアン・ビート(日本編)アイ・ラブ・ニッポン』『暗いところで待ち合わせ』とか好きです。後者は性からは離れて、サスペンスをエンタテインメントとして見事に描いた、どなたにでもお薦めできる傑作です。
投稿: BP(IT革命の戦士さんへ) | 2011.02.20 19:18
天願大介監督のお父さんが、あの今村昌平監督とは驚いた。私は最近の映画にはうといので、天願監督を知ったのは、三池監督のサイトです。庄内映画村での三池監督との写真を見た時、お世辞ではなくいい顔をした監督さんだなと思いました。きっとお父さんも若い時分は、ああいう顔をしていたんだろうなと思う今日この頃です。苗字の天願は母方を名乗っているのか、それともペン・ネームなのか・・・?そんなことはどうでもいいことかもしれませんが。映画はどうもエログロとまではいかないまでも、セクシーな作品が多そうですねえ。
投稿: IT革命の戦士 | 2011.02.20 03:44