■「名和晃平─シンセシス展」KOHEI NAWA SYNTHESIS@東京都現代美術館
「名和晃平─シンセシス展」
東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
プレスリリース(PDF)
"「Cell」という概念をもとに、先鋭的な彫刻・空間表現を展開する名和晃平(1975年生まれ)の個展を開催します。 名和はビーズやプリズム、発泡ポリウレタン、シリコーンオイルなど流動的な素材・メディアを情報社会における感覚や思考のメタファーとして扱い、デジタル とアナログの間を揺れ動く身体と知覚、感性のリアリティを多義的に表現します。 BEADS/PRISM/LIQUID/GLUE/SCUM/DRAWINGなどのカテゴリーに新たな展開を加え、音楽やファッション、プロダクトデザイ ン領域とのコラボレーション、パブリックアートなど、国際的に活躍する作品世界の魅力を紹介します。
会期:6/11(土)〜8/28(日)
休館日:月曜日 ただし7/18, 8/15, 22は開館、7/19は休館
会場:企画展示室 地下2階
時間 10:00 〜 18:00(入場は閉館30分前まで)
※節電等の影響は予め御確認の上、来館下さい。
スタッフ 企画=森山朋絵(学芸員)/広報=小原久実子"
「名和晃平─シンセシス展」公式サイトは製作中だけれど、プレスリリースのPDFに掲載された展示作品の写真が素晴らしい。
僕は以前記事にした京都造形芸術大 ウルトラ・ワーク・イン・プログレス 『ULTRA FACTORY ウルトラファクトリー展』にて、大小のガラス玉で構成された豹を観た(この時の動画 名和晃平 "PixCell-Model-Leopard")。
トップに掲載した写真と同じく、動物の姿の造形に大小種々のガラス玉を付けたもの。写真だけではわかりにくいけれど、四方から眺めた時の光の変化が素晴らしい。
Kohei Nawa PORTFOLIO BEADS(名和晃平氏公式HP)
"PixCell - ...... (Beads) 対象となる物体の表面を透明のガラスビーズで被覆することで、物体そのものの存在を「光の殼」で置き換え、「映像の細胞」(PixCell)という新たな ビジョンを提示する。 動物の剥製はすべてインターネットで収集。オークションサイトを検索し、モニター上にPixelとなって登場するイメージのなかから選ぶ。しかし、購入し て実際に送られてきた本物の剥製は手触りや臭いが生々しく、イメージとのギャップがある。それらを今度はPixCellに置き換えていく。"
PixCellと名付けられたガラス玉の作品が、たくさん掲載されている。
またその他の彫像作品も見もの。
◆関連リンク
・同時開催はこちら
フレデリック・バック展/L'Homme qui Plantait des Arbres
"アカデミー賞を2回受賞したフレデリック・バック(1924年ザールブリュッケン生まれ、モントリオール在住)。スタジ オジブリの協力のもと、本展は、アニメーション「木を植えた男」の映像をはじめ、代表作の原画や戦前のフランス在住時のドローイングなどおよそ1000点 にのぼる貴重な作品により、環境や先住民の文化をはじめとする、今日的な課題への洞察に富む作品世界を本格的に紹介する初めての試みです。
会期:7/2(土)〜10/2(日)
休館日:月曜日 ただし7/18, 8/15, 22, 29, 9/19, 26は開館、7/19は休館
会場:企画展示室 3階、1階"
・PixCell via PRISMOID 名和 晃平 | Art Editions Concept | iida
名和氏の携帯コンセプト、iida。同等のガラス玉のイメージ。
・山口 裕美『THE POWER OF JAPANESE CONTEMPORARY ART』(amazon)
・japanese contemporary art: Japan at 40. Art Basel.
"Kohei Nawa, PixCell-Model-Leopard, 2008"
当Blog記事
・京都造形芸術大 ウルトラ・ワーク・イン・プログレス 『ULTRA FACTORY ウルトラファクトリー展』探訪記・1
この時、展示されたのは、すぐ上のリンクを参照。
・名和晃平のTシャツ
展示会はこのユニクロのアートTシャツを着て行きたい(^^)
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