■アピチャッポン・ウィーラセタクン監督『ブンミおじさんの森 : Uncle Boonmee Who Can Recall His Lives』予告篇
Uncle Boonmee Who Can Recall His Lives - Movie Trailers - iTunes
"Suffering from acute kidney failure, Uncle Boonmee has chosen to spend his final days surrounded by his loved ones in the countryside. Surprisingly, the ghost of his deceased wife appears to care for him, and his long lost son returns home in a non-human form...
Director:
Apichatpong Weerasethakul
Cast:
Thanapat Saisaymar, Janjira Pongpas, Sakda Kaewbuadee, Natthakarn Aphaiwonk"
アメリカでは、今週、2011.3/2から上映されている。このポスターがとても良い感じなので、御紹介。
Introduction - ブンミおじさんの森(日本公式HP)
"2010年5月、第63回 カンヌ国際映画祭。 最高賞(パルムドール)
審査委員長 ティム・バートン
「世界はより小さく、より西洋的に、ハリウッド的になっている。でもこの映画には、私が見たこともないファンタジーがあった。それは美しく、まるで不思議 な夢を見ているようだった。僕たちはいつも映画にサプライズを求めている。この映画は、まさにそのサプライズをもたらした」"
日本は、2011.3/5公開。
そして公式HPの雰囲気は、アメリカのポスターのようなマジックリアリスムのタッチはなく、なんだかいつものミニシアター系のオサレ(って言うんだよねw)映画なトーン。こうしないと日本では受けないと思っているのかな、どっかワンパターンな思考の配給会社(失礼)。森ガール狙いか(^^;)
映画は、日米の予告篇をリンク先で観てみると、まさに東南アジア的な空間に、精霊的なものが現れるようなシーンが秀逸。特に米国予告編を観ると、トラン・アン・ユン監督の映画文法を思い出させる静かなタッチなのだけれど、こちらはベトナムではなくタイが舞台のようである。
こういうタッチで諸星大二郎の漫画を映像化してほしいものである。
和製ホラーに並ぶ、アジア圏ホラーができるように思うのだが…。
◆関連リンク
・ブンミおじさんの森のブログ
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