■古川日出男 震災後-3 震災チャリティコンテンツ「プーラが戻る」二次配布
"古川日出男 誰に向けてこのメッセージを発するかで、僕の言葉は変わってしまう。出身地である福島の人間に向けるのか、東北から北関東の被災地のほぼ全域の人々に向けるのか、それ以外の皆に語るのか。あの日のあの瞬間から、僕の脳はずっと言葉で埋まり、同時に、僕の脳はしばしば麻痺している。「するな」と自分に言う。金縛りにあうのはわかる、しかし、金縛りにあっている暇のようなものはないのだ。誰に向けてメッセージを、と問うのも無意味だと今わかった。直面しているそこここで、僕たちが、それぞれに繋がれ。大切なのはきっと、それぞれに、だ。"
WBStore(早稲田文学公式ストア)
"古川日出男「プーラが戻る」
・書き下ろし短篇 「プーラが戻る」(全13頁/本文11頁)
・販売金額は全額、日本赤十字社の義援金に寄附されます。
・このPDFファイルは、期間限定でコピーフリーです。
(期間=2012年3月まで。ただし、著作権は著者に帰属し、作品の改変および、発行者と著者または著者が許諾した第三者以外による販売はできません)。
・コピーで読まれた方あてに、「当サイトでの販売金額もしくは任意の金額の、義援金としての日本赤十字社あて送金をお願いしたい」旨の注記が奥付部分にあります。
・本サイトで購入された場合、販売金額に加え、販売金額と同額の義援金が著者・発行者などからなる基金より日本赤十字社に寄贈されます。
・商品は、お申し込み後にメール添付にてお送りします。
・おひとりさま同一商品を5口までご購入いただけます(お送りする商品は1点です)。
・価格:500 円"
早稲田文学企画 震災チャリティコンテンツ古川日出男「プーラが戻る」
上記リンクから申込むと、PDFが送られてきた。
そしてこの電子ファイルは、赤十字への献金を御願いする前提で二次配布可能とのことなので、このBlogにも掲載する。
「Furukawa_charity.pdf」をダウンロード
是非、ダウンロードした方は、どこか、日本赤十字に献金できる場所で献金を御願い致します。
◆感想
なんとこれは、怪獣ものの虚構文学。フワフワした雰囲気の小説で、少し不思議なファンタジーとなっておりお薦め。
震災後に書かれた物語であるのだろうけれど、僕が予想していたような、文学の戦端を切り拓くように過激な言葉のつながりで描かれていた古川の最近の小説とは文体も異なる。
ここから、どんな場所に震災後の古川日出男が進んでいくのか、刮目してウォッチしていきたい。
早稲田文学編集室からいただいたメールには、今後、川上未映子、阿部和重、中森明夫ほかが参加予定という。
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