■「テオ・ヤンセン展~生命の創造~」@日本科学未来館 シアメシス
& 大人の科学「テオ・ヤンセンのミニビースト」
Siamesis 2010 from Strandbeest on Vimeo
企画展『「テオ・ヤンセン展~生命の創造~」物理と芸術が生み出した新しい可能性』 | 日本科学未来館.
"本展では新旧計13体の「ビーチアニマル」を展示。世界初公開となる「シアメシス」(体長15メートル)をはじめとする、巨大作品2体と小型作品(体長4メートル)2体が、会場内で巧妙な動きを披露します。
開催期間 2010年12月9日(木)~2011年2月14日(月)
開催場所 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンb
開館時間 午前10時~午後5時(入館は閉館時間の30分前まで)
休館日 毎週火曜日(ただし、1月4日は開館)"
昨年年初の日比谷『-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展』に続き、オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンの大規模な展示会が日本科学未来館で開催される。世界初公開の「シアメシス」(体長15メートル)の巨体が圧倒的ではないかと予想される。
そして調べてみたら、新作「シアメシス」(体長15m)の動画があった(冒頭)。綴りは、Siamesis。思ったよりダイナミックだけど、個々の脚の動きは繊細だ。動力も電子制御装置も持たずにこの精緻な動きは驚異的だ。
でも生物を名のるなら、神の創造物なのだから、精緻で当たり前かも(^^;)。
シアメシス:Siamesisの語源は、Siamese:「シャムの」。
wiki 結合双生児によると「シャム双生児」という言葉使いは本来結合双生児には適切ではないが、通称で定着してしまっているから使用したのか。
で、そこから本来の日本語はシアメシス→シャムシスが正しいのかも?
" テオ・ヤンセン氏監修のもと、風で動く小型のストランドビーストがふろくに登場。試作を見たヤンセン氏は、ふろくにAnimaris Ordis Parvus[小さい(パルビス)オルディス型(Ordisはヤンセン氏の作品群の名称)のアニマリス(ラテン語で動物)]の名を与えた。
A4変型判/100ペ ージ/2011年1月発売予定
予価:3,500円(税込)"
そしてタイミングを合わせて、大人の科学がまたしてもやってくれます!
リンク先の動画を観ると、まさにあの動きを再現してくれています。しかも動きがスムーズ。
あ、でもスムーズなのは当たり前か、テオ・ヤンセンが廃物で作っているところを玩具とはいえ、しっかりした工業製品として製造しているわけだから。
これは期待できます!
◆関連リンク
・テオヤンセン日本オフィシャルサイト
・STRANDBEEST
・Ventosa Siamesis | Flickr - Photo Sharing!
シアメシスを上から見た写真。構造がわかります。
・Theo Jansen - Google ビデオ
・Dailymotion - TEDTalks_ Theo Jansen (2007), a video from tedtalks. www.ted.com, Tedtalks, biomechanics, Theo, creatures.ヤンセンが解説
・Theo Jansen『The Great Pretender』
当Blog記事
・見学記 2009.1『-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展』-1
・見学記 2009.1『-Theo Jansen- テオ・ヤンセン展』-2
・Theo Jansen- テオ・ヤンセン展
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