■感想 ピート・ドクター, ボブ・ピーターソン監督"UP:カールじいさんの空飛ぶ家"
ピート・ドクター,ボブ・ピーターソン監督"UP"をレンタルBlueRayで観た。
3D定番の飛行映画。立体映画として劇場へ行かなかったことを後悔。
素晴らしいCG映像、そして南米ギアナ高地。メインスタッフがベネズエラにロケハンした成果が生々しく活きている。(ブルーレイディスクに特典映像として入っているのが、「南米ベネズエラ冒険記」。ギアナ高地という言葉は何故か出てこない。映画の「パラダイスフォール」はテーブルマウンテンのアウヤンテプイ(Wikipedia)のエンジェルフォール(Wikipedia)がそのモデル。実物のエンゼルフォールの3倍の高さ。)
あの奇想な場所へ多分初めて芸術家が立って感じたことが画面の隅々に活きている。アーティストによる自然の景観の受容と表現。月とかも含めて、もっとこうしたアプローチが実施されるといいと思う。
(引用写真 左がギアナ高地エンジェルフォール、右が"UP")
しかしPIXARのCG、質感がますますUpしてますね。うちでは、これを立体視できないのが残念でたまらない。あとジョン・ラセターのもとで、彼より少し若い監督が頑張っている。
物語について。今はうちの子供達は大きくなって親父とはいっしょに観てくれないのだけれどw、最高の家族映画ですね。
あ、"UP"も良かったけれど、一度ギアナ高地を、IMAX 3D とか、立体映画で観てみたい。ハイビジョンでは何度もBS等で見ているのだけれど、あの景観を実写でも立体視したい!
◆関連リンク
・BD『カールじいさんの空飛ぶ家 コレクターズ・ボックス』
●『カールじいさんの空飛ぶ家 ブルーレイ(本編DVD付)』
●「THE ART OF カールじいさんの空飛ぶ家」(徳間書店刊)(豪華装丁アートブック)
●スカイドーム(スノードーム)(サイズ:高さ約70mm×直径約83mm)
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